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加古川周辺の手頃に登れそうな山や坂を探してみる:KDA企画ランニングツーリズム:コース紹介!

神屋は箱根駅伝で1年次に5区、山登りを担当しました。残念ながら区間2位で、区間賞を逃しましたが、往路優勝のテープを切ることが出来ました。何分、1年生だったのできつかった印象しか残っておらず、むしろ2年、3年、4年時に走った2区の最後の1kmの方がきつかった印象があります。

5区は一時的に23kmの時代もありましたが、私たちの時代は今とほぼ同じようなコースでした。函嶺洞門のあたりや下りきった辺りが違うかもしれませんが、ほぼ同じと考えて良いと思います。また、大学でコーチをしていた時も6区を出走した選手のコース下見に行ったりもていました。

実際に車で行っても箱根の5区コースはかなりの急坂です。歩いて登るのも相当、厳しいですし、テレビでは解りにくいですが、急坂と普通の上り、少し緩やかなところ、平地に近い部分と上りだけでも変化があります。

箱根の山を実際に体験するのは難しいですよね。もちろんあの箱根駅伝という戦いの中で、限界まで絞り出す、襷の重さと1秒を争う中での走りなので相当にきついものがあるのですが、ただジョギングで登る、ハイキングで登るのも強烈だったりします。

関東にお住いの方は身近にあるので実際に訪問も出来るでしょうけど、関西にお住まいの方、身近にプチ体験、疑似体験をしてみたいと思う方に今回はこのnoteをお届けします。以前、KDA企画ランニングツーリズムというイベントにて「自慢のコースを紹介しよう」という企画をご案内しました。今回のnoteではランと歩き、プチ登山のコースをご紹介します。

KDA企画ではランニングツーリズムとは別に新たな生涯スポーツ事業としてのイベント企画も検討しています。またご案内致しますね。まずは下記のnoteをご覧ください。

ランニングツーリズムは「身近なランニング・散策コースを開拓する」をテーマに企画したものですが、今回はそれに加えて「箱根駅伝をイメージしてみる」をテーマに坂や山をしたいと思います。

箱根駅伝に近い山、コースを考えると兵庫県では真っ先に六甲山が浮かびます。どこかでも書いていますが、もし西の箱根駅伝を実現するなら六甲山を組み込んで欲しいですね。京都→大阪→神戸(六甲山)だとちょうど良いでしょうか?都市部を通り抜けるので相当な負担はありますが、盛り上がりも予想できます。それが無理なら兵庫県内で有馬の方から六甲山や、神鍋や鉢高原を繰り込むコースもありだと思います。別に無理して「西の箱根駅伝」を作らずに、オリジナリティある駅伝を開発するのもありですけど。

「登山は健脚の証し」ではないですが、シニアにとっても登山を身近に、習慣にされている方も多いです。とはいえ、実際にいきなり六甲山にチャレンジするのは難しいですよね。大人もそうですが、子どもからチャレンジできる身近な場所を見つけておきたいところ。

まずは登りきる喜び、頂上から見た風景と成功体験、次へのステップ。そういった観点から超初心者向け、初心者向け、次のステップ、上級者(六甲山)、もっと上を目指して・・・という具合にランク分けしてみては如何でしょうか?


先ずは加古川周辺で考えると超初心者向けに日岡山公園展望台を挙げます。日岡山公園展望台へのルートの取り方でも難易度、きつさなどを分けることも出来ます。日岡神社の方から一気に登るルートを選んだ場合は走るのはちょっと止めておいて、歩きでいく方が良いです。距離はそれほどありませんが、急こう配の具合は十分に強烈です。

次にOAAはりまハイツ下の駐車場からOAAはりまハイツ→展望台へ駆け上がるルートがあります。全てロードですので安定して登れますが結構きついですね。安全を期してその横にある公園入口から散策路を通って十字路を左折、1番上まで一気に登るコースも捨てがたいです。ちなみに中高生ランナーがよく野外ステージ付近からOAAはりまハイツまで坂ダッシュを行ったりします。そこまでは「ダッシュ」出来ますが、そこを右折して白い舗装路を展望台まで登るとダッシュできなくなります。

展望台を挙げましたが、もう1つ日岡山公園には良いコースがあります。サッカー場の下側から砂利道で一気に頂上まで駆け上がる場所もあります。数百m程度ですかね。勾配はともかく、砂利道なので思っている以上にロスがあるので急激に息が上がります。歩く分には気持ちが良いですが、駆け上るのはきついですね。何本かやると良い練習になります。

余談ですが、日岡山公園は再整備が進んでいます。神屋が理事を務めているNPO法人加古川総合スポーツクラブの事務所も、クラブマネジャーをしている加古川麑松ランニングクラブの練習会(年数回程度、日岡では開催)でも訪れます。夜間でも安全・安心に走れる公園として整備が進めば走遊Labでも平日夜間の練習会も企画できるようになるのですが。コース下見や開拓、企画や協力を考える上で、まずは走遊Labにご登録ください!

次も初心者向けですが、馴れていないと危ない&怖い場所も含みます。。生石神社。高砂陸上競技場から山へ向かって進むと急坂と神社に上る階段が現れます。ここはかなりきついですし、急坂はランは出来ます。

階段は歩くことをお勧めします。

また、生石神社を見下ろす位置まで山を登ることができます。安全とは言えない場所ですので、ご注意を。写真でも分かるように周囲を一望できるのでそれなりに高い位置です。馴れていないと怖い場所でもあります。


次は平荘湖にある升田山です。標高105mですが、ふもとの駐車場からは350mで一気に登る形になるのでちょっときついです。岩場までは急坂で満足できますが、距離が短い。下りるのもちょっと怖い。

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駐車場から岩場までは箱根をイメージ出来ますが、岩場のチェーンは別物です。どう考えても箱根ではないです(笑)登れるかもしれませんが、降りれますか?神屋は安全が確保できないのでいきません。

登山駐車場から平荘湖方面に迂回するとロードの急坂が待っています。登り切ってから弁財天のところを左折、少し行ったところに登山道入り口があります。このルートだと入り口から220mで頂上へ。でもやっぱり岩場が待っています(笑)

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ウェルネスパークに駐車し、升田山に向かう場合は最初は急坂です。箱根駅伝の整地とは全然違いますが、急坂具合は味わえるかもしれません。そこそこ走力か歩力を付けてからチャレンジしたいですね。子どもも中学生以上なら行けるかな?という感じです。

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画像だけでは伝わりきらないものがありますが、このコースをぐるぐる周回すると猛者認定出来ます❗

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ちなみに箱根駅伝を疑似体験したいような「上級者」には平荘湖1周(約4.7km程度)→升田山→平荘湖1周→升田山とくりかえせばかなりのきつさを生み出せるのではないでしょうか?


最後に高御位山。中級者向け。標高300mほどで箱根の高低差を考えると半分程度ですね。東京にある高尾山のように気軽に登れるとは言いつつも、準備はしっかりした方が良い「登山」だと思います。これまた高尾山のように尾根続きにいろいろコースが作れますので楽しいですね。ゆっくり散策を楽しみながら登る、足腰を鍛えるのに如何でしょうか?

マップも掲載されているのでご参考に。鹿嶋神社方面では柏餅などの味わいも楽しめます!周囲を散策して食べ歩きを楽しむのも楽しみですね。

ランニング+ツーリズムとなっていますが、散策+ツーリズムもその前段階、別の楽しみ方としてあります。高砂町や向島公園、みとろなど良い場所も沢山ありますね!他にもあれば「自慢のコース」をぜひ教えてください!

がっつり山を走りたい、という方には「トレイルランニング」という志向もあります。この分野は健脚中の健脚、平地のウルトラマラソンと同じように「鉄人」級の方々が大勢いらっしゃいます。スカイランニングというものもありますね。ランネットなどで検索いただくと多くの大会やイベントが兵庫県でも開催されています。

そこを目指したいと考える人でも、健康目的でちょっぴりいつもの散歩に加えて刺激が欲しい人もまずは走遊Labでベースを作りませんか?

多様なニーズにお応えできるよう、またいろんな目的の人が一緒に楽しめるよう、KDA企画と走遊Labで協力していきます。他にも加古川観光協会に掲載されている公園やコースなどを試してみたい、開拓したい方もいかがでしょうか?KDA企画にご相談ください!

参考


主催:KDA企画

運営協力:走遊Lab



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