見出し画像

100マスで創る新規事業〈改〉イントロ

これまで書いてきた100マスで創る新規事業について

多くの方々に見てもらい改良を加えました。

またNoteでの読みやすさも考えて改良版をアップさせていただきます。

企業内で新規事業を起こす活動をしておられる方に

少しでもお役に立てると嬉しいです。

またお読みいただきご意見などお寄せいただけると

改良もできますし励みになります。

よろしくお願いいたします。

スライド2

私は大手電機メーカーで10年程度新規事業開発に携わってきました。


その中で何億円も投資してもらったのに事業立上げできなかったりなど

数多くの失敗を繰り返してきました。

成功体験は自ら提案した社会課題を解決できる

2つの事業立ち上げたことです。

社内のいくつかの部門で新規事業を立ち上げるコツを教える

コンサルを行ってきました。

社外活動では経営大学院に通ったり、

多くのビジネス本を読んだりしています。

その経験の中で、特に社内コンサルをしている時に

どんな事考えたらいいのか、

フレームワークの使うタイミングが分からない、

どんな判断で進めていけばいいのかなど

意外と分かっていない人が多かったり、

進んでいるか分からない、

ゴールがイメージできずにしんどい、

行き詰ったらどこまで戻って考え直せばいいのか分からないと

悩んでいる人が多いことが分かりました。

そこで自分の経験と経営大学院での学びを体系化して

100マスで構成し100マス進めてくと新規事業が提案できる仕組みを

考えました。

これでゲーム感覚で本当は楽しい新規事業開発ができると思います。

VUCAの時代、DXにより多くの会社や業界で変わっていく

必要に迫られています。

会社を変える1つの手段が新規事業です。

実際に業務で新規事業を検討している方や

人事研修で新しいことを提案する課題を持っている方などに

お役に立てると嬉しいです。

スライド3

100マスで創る新規事業では先に述べたように、

100マスを進めていくと新規事業が提案できるのですが、


その100マスをさらに5つの島に分けています。

5つの島をめぐって新規事業を立ち上げる、

なんか冒険をしているみたいでワクワクしませんか?


第1章は既存島です。

新規事業を起こすには何かの強みがなければ

実現できないし競合に勝てません。

既存島では自社や自分の強みを明らかにします。

またどのような新規事業が求められているのか?

求められている新規事業の種類を明らかにします。

既存島から次の島へは既存事業に護送してもらって安全に渡れます。

既存事業があっての新規事業です。ありがたい存在なんです。

第2章では、未来を描きます。

どんな未来が来るのか?その未来に住んでいて困っている人はどんな人?

など考えます。

仮説を立てた未来が正しいかは第3章の3Cぐるぐる島で検証します。

描いた未来が良くなかったら潜水艦でこっそりと

未来島へ引き返してください。

未来島と3Cぐるぐる島は仮説と検証の関係で

なんども行ったり来たりします。

良くない未来のまま先に進めても必ず行き詰ります。

潜水艦としているのは誰にも戻っていることがばれずに、

また、安全に行き来きできるというイメージを持ってほしいからです。

心理的安全性です。

第4章は戦略を考えます。

事業を行っていくと必ず競合が現れます。

事業は継続性が大事です。

競合と戦ってばかりだと疲れますよね。

戦略とは戦いをは略すること、つまり戦わないで勝つ方法です。

継続していくためにも戦略をしっかりと立てておきましょう。

最後は第5章の4P島です。戦略に基づいて顧客に接する

4つのP(Product、Price、Place、Promotion)を立てていきます。

これで完成です。

島をめぐって100マス進めていく。

その先に新規事業が出来上がっている。

本書の目的どおり楽しみながら新規事業を立案してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?