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ハラスメントの嵐を体験!インターンシップより

半年間インターンシップをしてきました。
4月から10月まで自動車修理工場で働きました。教え子たちの進んだ道を少しでも体験できればと思い始めたのですが、とにかく今年の夏は暑かった。工場内で汗だくで汚れまみれで働く、「3K」の職場。初めての体験で多くのことを学ぶことができました。
若い人より「作業スピードが遅い」「向上心が低い」など、毎日ハラスメントの嵐でした。年をとるとハラスメントへの耐久力もありますが、時々心折れそうな時も。持ち前の「負けん気」を発揮して、なんとかがんばりました。半年経つと有給休暇10日間もらえるしね。
この世から「いじめ」「ハラスメント」等は、このままでは無くならないでしょう。何せ加害者本人に「ハラスメント」の自覚がないのですから・・・「いじめは絶対に許されない」と主張する人が日々ハラスメントを繰り返していることは多々あるでしょう。
理性なく「感情」だけで動く人、自分の仲間だけを大切にするボス的傾向の人、上の人にはペコペコして下の人には威圧的な人、自分の居場所をつくりそれを保守しようと全力を尽くす人、どこの世界にもいますよね。このような傾向を持つ人はハラスメントを行う可能性が高いことを体験的に学びました。人より自分、とにかく自分の権力を誇示したい、自分の住みやすい環境しか考えていないですからね。でも、本人は概して悪い人ではなく「気が弱い」だけだと感じます。だから、いじめの加害者が被害者になる事例が多いのでしょう。また、過去にハラスメントを受けたことがある人は、加害者になってしまう確率が高いのです。
 教育界には「自分より人の立場で物事を考えて行動する」ことが求められますが、実際にこのように行動する人はごくわずかです。また、こういう人は得てして出世しません。自分の事、自分の利益、自分の立場ばかり考えて行動する方が多く、その方が社会で認められる矛盾があります。このような社会が続く限り、いじめ、ハラスメントを根絶することはできないでしょう。(どうすれば良いのかについては、後日触れる予定です。)
 上に立つ人こそ、「人の立場に立って物事を考える」利他主義に徹するべきではないでしょうか。また、権利ばかり主張するのではなく、きちんと義務を果たして権利を主張する社会となって欲しいです。

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