【詞】猫を見る / 波止場-2 7 の 2023年10月4日 19:31 猫を見る河川敷で猫を見ていた少々の憂鬱が頭の上で雲みたいに浮いているけど河川敷で猫を見ていた喉を鳴らしてどこかへ行きたそう画面を開けば目の奥まで物事の翳りが沁み付いてしまうくらい 暗闇は多くてさそれもわすれてちょっと寛ぐ時があってもいいからさ自分の些細な日々の描写は題も付かずに線画の記憶になるうるかもしれないこれから先 その記憶の輪郭を思い起こすことがあるのかないのかもどちらでも今、河川敷で猫を見ていた気にしないで空を仰ぐ猫を見ていた猫を見ていた波止場-2心は漠然としていて何秒か経ったらわすれてしまうそれはあなたも同じなのかないや きっと違うでしょうちいさな蟹が居るか見たくて夏の終わりに海へ向かった波打つ岩場に術はなくて変わって波止場に来たんだったねこれ以上 幸せが消えていくのを止める為に 悲しみを堪えてみたんだただでさえ 曇り気味の空がより暗くなって見えたんだ自然にしていた方がいいんだって気のせいじゃないからね海の音に 繰り返し耳をすました午後は下り 夜の気配の波止場風の音が 繰り返し耳を包む午後は下り 夜の気配よ波止場詩集 "りんかく" から詞を2篇投稿しました。 "波止場"は2と付いていますがこちらは1もあります。 最近投稿した詞はこちらから! ダウンロード copy この記事が参加している募集 #スキしてみて 562,742件 #私の作品紹介 108,762件 #スキしてみて #詩 #ポエム #私の作品紹介 #海 #夜 #詩集 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート