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蔵書2000冊超のボクが行っている、犬の散歩中に本一冊インプット/アウトプットする方法

今日は奥さんが外出するとのことでボクが愛犬の散歩当番でした。そこで、本noteでは、蔵書2000超のボクが実践する、犬の散歩中の読書(聴書*)のやり方をご紹介したいと思います。

iPhoneユーザーの方は難しいですが、Androidユーザーの方は簡単に真似できると思います。

ちなみにボクはiPhoneユーザーですが、いろいろ前準備をしているので、これからご紹介する方法で読書(聴書*)が出来ています。

*読書(聴書*)と混ざっている理由は、ボクが、本を自炊(電子化)→OCR処理→テキスト化→TTSソフトで再生し、「聴いて」いるからです。自分的に「読む」と書くとウソをついているようで気持ちが悪いので、「読む(聴く)」と書いています。詳しくはこちらを参照下さい。

犬の散歩をしながら本インプット=3倍速で聴く

今日は、30分程度の犬の散歩をしながら、この本を聴いていました。一応リンクは貼っておきますが、オススメしている訳ではありません。以前はKindle Unlimited対象だったのですが、今は対象外のようです。

本のインプットは単純です。犬の散歩しながら、TTS(Text To Speech:音声合成、テキストを読んでくれる)アプリでテキスト化した本を再生するだけです。

Andoroidユーザーの方であれば、Kindleアプリの「読み上げ」機能で代用できます。

iPhoneのKindleアプリの場合は、Kindleアプリを画面表示したままであれば再生してくれます。しかし、自動ロックがかかると再生が停止されてしまいます。Kindleアプリが、バックグラウンド対象アプリでではないためだと思われます。

3倍速で聴くので、それなりに量を読めます。
ここまでは普通です。まーそうだよね、的な内容です。

犬の散歩をしながら本アウトプット=Google Keepで音声入力

本を読んでいると、「おっ、なるほど、そうだよね、メモメモ」と思うことはないでしょうか。ボクの場合は、自分の知識を補強できそうな内容、未知の内容が登場すると、とてもとてもその衝動に駆られます。

犬の散歩中に歩きながら、その衝動に駆られた場合、どうすればいいでしょうか?

はい、簡単です。Google Keepで音声入力してしまいます!
一旦、立ち止まって手入力するのより、圧倒的に入力効率がよいです。長い文章入力もできます。

iPhoneにもAndroidにも音声入力機能が付いてます。その音声入力に対応するアプリも複数あると思うのですが、ここではGoogle Keepをオススメします。理由は後述します。

音声入力のやり方
音声入力のやり方は至って簡単。右下のマイクをクリックするだけで音声入力ができます。画面はiPhoneのGoogle Keep画面ですが、Androidも似たようなものなのでは?と想像します(持っていないのでお許しを)。

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TTSアプリやKindleアプリで聴いていいる状態で、「いいな!」と思った段階で、Google Keepにアプリ画面を変更しないといけません。早くしないと、3倍速で読まれ続け、「いいな!」と思った内容を忘れてしまうからです。

TTSアプリの再生を止めて、Google Keepアプリを起動します。

(歩きスマホになってしまうのですかね、そこの判断はお任せします。ボクの場合は、車道と歩道がちゃんと別れている道でしか行いません。念の為)

音声入力では、音声コマンド(音声でアクションを指示できる機能)も使えます。「かいぎょう」「でん(=読点)」「まる(=句読点)」と発するだけで、「改行」したり、読点、句読点を付けてくれます。これはとても重宝します。

実際の音声入力画面
実際のボクの音声入力後の画面を共有します。一行目の”自分の土俵に持ち込む。”は、「じぶんのどひょうにもちこむ まる かいぎょう」と歩きながら言った内容の入力結果になります。

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第二パラグラフの「勝ちパターンを持っている、問題を見たときの朝認識パターン認識」は言い間違いがそのまま音声入力されてしまっています。「勝ちパターンを持っている、問題を見つけた時のパターン認識」と入力したかったんでしょうね。

修正

犬の散歩中には、インプットと粗いアウトプットまでです。歩きながら、ここまでできるので、これはこれでいいのではないでしょうか。

しかし、後々このメモを見ても、訳のわからない表現、普通とは違う表記(サンシー、アズイズ→3C、As is)、誤字(藤原和弘→藤原和博)もあります。これらを修正しないと、後々の検索で引っかからなくなります。

犬の散歩から戻って、忘れないうちにすぐに修正します。ある程度キーワードが入っているので、目標は5-10分。「後ほど見て理解できるメモ」を意識しながら、PCのキーボードで短時間で修正します。

修正した内容がこちらとなります。
矢印の意味は、「←:理由、根拠 /→:したがって、具体的には /⇒:自分が感じたこと、思ったこと」になります。
ーー
自分の土俵に持ち込む=勝ちパターンを持つ
←勝ちパターンを持っている、問題を見たときのパターン認識が可能
⇒3C Company のAs is分析をベースに、SWOTでの付加価値追加検討がこの「自分の土俵に持ち込む」点でも当てはまる
・プラスアルファの知識を習得する
⇒藤原和博氏の3つの強みを持つにつながる
・インタビューアーのプロファイリングをしておく

・要するにこういうことだと言う分析をわかりやすく伝える、そのコミニケーション能力により、他者から「自分の土俵」を認識される必要がある
→自分のラベル、ブランドを確立する
→出身大学などの属性、何ができるというファンクション、ケイパビリティ

・複数の勝ちパターンを持つのが有効
→近接領域、シナジーから検討

・チームメンバーを味方にする方法
→プレーイングマネージャ、統括マネージャでもメンバーに付加価値を提供する
・コミュニケーションにおける勝ちパターン
→コミュニケーションにおいても勝ちパターンはある

⇒勝ちパターンの視点は参考になる部分もあり、現在noteで記述中の3C分析に追加しようと思った。しかし、その後のチームの話からは、コンサルティングファームに勤務中の回顧録的要素が強くなりすぎており、総花感が強すぎる。こじつけで「勝ちパターン」に持っていこうという思いは伝わったが、再読の必要はなし
ーーー

Google Keepを推奨する理由

Google Keepを推奨する理由はいくつかあります。
音声入力に対応している
クラウド対応している
検索性がよい

音声入力に対応しているのは前提ですね。それがないと、歩きながらアウトプットできないので。

クラウド対応していると、犬の散歩から帰ってすぐに、PCで修正作業ができます。音声入力はiPhone、修正はPCと、最適な入力デバイスを選択できます。流石に修正作業は音声入力よりもキーボードの方が効率がいいと思います。

Google Documentもクラウド対応しているのですが、Google Keepの方が検索性がよいと思います。Google Documentの場合、検索キーワードに該当するファイルがあった場合は、ファイル全体表示となります。複数あった場合は、複数のファイルが表示されます。

一方、Google Keepは、検索キーワードのハイライト表示とともに、複数ファイルが同時に表示されます。該当するキーワードがコンテキスト情報(前後の文章)とともに複数表示されます。そのため、パット見で探したい情報を確認することができます。

したがって、数十行程度のメモであれば、検索性が優れているGoogle Keepの方がいいと思います。

まとめ

犬の散歩をしながら、本を読み(聴き)、それをメモ書き(音声入力)する方法でした。

喋りながら歩くので、通りすがりの人からは奇異な目で見られるかもしれませんが、電話してるぐらいにしか思われません。

犬の散歩をしながら、インプット、アウトプットできる方法としては、いい方法なのではないでしょうか!

ちなみに、この本は7割程度までしか聴けませんでした。インプットだけでなく、アウトプットも行うと、やはり時間がかかってしまいます。

とはいえ、読書(聴書)は、読み(聴き)終わることが目的ではありません。読んだ(聴いた)内容を自分の知識、智慧として昇華させてるために行うものなので、これはこれでいいのかな、と思います。

この内容が参考になれば幸いです。


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