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2022年3月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNS起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほどエンゲージメント(※1)しているかを毎月調査しています。

(※1)エンゲージメント
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。

2月編はこちらからご覧になれます!

調査概要

データ取得期間:2022年3月1日~2022年3月31日
調査ツール:No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK for HR」(※2)
調査対象:下記(※3)に記載の20媒体の100エンゲージメント以上(※4)の記事
調査方法:プレスリリース内に記載。今回の調査では、各記事に関するエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※2)SNS分析ツール「THINK for HR」
No Companyが提供する、SNS分析ツールで、SNS上でシェアされている投稿や記事、動画のエンゲージメント量(いいね、RTなどのアクション数)を調べることができます。
(※3)調査対象メディアについて
就活において情報収集する際によく見るメディアについて、大学2〜4年生(n=428名)にアンケートを実施。上位20媒体は以下の通り。
ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活ドットコム、エンカレッジ、キャリアパーク、大学生とつくる就活応援ニュースゼミ、JobPicks、キャリアハック、iXキャリアコンパス、Forbes CAREER、talentbook、Business Insider Japan、日経WOMANキャリア、20's type、Woman type、キャリタス就活
(※4)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出しています。

エンゲージメント獲得数TOP20社

期間中、最もエンゲージメントを獲得した企業は下記の20社となりました。

株式会社heart relation
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
外務省
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
株式会社FLUX
株式会社Schoo
株式会社Voicy
hey株式会社
株式会社LayerX
三菱地所株式会社
株式会社カウシェ
ヤマト運輸株式会社
ナイル株式会社
合同会社こっから
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
for Startups, Inc.
株式会社ビットキー
株式会社10X
株式会社サイカ
日本マイクロソフト株式会社

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社バンダイナムコエンターテインメント(就活応援ニュースゼミ):713ENG

ゲーム会社と聞くと、プログラミングやデザインなど技術的なイメージを持つ学生が多い中で、プロデューサーやマーケターを目指している人でもゲーム会社で活躍できることを伝えています。また、変化が激しく流動的なエンタメ業界において「好奇心」や「自律性」「こだわり」を持つ人が今求められていることを、業界を取り巻く時代背景や自社の取り組み、やりがいとあわせて発信しています。

②三菱地所株式会社(就活応援ニュースゼミ):375ENG

古くから不動産業界を支えてきた三菱地所だからこそ伝えられるエリア開発の歴史や、コロナの影響によるオフィスや建物に対する考え方の変化について触れながら、先が見通せない社会環境の中での街づくりにおいて、会社として何を大事にしているか?について訴求しています。また、少子高齢化や労働人口の減少という社会課題に対して、IT・ロボット化に力を入れることで取り組んでいたり、今後海外展開を更に促進していくことについても触れています。

③ヤマト運輸株式会社(就活応援ニュースゼミ):350ENG

昨年度の宅急便の取り扱い個数が過去最高になったヤマト運輸の、コロナ禍や時代の流れに合わせた様々な工夫・DXについて紹介しており、その中で、業界のイメージとして持たれやすいセールスドライバーという職種だけでなく、企画職やデジタル領域を支える専門職の仕事もあることを紹介しています。また、働く環境や社会環境に対しても会社として配慮しており、多様な働き方や、サスティナブル経営に向けても取り組みを進めていることを訴求しています。

考察

誰もが知っている大手会社の固定概念を払拭する、現在の変化に合わせた働き方や、技術者だけでなく誰でも業界に関わることができる会社の働き方についての記事が注目を集めています。

大手企業や専門的な技術職(例えば今回のような不動産や運送、またゲーム関連の会社)という固定概念が強い会社や職種の場合、幅広い学生/求職者に興味を持ってもらうには、今の世の中の変化に合わせた取り組みをしていることを伝えていくことが重要です。「この業界気になっているけどプログラマーはちょっと…」や「大手企業だけど別にやりたい職種ではない…」など、イメージとは違うが必要としている職種を伝えていくことで学生/求職者の視野が広がっていくと思います。またさらに業界の大きな未来・夢を話すことでより興味を広げられるきっかけになると思います。

(参考)高エンゲージメントを獲得していた他の記事

株式会社heart relation(note):5814ENG

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(就活応援ニュースゼミ):628ENG 

株式会社Schoo(スクー)(note):528ENG 

hey株式会社(note):438ENG 

株式会社カウシェ(note):368ENG 

for Startups, Inc.(Wantedly):159ENG 

株式会社Voicy(Wantedly):119ENG 

お知らせ

THINK for HRについて

スクリーンショット (87)

No CompanyではSNSデータを起点に、企業が求職者に共感されやすい切り口の発見と、そこからの採用コミュニケーション戦略策定〜コンテンツ制作〜広報を、企業の新卒/中途採用・組織/人材開発担当者向けに支援しております。

「THINK for HR」の詳細や採用マーケティングの具体的なソリューション・実績について知りたい方向けに無料で個別相談会を実施しております。

もし、ご興味があれば下記URLからお気軽にお申し込み下さい。https://share.hsforms.com/1bvfFNdWpT72Lo3DvhSHZqw5l1au


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