さすらいラビー中田

情ロ(駆け抜けろ情熱ロード) 毎週土曜日に更新します

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キングオブコント2024準決勝

2日間の戦いを終え、身体はしっかり動いているのにどこか意識が朦朧としているような数日を過ごし、数日過ごしてみればそこそこには空元気も実のある元気になってきて、「これは果たしてネタバレしてないと言い切れるのか?」という惨敗ムーブを各所で振り撒き、先日の発表をもってして正式に敗退が確定した。 発表を受けてたくさん(ものすごくたくさんではないけど僕らからしたらたくさん)の人が悲しんでくれた。しかしながら1週間のだんまりを経て僕らはどうしたって悲しみ終わっているから、去年同様このギ

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    • お前の学生時代が知れるよ

      2日間の激闘、自分たちが激しく闘えていたかというとちょっと疑問が残るところではあるけれども、めちゃめちゃ感情が乱高下する2日間を過ごして、今朝起きてもなおヘトヘトだった。 先日、中村航さんと対談させてもらえて、ただそれだけでものすごく貴重な時間だったのに、タイムリーに出版された作品をプレゼントしてくださった。2日間の激闘を終えて、ようやっと読み始められた。大事に大事に読み進める。 本を読む集中力が少し落ちているように感じる。 インターネットに触れすぎた。インターネットに

      • 私は私でたくさん考えてて、でも何を考えてるのか分からなくなって、自分が本当に悩んでいるのか、それとも悩んでいるフリをしているのかよく分からなくなってくる。 「私は、悩んでいるフリをしているだけなのかもしれない」という意識がある分、私って少し大人なのかもしれない、なんて。 杉山先輩は私のことをかわいいと言ってくれる。前髪を切ったのも褒めてくれる。リップとかマスカラには気づいてくれないけど、その代わりに小物とか、スマホカバーとか、たくさんかわいいって言ってくれる。 悩んだ顔を

        • すみません

          ライブ終わりに、ちょっとこう最後のメンテナンスとでも言おうか、尊敬する先輩にお前らはいける、いけるぞと力強く鼓舞してもらって、グッと拳を握りながら帰路についている。 拳を握りながら、ちょっともう、緊張している。 ここまでお膳立てというか、行ける、行けるぞという雰囲気を感じるともう、やはり、緊張する。 行けるぞという雰囲気と、ネタを、交互に見比べて、行けると思う部分もあるし、とはいえ絶対に不安は尽きないし、だからもう、緊張している。 贅沢に緊張している。成し遂げたい。 もう

        キングオブコント2024準決勝

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        • 敗退報告
          11本
        • 音楽とかバスケとかぷよぷよ
          15本
        • 季節のコラム
          10本
        • 大学お笑い
          7本
        • 勝利報告
          11本
        • フィクション
          1本

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          ガッツ表明

          準決勝に上がることができた。 よもや2年連続で行けるとは、もちろん絶対に成し遂げるのだという思いで挑んだ戦いだけれども、数年前には全くもって想像できなかった成果だとしみじみ思う。 あくまでここは通過点なのだ、みたく勇ましい顔をすぐにでもお見せできるのがいいんだけれども、でもまあ、とりあえずはまあひとえに嬉しい。とりあえずとか言って、まあとか言って、本当は飛び上がってしまうくらい嬉しい。 僕らにとってここは、当たり前に通過点なのだと言えるような、そんな半端な壁じゃなくて、本

          頑張る

          日々のあれこれ、とかく荒みまくる世の中で、まるで救いを求めるかのようにネタ合わせをする。ネタが良くなっていくのは楽しい。とても楽しい。人のネタがどんどん鋭くなっていく様を見るのも楽しい。楽しいしヒリつく。ヒリつくし燃える。 いよいよな時期に差し掛かっている。良い感じにやっていきたい。 ヒリヒリし過ぎず、伸び伸びと、それでいて確実に、良い感じの僕らを出す。良い感じの僕らを出せば、きっと良い感じに回っていく。全部良い感じに回っていく。僕たちも、世界も、きっと僕の思うように、良い

          ラブレター

          パリオリンピック、男子バスケ日本代表の戦いが終わりました。結果としては3連敗、本当に悔しいです。寝て起きて、ライブに出て帰ってきても悔しいです。 それだけ、世界と戦えた。「仕方ないね〜」じゃ済まない、それほどまでに紛れもなく世界と戦っていた。 世界と渡り合うのがちっとも当たり前じゃないことを知っているからこそ、本当に悔しい。ここまで心を動かしてくれてありがとう。日本代表、愛しています。 河村勇輝選手へ 既に日本バスケのPGとしては十分に確固たる地位を築いていましたが、フラ

          夏のクソ

          もう1週間経ったのが信じられない。 漫才とコントとバスケのことを考えていたらもう1週間経っている。日々色々あったけど、noteに書けることなんて何もない。よく分からない。 なんとなく勝った日と負けた日を繰り返している。我が人生にもう負けた日などないのだと、いつの日か決めたはずだけど、なんかそういう殊勝なエネルギーが発動する前に、なんかぼーっと負けた顔で寝ている。負けたことにくよくよして眠れなくなるよりかはマシかもしれないけど、随分とふてぶてしく寝ている気がする。クーラーを動

          バスケと賞レース

          パリオリンピックに向けたバスケ日本代表、男子も女子も共に熱くはあるけど取り急ぎ男子、まず間違いなく歴代最高のタレントが揃っていて、2006年の世界バスケでものすごく悔しい地団駄を踏んだ純朴少年のあの頃からひとえに、今年のような代表を夢見ていた。 強化試合のドイツ戦、27時スタートの深夜ボケの頭とスマホの小さな画面越しであることをもってしてもなかなかに明白な厳しい結果ではあったけれども、それでもひとえにあの日夢見ていた時間を味わえていることには他ならない。アメリカで戦ったスー

          バスケと賞レース

          asmr

          大昔、まだ1人で春の盛った思春期の全盛期を全うしていた青春時代、たまたまインターネットで出会った囁き系のセクシー動画、同僚がソファーで寝ているのを起こさぬようにヒロインの女優様がこしょこしょ話してくれるというシチュエーションの、その音声があまりにも良くて、稲妻が落ちたかと思った。 それはなんというかこう、「エロい!これでいっちょ!」みたいに順序立てて行動を起こす感じではなくて、なんかもういっそこのまま何もしなくて良いです!みたいな、この耳奥からとろける感じでもってひとまず本

          うるさいリビング 雑感

          新ネタライブ『うるさいリビング』無事終えることができました。 ご来場の方々、配信をご覧の方々、スタッフさん、アドバイスをくれた諸仲間たち、誠にありがとうございました。毎度ヘトヘトになりながら帰り、そして毎度新鮮に、ああいろんな人のおかげで楽しい空間に飛び込ませてもらってるなあとしみじみ感じるのです。 配信が7/11(木)中まで視聴可能ですので、是非ご覧ください。 1月・3月・5月・7月と、昨年やり通したサイクルを今年もやり切ることができました。 一応の目算としては、今年ど

          ¥400

          うるさいリビング 雑感

          ¥400

          6/29・30

          【👞】 人生で初めてレインブーツを買った。 レインブーツというのは、みんながどれほどの必要性を感じて、どれほど購入に至っているのか見当もつかない。足元を見てみたら、結構履いてる人がいるような気もするし、そう思ってみればやっぱりガンガンにスニーカーで頑張ってる人が大半を占めているようにも見える。そもそも「レインブーツ」と露骨に表現するものなのかもよくわからない。「雨の日用のブーツ」ぐらいの言い方をするものなのかもしれない。 ボロボロのスニーカーを日々頑張らせ過ぎていたので、雨

          レインブーツ

          雨予報は出ているのに降ってきていない。 いつ降り出すかと、怯えながら歩いて帰っている。 靴を次から次へと履き潰し、靴箱全体が満身創痍なものだから、いかに日々を乾いた足ですごせるのかというのが喫緊の課題となっている。大雨の日ともなると、行きで靴下をおしゃかにして、帰りに靴下をおしゃかにしている。 意を決してレインブーツを買った。家に帰っていたら届いているはずで、明日からは念願叶って雨の日にスキップを踏める。 ファミレスに籠った。コーヒーをじゃぶじゃぶ飲んで気持ちが悪い。

          咲希さん

          「ごめん、辛いもの苦手だったよね?」 咲希さんはカウンターの隣席から僕の顔を覗き込んだ。 すんなり覗き込まれるわけにはいかない。涼しい顔をしてみせないといけない。しかしながら汗は容赦なく吹き出していて、今にもカレー皿に滴り落ちんとしているのが自分でも分かる。 大丈夫ですと、せめて一言だけでも発したい。しかしながらスパイスから来る刺激が口の中で暴れ回っていて、舌を安易に動かせない。気を抜くと「はいほうふ」という気の抜けた大丈夫が飛び出しそうである。 心配そうな咲希さんを他

          LINEを見返す

          なにとなく、ストレッチーズの貫ちゃんとのLINEを見返していた。 貫ちゃんは大のあだち充フリークで、昔からH2のスタンプを多用していた。 主人公比呂の家で飼われている犬、パンチのスタンプが貫ちゃんから送られてくるたびに僕は「チンポ!」と返し、都度貫ちゃんから「パンチね」というツッコミを頂戴していた。 本当に人様に見せるものでは、まして友達を巻き込んで白日の下に晒して良いわけないくらい俗っぽいやり取りなんだけれども、僕はこれが大好きだった。見返すたびに吹き出してしまう。

          ONTEというライブ

          ONTEというライブがあります。 「オント」と読みます。 太田プロの若手6組で、コントをお互いに書き下ろして披露し、その感想を語り合うというライブです。 「太田プロのコント」ということで縮めてオント、スタイリッシュにONTE、そんな感じでみんなで話し合って決めました。 昨年の秋ごろから「こんなライブがやれたら良いな」となにとなく思いたち、ひと組ひと組、1人1人に思いを伝え、賛同を得てスタートに踏み切りました(厳密には個人レベルで伝えられてない人もいたかもしれません、福