太もも=足首|満2カ月むくみ(浮腫)が取れない微小変化型ネフローゼ症候群

タイトルにある「太もも=足首」って何だと思います?

この状態、人間の足でも作られてしまうんです。

微小変化型ネフローゼ症候群で目につく症状と言えば「むくみ(浮腫)」。

これがまたやっかいなもので、生理中のむくより何億倍も体が膨れ上がります。

発症から2カ月間、むくみで足首が無くなった生活を送りました。


浮腫むってどれくらい?

太もも=足首

最大で上記の太さになりました。足がくびれることなく、一直線。どこにふくらはぎや足首があるの? ってくらいの幅です。

ネフローゼ=むくみとも言えるくらい、発症したらむくみが目立ちます。

微小変化型ネフローゼ症候群とは、尿に蛋白がたくさん出てしまうために、血液中の蛋白が減り、その結果むくみが起こる疾患(浮腫)。

浮腫んだ箇所は足の他にも、お腹
これ以上むくむところが無い。体はパツンパツンに膨れ上がったのです。

そして、めちゃくちゃ重い。重い重い。とにかく体が重い。

足首を触れば、低反発枕のようにゆっくりゆっくり一直線に戻っていく。

体が重い、だるい、きつい、苦しい。

戻ってほしいのは、その形じゃない。

大学生でしたし、以前体型にコンプレックスを抱えていたので、何としてでも細い体型でいたかった。

病室、ベッドから出ることもつらい時があったものです。

「一生戻らないんじゃないか」

何度も何度もよぎりました。

このむくみを無くすために、内服薬「ステロイド」を毎日飲みます。

漢方薬は効いた?

主観ですが、一時的には効くと思います。

微小変化型ネフローゼ症候群を発症したと分かる前、一度同じようなむくみが出ました。17歳の時、夏休みで1泊旅行の最中。

その時は市販の漢方薬(クラシエ五苓散)を購入。

当時は、1日の服用量3包をすべて飲み、3日後には元の状態に。
ですが、1年後には微小変化型ネフローゼ症候群を発症したので漢方薬は一時的にしか効いていなかったのでしょう。

「あの時すぐ病院へ行っていれば入院しなくて済んだかもな〜」と今なら思います。


微小変化型ネフローゼ症候群から発生したむくみによって、体重が10kg以上増えました。

太ももと足首が同じ幅。想像ができるでしょうか。

「ステロイド」に関してはこの後載せますが、前に試した漢方薬はあくまで一時的な対処法でした。

しかし、微小変化型ネフローゼ症候群の治療にも場合によっては用いることもあるようです。かかりつけ医によって異なることをご理解ください。

しかし、もうあんな生活は送りたくないものです…。

体に何か異常が出れば、すぐ病院へ。我慢すると、より高い医療費を払うことになるかもです。

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