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専門学校に行かず知識もない女子大生がゲームプランナーになった経緯

初めまして、何者でもない相葉と申します。

ガラケーでDeNAやGREEといったソシャゲが流行り、それからスマホアプリが主流になっていく変遷を経験した、業界歴10年の現役プランナーです。今はソシャゲの案件に携わっております。
設計とかレベルデザインは得意じゃないので、最近はプロジェクトマネージャーをしています。

noteでは、体験談や仕事に関する雑談やマンガアニメゲームあたりの気になることなど、色々書いて行ければと思っています。
初投稿では、自己紹介がてら、「専門知識ゼロの人間がゲームプランナーになった経緯」を書きたいと思います!


専門学校に行かなくても、ゲーム業界は就職出来る

プランナー職の話です。
グラフィッカーやエンジニアさんは、専門知識やスキル必須です。
(※実際、インターンで来てそのまま就職する流れが結構あった)

私は、2011年3月東日本大震災の時に卒業する4大生でした。(といっても都内の底辺大学の、単位落としまくりクソ学生だったんですが…)
当時、就職は氷河期に近い状況で中々内定が出ない、その上3月には巨大地震。
もちろん内定はなく、地元に帰りました。

が、地元でマンガアニメゲームに関する仕事があるはずもなく……
途方に暮れていた5月。たまたま目にした求人。

「アニメの制作進行」

これだ!と思いました。
だって業界未経験OK、誰でも出来る仕事ですって書いてあったんだもんよ…この後に地獄が待っているとは夢にも思わず、その求人に飛びつきました。こうして好きを仕事にする1歩を踏み出しました。

そもそもゲーム会社に新卒採用ってハードル高くない?

就活では、もちろん好きなゲーム会社を受けました。(当時ドハマりしていた恋愛ゲームとか…)
けれども、応募1000人、2000人に対して採用は数名。(大手は3名くらいだったかな…)
正直、大学名で弾かれてしまうだろうし、当然受かりはしませんでした。

そもそも、絵も描けない、プログラムも出来ない、凄まじく天才的で斬新な発想もない…
そんな素人学生が採用される理由はなかったです。しかもインディーズゲームを作った実績もない。
(それでも当時、必死に企画書作ったんだけどね…)

ソシャゲが世に浸透し始めた頃、小さいベンチャー企業がここぞとばかりに、ソシャゲ事業に参入してきて、いわゆるゲームに関する求人は多々ありました。でも、「業界未経験」が入れる余地はなかったんですね…

そこで、とりあえず何でもいいからゲームやアニメの会社に入って、その後ゲーム会社に改めてチャレンジしようと考えを変えました。
これが功を為したってコト…!

アニメ制作進行からゲームプランナーにジョブチェンジ

アニメの制作進行時代の話は、実は死ぬほどネタがあるんですけど
(深夜、先輩に仕事だからと言われて車を出したら、行先がマックだった話とか…)
ひとまず割愛。

制作進行の経験が活きたのか、業界未経験にも関わらず、ゲームの企画会社の企画部に運よく就職が叶いました。
この時は分からなかったのですが、
「こいつ、そこそこ忍耐あって、プロダクトマネージメントに使えるかも」と思われたんでしょね。(実際、このPMでそこそこの地獄が待っていたわけですが…)

ゲーム会社に就職する方法は、実はめちゃくちゃある

当時、まだTwitterもインスタもそんなに主流じゃなかった時代。(mixiだよ…時代…)
今はSNSがあって、気軽に業界の人にコンタクト出来る時代。

これはめちゃくちゃ強みだと思います。
だって直接アプローチ出来るんだから。

今の新卒就職の難易度がどれほどかは、すみません存じてないのですが、
新卒応募する正攻法だけじゃなくて、ひとりひとり違った方法を模索してもいいのかなと思っています。

ゲームプランナーって、企画書や仕様書、レベルデザインとか色々作るんでしょ?と思われがちですが、
私は正直、この仕事を「究極の雑用」だと思っているので、ゲームプランナーになるだけなら、色々なルートがあります。


ここまで読んでくださりありがとう御座います!

就活生の方や業界を目指す方のために、なんて烏滸がましい事は書けませんし、企画書や仕様書、レベルデザインに関する専門的な所は、そもそももっと詳しい人に聞いた方が…と思っているので、
あくまでも平凡な人間が、記録的に書いているnoteになります。
それでも、ご質問や気になることがあればお気軽にお寄せください!
喜んでお返事したいと思います。


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