マガジンのカバー画像

経営改善の実例【サニム】

26
僕が代表と勤めています株式会社サニムの経営改善や新しい取り組みを実例として紹介していきます。経営改善指南ではなく、日記みたいなものです。
運営しているクリエイター

記事一覧

頑張りすぎない方が結果、上手くいく

頑張りすぎない方が結果、上手くいく

 頑張りすぎた結果、心のバランスを崩した、体調を崩した。そんな話はよく聞きます。もちろん、全体の数%の話かもしれませんし、もっと多い話かもしれません。

 一つわかっていることは、誰でも『頑張りすぎると疲れてしまう』ということ。

頑張りすぎないことで得られること 頑張りすぎないことで何が得られるか?

・余裕、余白、ゆとり
・楽しい時間
・暇な時間

 ドラマでよくある受験勉強で日々プレッシャー

もっとみる
効率を求める人の失敗。

効率を求める人の失敗。

 「効率」追求する情報商材が多くあり、それを求める人も多くいます。もちろん僕もそうだったので分かるという話です。ただし、僕の場合は情報商材ではなく、自己啓発本に分類されるもので経験したことです。

効率を求める前に「量」について考える 色々な分野で低年齢化が加速していて、若くして成功する人が多くなっています。これは本当に喜ばしいことですが、間違った影響を受けている人も多く出てきているので注意が必要

もっとみる
PDCAサイクルは古くないが順番を変えることが大事

PDCAサイクルは古くないが順番を変えることが大事

 PDCAサイクルとは、1950年代に米国の統計学者であるウィリアム・エドワーズ・デミング博士によって提唱された考えで、ISO9001/ISO14001にもPDCAが取り入れられるなど、業務改善の効果的な手法として注目されていました。

 僕はPDCAサイクルの考え方は大好きで、積極的に利用すべきだと考えていますが、最近感じることがPDCAサイクルの最大の弱点になっていると考え、今は順番を変えた【

もっとみる
準備運動と成功体験のためのタスクの細分化

準備運動と成功体験のためのタスクの細分化

 タスク管理、to doリスト、リマインダーなどが流行り、多くのアプリが開発され、発表されています。標準アプリとして購入したスマホに最初から入っているものもあります。僕も標準アプリや有料アプリを色々と使いながら、日々のタスクを処理しています。

タスクは細分化することが重要 タスク管理はした方がいいことは分かっていても、とても面倒に感じることがあります。特に記憶力のいい人ほど、その傾向が強く、「覚

もっとみる
仕事が出来る人はマルチタスクで仕事を進めているという勘違い

仕事が出来る人はマルチタスクで仕事を進めているという勘違い

 マルチタスクとシングルタスクの意味、考え方の問題ですので、今回の記事に異論のある人も多いとは思いますが、僕が考えていることを書いておこうと思います。

人間にマルチタスクはできない ネットでマルチタスクを検索するとこのような意味が記載されていることが多いと思います。

マルチタスクとは、複数の作業を同時並行、短期間で切り替えながら同時進行で行う能力のこと。

 ①複数作業を同時並行
 ②短期間で

もっとみる
仕事が出来る人はメールの返信が早いはちょっとした勘違いがある

仕事が出来る人はメールの返信が早いはちょっとした勘違いがある

 たまにビジネス系のツイートやハウツー本、それらを読んで鵜呑みにした若い社会人が言っている場面に出会ったります。

仕事の出来る人はメールの返信が早い
仕事の出来る人はレスポンスが早い

100%の間違いではないと思いますが、微妙に勘違いが入っていると個人的には考えています。

仕事が出来る人はメールの返信が早い訳ではない 以前、このようなツイートをしました。

 誰しも経験があると思いますが、例

もっとみる
努力の言い換えは「頑張っている」では無い

努力の言い換えは「頑張っている」では無い

 何か努力していますか?
 何か頑張っていますか?

 同じ内容として聞かれる質問です。文節、単語などに文章を分解すると違いは「努力」と「頑張って」ですが、「努力」を言い換えると「頑張っている」には決してならないと考えています。

努力の要素 努力の意味を検索すると「目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。」とありました。

①目標の実現のため
②心身を労して
③つとめる。

もっとみる
実は電話をしてくる人は話すことが得意だからなのかもしれない

実は電話をしてくる人は話すことが得意だからなのかもしれない

 ふと思ったことがあったので書き留めておこうと思います。僕は電話が本当に苦手で、できれば誰とも話したくないです。ギリギリ話しても良いなと思うのは妻と子供くらいで、自分自身の親ですら電話は苦手です。特に親子仲は悪くないです。

自分自身の得意分野①話す ②書く ③聞く ④読む

 細かくはもっと多くの能力があると思います。描く、見る、覚える、真似るなど。コミュニケーションに限定するとこの4つが基本の

もっとみる
リモートワーク主体の業務体制で変わったこと

リモートワーク主体の業務体制で変わったこと

 当初は佐賀本社と福岡営業所、熊本営業所の3拠点で営業活動を行なっていた弊社が数年前に熊本営業所を閉鎖する際、熊本在住のスタッフをリモートワークに変更したことが弊社のリモートワークの始まりでした。

 現在、社会情勢の影響もあり基本的に全員がリモートワークを実施しており、対外的にも「リモートワーク積極採用中」というアピールを行なっています。

 田舎のイベント会社、経営者と従業員5名の会社をリモー

もっとみる
長時間労働が絶対悪ではないということ

長時間労働が絶対悪ではないということ

 以前、「長時間労働NG路線の危うさ」という記事を書いたことがあります。今回はその記事のリライトです。

実力者と新人が勝負するということ 小中高大と進学し、大学を卒業して社会人となる。順調にいけば23歳になる歳が社会人1年目になるのだろうか。目次から察するように、社会人1年目の新人と社会人十数年の油の乗り切ったベテランが争う場合、どうすれば新人が勝利できるだろうか?

成果=質×量

 僕はこう

もっとみる
リモートワーク×コミュニケーションは2つの視点で考える必要がある

リモートワーク×コミュニケーションは2つの視点で考える必要がある

 リモートワークの普及とそれ以前にIT化が始まっていたこと、堀江氏などの発言力のある人たちの発言により、コミュニケーションの手法が大きく変わったと思います。

リモートワークで低下したコミュニケーションの質 リモートワークの普及により、例えば社内のコミュニケーションは対話からSlackなどに代表されるビジネスチャットへ変わりました。僕の会社では社員間の連絡はSlack、アルバイトとの連絡はLINE

もっとみる
経営者は従業員の働き方をサポートすべきだと考えています

経営者は従業員の働き方をサポートすべきだと考えています

 一昔前は、従業員は駒に例えられたり、戦闘員に例えられたりと自由意志のない、経営者の指示通りに動くものだったと思います。現在の会社で代表をする以前は色々な会社で働いてきたので、僕も当然、この扱いを受けていました。

 もっとも尊敬する上司ですら「俺らの仕事は落下傘部隊。単独で戦地に降り立って、成果を持って帰ってくるのが仕事」と戦争に例える状況。でもそれが普通、ごく一般的で、この程度の内容にハラスメ

もっとみる
リモートワークでやらなければならない事

リモートワークでやらなければならない事

 リモートワークが始まった当初は、何をどうしたらいいのか分からないという場面が多かったように思います。これは弊社に関してではなく一般的にそんな風にメディアからは伝わっていたという事です。

 会社や上司は従業員や部下を管理しようと監視アプリを発注したり、従業員や部下もリモートワークを柔軟に捉えることができず、確認印がいるどうしようと、本質じゃないところで悩んでいたと思います。

 1年も経つと随分

もっとみる
忘れがちなリモートワークに必要なこと

忘れがちなリモートワークに必要なこと

 リモートワークと言うのが良いのか、テレワークと言うのが良いのか。テレワークとは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語だということは知っているが、テレが電話をイメージさせるのでリモートワークと言いたい派です。しかし世間はテレワークの方が主流のようですね。

弊社テレワークのスタート 弊社は元々、佐賀に本社、福岡と熊本に営業所を置く企業でした。諸般の事情により、事業縮小を余

もっとみる