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【勝手に人生相談 No.227】相談に先読みして対応(京都府・50代女性)

▼ご相談内容▼

相談の仕事をして10年近くになります。

回数をこなすにつれ聞き上手になり、この仕事を天職だと思うようになりました。

ただ最近は、つい2手先の質問をしてしまって「今、関係ないでしよう」と相手に激怒され(最終的にはつながる話なのですが)、苦情の電話が入るようになりました。

生活があり仕事はやめられませんし、会社に迷惑をかけるのも嫌です。
(京都府・50代女性)

▼やまのぼ回答▼

 悩みを抱えた相談者は、闇雲や、手あたり次第。あるいは、お遊びで相談するのではありません。相談者のハラには、いろんな解決方法を、すでに持っているケースが多いと思います。

 要は、いろいろな選択肢から、ひとつ選び抜く決断に躊躇しているのです。言わば、誰かに背中を押してほしい場合がほとんどでしょう。

 誰に言われるまでもなく、当事者本人が一番真剣なのですから、生半可でお茶を濁すような回答を受けたくないのです。だからこそ、飛躍した回答に激怒もするのです。

 人はみな、個人個人の人生経験から体得した、その人なりの処世訓が出来上がっています。こんなケースには、こう対処しょうとか。

 あなたが、どれほどいいアドバイスをしても、決断し実行するのは相談者に委ねられているのですから、あくまでも参考意見の域をでません。

 人の生き方に、正解がない以上、あなたの言うような、2手先という定石は存在しないはずです。

 あなたの驕りの何物でもありません!

 もう一度、初心にもどって、相談者にとって、いい聞き手に徹し、相談者が自ら解決策を、見つけ出すように仕向けることを、理想にすべきです。

 あなたは、それを単にアシストするだけの存在であることを、再認識しましょう!


▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.228】は、山梨県・80代女性のご相談です。「夫の声、大きくなるばかり」を、予定しております。


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