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『天冥の標 2 救世群』小川一水(著)

西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉圭伍と矢来華奈子は、ミクロネシアの島国パラオへと向かう。そこで二人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客たちの無残な姿だった。圭伍らの懸命な治療にもかかわらず次々に息絶えていく罹患者たち。感染源も不明なまま、事態は世界的なパンデミックへと拡大、人類の運命を大きく変えていく―すべての発端を描くシリーズ第2巻。

現代地球でまさかの冥王斑アウトブレイク。SF成分少なめだが、アウトブレイク物として面白い。生き残ってもキャリアになってしまうという地獄が凄い。

前巻で知らされた勢力の内、救世群が明らかになるが、咀嚼者はまだ出てこない。救世群=咀嚼者じゃなかったっけ? これから人間が変化する? クトコトを地球に投入したのは何者? これが咀嚼者でこれから出会う? 謎が深まるばかりだよ…。またプロローグだよ…。

また、フェオやダダー、電気羊が登場するも同源で吃驚。そして正体が全くわからない。ハラハラする。しかし、ダダーの名前が獣姦由来で笑ってしまった。

以下素朴な疑問。

防疫マスクしていても匂いが通るの? その場合、ウイルスはもっと小さいから素通りじゃない?

冥王斑、1巻では血液感染だったのに、地球では涙経由の空気感染。未来どこかで弱体化される?

クトコトの卵、地球で繁殖できないのでは? 1回も繁殖してない?

最終巻のタイトルとオバちゃんは関係あるのかな?

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