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努力の言い換えは「頑張っている」では無い

 何か努力していますか?
 何か頑張っていますか?

 同じ内容として聞かれる質問です。文節、単語などに文章を分解すると違いは「努力」と「頑張って」ですが、「努力」を言い換えると「頑張っている」には決してならないと考えています。

努力の要素

 努力の意味を検索すると「目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。」とありました。

①目標の実現のため
②心身を労して
③つとめる。

 努力の意味を分解するとこうなりますが、これも努力の要素には足りないと考えています。

 努力の要素は下記になると思います。

①目標を設定すること
②目標へ向かうための作業を反復して行うこと
③目標へ向かうための作業を継続して行うこと

 つまり、努力に必要なのは目標と反復と継続。特に反復×継続が大事だと考えます。

努力を言い換えると

 以上のことから、努力を言い換える場合、うまく一言でまとめることが非常に難しく、かろうじて僕の感覚では(目標へ向かって行う)ルーティーンが最も近いのでは無いかと思います。

大事なこと

 頑張るという表現は非常に曖昧に感じます。特に仕事や勉強において、上司や先生から「頑張っているか?」に対して答える「頑張っています」はある種の言い訳として使われることの方が多いように思います。

 どれだけの間「反復し継続したか」これが努力の評価するポイントであり、自分自身を振り返り反省するポイントでもあると思います。

 もう一つ努力で大事なこと、それは努力をする場合、正しい場所で、正しい方向で、正しく努力を行うこと。間違った努力で得られる成果は、正しく行った努力で得られる成果に比較してあまりにも小さいです。小さいですが、労力はかけた時間(反復×継続)が同じなら同じです。一番気をつけたいポイントだと思います。

いただいたサポートだけが僕のお小遣いです。ジリ貧(死語)