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こんちは! 文芸部員のまるぶんだよ! ここ最近、部員のみんなのnoteにお邪魔して、たくさん…
君が思っている以上に 僕が生きた世界は美しいもので溢れていて それと同じくらい 世界には目…
前書き:「面白い」探しのきっかけ色々な人と話しているときに、思うことがある。 「なんでこの…
夫は、日本人がカタカナ言葉を発音するようには、発音できません。 アルファベット言語の発音…
多分今の私は 普段の私ではなくて いつもより少し飲みすぎていて いつもより少し無防備で いつ…
季節外れの雪はいかがですか(笑) 掌編小説書きました。掌編っぽい、掌編を目指しました。…
「ジョン、行ってきます!」 ユミちゃんは毎朝こうやって僕に挨拶をして学校に出掛ける。 僕にとってユミちゃんは大切なご主人様であり相棒。 同じ家にお父さんやお母さんも暮らしてるけど、僕に構ってくれるのはもっぱらユミちゃんだ。 *** 初めてユミちゃんと出会ったのは半年前。 お父さんと一緒にお店にやってきたユミちゃんは、僕を一目見るなり「可愛いっ!」とはしゃぎ、店員さんを呼んで僕を大事に大事に抱っこした。 「ねえお父さん、あたし決めた。この子にする」 「もう決めたのか。
薄く抉って軽く救う悲しい歌や悲しい物語が好きだ。 気質、かもしれない。Mだし。 わたしはam…
「私,誕生日は人に言わないタイプですので」 今年も誕生日がやってくる.祝ってくれるのは身…
蒸し暑い、寝苦しい夜。何度寝返りを打ったのか。最初は数えていたが、もうどうでもよくなって…
完全に崩れてしまった。困ったものだ。こればっかりは、立ち直れないかもしれない。 というか…
6月2日 晴れのち曇り 風のない日 娘がはさみをずいぶん上手に使うようになった。以前から、…
「なぁ、ぼくが生きている意味、あるのかな?」 薄い青の絵の具をさっと滑らせたような空を見…
「もう、帰らなきゃ」 本当はまだ、帰りたくなんてないのに、康介の困った顔なんてみたくないから、笑顔で康介の腕を抜け出す。 「……もうそんな時間か」 決して私を引き止めたりしない康介は、壁掛け時計を見ると、煙草に火をつけた。 深夜0時まで、あと30分足らず。 お互い、一人暮らしの私たちに、本当は帰らなきゃいけない理由なんて存在しない。 それなのに、恋人じゃない私たちが、二人で日付変更線を越えるのはルール違反な気がしていた。 「……送ろうか?」 ブラウスのボタ