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41マス目 ぐるぐる3周目-競合3

41マス目にようこそ。

今回は顧客と競合がいる業界を理解し

どんな勝ちパターンがあるか明確にしよう。


まずは業界にいるプレイヤーとシェアを調べよう。

しかしなかなかシェアを調べるのは難しいですよね。

その時は調査会社のスピーダは情報が

取りやすくいいです。

トライアル期間があるのでまとめて

有益な情報をもらいましょう。

クープマンの目標値でどんなポジションか

チェックしよう。

 73.9%以上あれば

  独占的市場シェアを持っている絶対王者です。

 41.7%以上あれば

  相対的安定シェアです。そこそこ安泰。

 26.1%以上あれば

  市場的影響シェアです。

  このプレイヤーが動けば市場がざわつくって感じ。

 10.9%以上あれば

  市場的認知シェアです。アッ知ってるてこと。

 6.8%以上あれば

  市場的存在シェアです。ギリギリ生きていける。

このクープマンの数値で評価してみよう。


つぎにアドバンテージマトリックスをやってみよう。

横軸に売上、縦軸に利益率をプロットしてみよう。

売上が高いほど利益率が高くなっていたら、

規模の経済が効く業界ですね。

この業界に参入した買ったら

初めから大きな投資して一気に売上を

上げないといけないですね。

売上と利益が関係ない場合、

差別化が必要な業界ですね。

例えば同じ商品を販売していても

売上に関係なく利益率が高い会社も

低い会社もあるってことは何か差別化で

優位性を出せれば勝てるってことですね。

差別化できれば参入可能です。

このようにアドバンテージマトリックスを

行えば勝ちパターンが見えてくる可能性があります。


最後に業界のルールを考えましょう。

業界特有のルールはないでしょうか?

貴方が参入していけば邪魔をしてくる人は

いないですか?

法規とかは分かりやすいですが

それだけではありません。

業界の締め出しは結構あります。

業界ごとの商習慣も理解しましょう。

新製品はどんなサイクルで出ていますか?

地域ごとや商品ラインアップごとに

住み分けしていたりしませんか?


業界を知り勝ちパターンを明確にすることが

KSF(Key Success Factor)です。

顧客が欲しがるKBF(Key Buying Factor)だけでは

商品で勝つが事業で負けることに

なってしまいます。


ぜひ参入したい業界のKSFを明らかにして

それを自社で満たせるか確認してください。


今回のマスが顧客・競合がいる業界を

理解し事業で勝つためのKSFを明確にし

自社が満たせるか判断しました。


今回も読んでいただきありがとうございました。


 


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