たいき

認定NPO法人Kacotamで、東京支部の運営担当をしています。 2015年6月から、…

たいき

認定NPO法人Kacotamで、東京支部の運営担当をしています。 2015年6月から、札幌でKacotamの活動にボランティアとして参加。 2021年4月からは関東で東京支部を立ち上げました。 カコタム関連の投稿をしていきますが、内容はあくまで個人的見解です。

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  • かんがえる・こうどうする・たのしむ カコタム

    • 233本

    Kacotamのメンバーが、思いおもいに活動に関わるアレコレを書いていきます。

最近の記事

ゆるきち閉館に寄せて

本日、2024年3月31日をもって、中高生のオープンスペースゆるきち が閉館するとのこと。  今後は、拠点のひとつとして場所は残るとのことではあるが、フリースペースとしての運用は、約7年半の歴史に終止符が打たれることになる。 ***  私がゆるきち事業に直接関わっていたのは、2016年秋の開館準備の頃から2020年春までの約3年半のあいだ。  当時はいわばゆるきち黎明期であり、今ほど家具や家電やゲームが揃っていなかったものの、子どももメンバーも大勢が集まり、常に活気に溢

    • 【レビュー】『日常と科学の間にあるモヤモヤを解消する本』を読んで

      発売を楽しみにしていた書籍『日常と科学の間にあるモヤモヤを解消する本』、事前にAmazonの予約を入れていたのが、昨日届いた。 著者:かきもち 出版社:翔泳社 発行日:2021年8月30日  届いた当日にいっき読み! めちゃめちゃ面白かった! というわけで、さっそく、レビューを書いてみようと思う。 内容の紹介著者の かきもち氏 にとっては、これが初の単著とのこと。 タイトルの通り、毎日のちょっとしたギモンを科学の視点で解消していく本。3匹のゆるかわいいネコのイラストと

      • カコタムにおける3つの「担当制」

        今月のカコタムのnoteマガジンのテーマは「#今日の担当はわたし」なので、月末の駆け込み投稿になりますが、カコタムで感じている「担当制」について、ぼんやり書いてみようと思います。 ここで言う「担当」とは、活動回ごとの子どもとメンバーとの関係性を指します。カコタムでは、事業によって「変動担当制」と「固定担当制」と「無担当制」を使い分けています。 それぞれに意図があり良さがあり、そして難しさがあります。 変動担当制スタサポ事業で採られている方法です。学習支援は個別形式で行い

        • KacotamTokyoで一緒に活動するメンバーを募集します!

           札幌市を中心に活動する認定NPO法人Kacotamが、2021年4月から、ついに東京での活動を開始します!   立ち上げ担当と、拠点コーディネーター(暫定)を務めさせていただくことになりました。  東京進出にともない、一緒に活動してくれるボランティアメンバーを、新たに大募集しています!   今日の記事は、団体内外に向けたメンバー募集の内容です。別途、しかるべきところにて正式に募集は掲載するのですが、個人的に詳しく説明する用の文章があったほうが色々と楽なので、ここに書か

        ゆるきち閉館に寄せて

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        • かんがえる・こうどうする・たのしむ カコタム
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          カコタムでの「別れ」を考えてみる

           2月もまもなく終わり、東京では最高気温が20度を越える日も出てきました。今年も、出会いと別れの季節が目の前に迫っています。  1年間で世の中の常識ががらりと変わり、移動や外出が大きく制限されましたが、それでも、進学や就職、転勤などに伴う春の人の入れ替わりは、今年も変わらずあるのでしょう。別れは寂しいものですが、同時に新たな出会いの機会でもあることは、だれしも実感として持っていることかと思います。  今日は、Kacotamマガジン指定のテーマ記事として、「カコタムでの別れ

          カコタムでの「別れ」を考えてみる

          Kacotam Tokyo 始動!

           本日、正式発表となりました。北海道札幌市を中心に活動している認定NPO法人Kacotamが、ついに東京進出します! 東京支部立ち上げ担当を任せていただきましたので、今後、note等にて、準備状況の報告を定期的に行っていきたいと思います! どこでも活動できることの証明  団体としての東京進出の意義はいくつかあります。社会的意義、団体運営的意義……。それとは別に、個人的な想いとして、「どこでも活動できることの証明をしたい」という意図があります。  2020年春、転勤で札幌

          Kacotam Tokyo 始動!

          話し言葉が奥深い…!?~北海道と東京の違い⑥~

           当然ですが、北海道にも独自の話し言葉(いわゆる、方言)はあります。  ただ、関西や東北一部地域のそれに比べると、関東人にもかなり馴染みやすいものです。その人の口癖かなーと思っていたら実は方言だった、みたいなこともよくありました。  もともと影響されやすい性格もあって、自分も、5年間でけっこう方言がうつりました。ネイティブじゃないのでニュアンスに微妙な誤解があるかもしれませんが、もともとのイメージと実態が異なる部分もあったりしてけっこう面白いので、今日は方言の違いをテーマ

          話し言葉が奥深い…!?~北海道と東京の違い⑥~

          信号機が違う…!?~北海道と東京の違い⑤~

           これはマジで他人に指摘されるまでまったく気づかなかったのですが、言われてみれば確かに、信号機のカタチが違います…! 東京の信号機 北海道の信号機  理由はもちろん、雪が積もらないようにするため、なのでしょう。 黄色信号の時間が違う!? これは自分で検証したわけではないのですが、北海道の方が、黄色信号の時間が長いそうです。  理由は、雪道や凍結路で、ブレーキ制動距離が延びるから。  目の前で黄色信号に変わっても急ブレーキが効かないので、すぐに赤信号に変わってしまう

          信号機が違う…!?~北海道と東京の違い⑤~

          終電を逃しても安心!? ~北海道と東京の違い④~

           緊急事態宣言の影響もあって、首都圏の多くの鉄道会社は、終電時刻を繰り上げているようです。飲食店は20時で閉まるし、当然の判断かもしれませんね。  北海道の鉄道事情が、今どうなっているのか分かりませんが、僕がいた当時(コロナちゃんのコの字も無かったころ)は、札幌駅発の終電は、すべての方面への電車が、すべて「23時59分発」だったことをよく覚えています。たとえ帰る方向がバラバラであっても、札幌の終電はみんな23時59分。だから駅前の「コ〇コちゃん」で23時50分にお会計を終え

          終電を逃しても安心!? ~北海道と東京の違い④~

          雪が降っても傘ささない!? ~北海道と東京の違い③~

           先日、僕の住む関東地方にも、雪(らしきもの)が降りました。  去年まではあんなに苦しめられていた雪ですが、ところ変われば不思議なもので、また「わ~い!雪だぁ!」と密かにはしゃぐ自分がいました。  そういえば、はるか昔、自分の成人式の日にも、東京には珍しい大雪が降って、テンションが上がって、地元の友人とスーツのまま雪合戦をした記憶があります。関東人にとって、積雪はいくつになっても心躍るものなのです。 ◆雪=ゴミ とはいえ、北海道に住んでいた頃は、やはり雪は大敵でした。

          雪が降っても傘ささない!? ~北海道と東京の違い③~

          え、そのピーナッツ何に使うの!? ~北海道と東京の違い②~

           今年の節分は盛り上がりましたね。なんてったって、124年ぶりに2月2日の節分でした。近所のスーパーでも、鬼のお面やら、恵方巻やら、豆まき用の「大豆」やら、たくさん並べられていましたよ。  というわけで、北海道と東京の違いシリーズ:パート2! 行ってみましょう!! ◆え、そのピーナッツ何に使うの? 正確に言えば「落花生」ですが、お正月が過ぎると、急にスーパーに並び始めます。ボランティア先の施設でも、落花生が準備されていることがありました。  道民は落花生好きなんだなあ。

          え、そのピーナッツ何に使うの!? ~北海道と東京の違い②~

          チーム分けでパーを出したら怒られる!? ~北海道と東京の違い①~

           北海道に約5年間住んでいたので、もはや第二の故郷感がすごいです。地域住民の生活に密着した仕事をしていましたし、ボランティアで子どもともたくさんコミュニケーションを取りました。友達もたくさんできました。そうしていると、北海道の文化というのはかなり身に染みてくるものです。生まれ育ってきた東京とは、全然異なる文化もたくさんあって、それらに触れることが、とても楽しかったです。  関東に戻って約1年。いまだに忘れられない(もはや自分の一部になりつつある)北海道の文化を、東京のそれと

          チーム分けでパーを出したら怒られる!? ~北海道と東京の違い①~

          苦手な人とのつきあい方

          ある若者から、表題テーマにてリクエストを頂いていました。簡単なようでとても難しい問いだったので、何度も書いては消し、書いては消し…を繰り返していました。(途中で力尽きて別の記事を書いていたら催促されました笑。よく見てるなあ…!) 自分の中での、この問いに対する答えは漠然とあるのですが、なんとも一般化は難しく、かといって僕の脳の中身をツラツラ書いたとて詰まらない記事になってしまうなあ、と思い、書きあぐねていました。 そんななか、まったく別の経緯で読むことになった本のなかに、

          苦手な人とのつきあい方

          第1回共通テスト(現代文)を解いてみて

          共通テストが終わりましたね。 センター試験から移行して初の共通テスト。加えてコロナ禍ということもあり、今年の受験生は、例年以上のストレスや不安と闘いながらの受験だったかと思います。本当にお疲れ様です! 毎年そうなのですが、Kacotamで関わってきた、ことし高校3年生の子たちの顔が、思い浮かびます。全員が共通テストを受けたかどうかは分かりませんが、彼らの努力の成果が存分に発揮できたことを、祈らずにいられません…! さて。共通テストへの移行の背景には、「知識量だけではなく

          第1回共通テスト(現代文)を解いてみて

          【メンバーのアナタに】ゆるきち参加をおススメする3つの理由

          ※Kacotamメンバーに向けた記事となります。 ※本当はnoteで他に書かなきゃいけない「宿題」を温め続けているのですが、、、タイミングの都合もあって先にコチラ投稿するのお許しください。 さて、さっそく本題ですが、認定NPO法人Kacotamでは、ゆるきちのスタッフを募集しています。 個人的には、「ゆるきち」は、せっかくKacotamのメンバーとして活動しているからには、絶対に参加したら良いと思う事業です。ただ、いまいち良さが伝わりにくい点もあるので、僕なりの視点で、

          【メンバーのアナタに】ゆるきち参加をおススメする3つの理由

          数学検定を受検してよかったこと

          2月に、数学検定準2級を受検しました。 認定NPO法人Kacotamでは、各種検定の団体受検を不定期に開催しており、2月には数学検定の団体受検がありました。 団体受検では、受検料が少しだけ安くなります。そんな団体受検を、ゆるきちで行いました。カコタムが関わる子どもに募集をかけ、希望者には対策講座も行うという、とてもよい企画でした。 この団体受検、子どもだけでなくメンバーもOKとのことだったので、僕も学び直しの意味も込めて、申し込みをしました。(もちろん、対策講座の事務局

          数学検定を受検してよかったこと