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マーダーミステリー業界についてのいろいろ

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個々の作品についてではなく、マーダーミステリー業界やマーダーミステリーというジャンルそのものについての考察です。
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記事一覧

マダミスを再定義する:ジャンル拡張宣言

本Noteではこれまで、マダミスを「犯人探しのゲーム」だと定義づけてきました。この定義自体は…

にっしー
3か月前
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ゲームマーケット2023春のマダミス出展状況を振り返る

ゲームマーケット2023春が無事に開催されました。マーダーミステリーやストーリープレイング作…

にっしー
11か月前
6

私が好きなマーダーミステリーベスト10

2022年末に開催されたトークショー「私が好きなマーダーミステリーベスト10」に登壇、ベスト10…

にっしー
1年前
15

マーダーミステリーに解説が付いていないのは作者の怠慢です

投票が終わって誰かが犯人として拘束され、物語の展開に応じたエンディングが語られる……それ…

にっしー
1年前
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ゲームマーケット2022秋のマダミスに関する雑感:ダイバーシティを感じたイベント

まだ初日を終えた時点での執筆になりますが、マダミスにとってゲームマーケット2022秋は豊作の…

にっしー
1年前
9

マーダーミステリー:ゲームマスターの魅力

これまでアマチュアGMとして数多くの作品でGMとしてプレイしてきましたが、参加プレイヤーの方…

にっしー
2年前
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マーダーミステリー:オンラインとオフラインの違い

このところオフライン作品のオンライン化、あるいはオンライン作品のオフライン化が増えています。 それ自体はプレイできる環境に幅ができるので、プレイヤーとして歓迎すべきことです。しかしオンラインとオフラインでは同じマーダーミステリーであっても体験に差が生じます。制作者やGMがそのことに無自覚だと、せっかくの作品のポテンシャルをすべて堪能できずに終わってしまいます。 最も大きな差は「没入感」と「情報整理」なので、本稿ではその点に注目して違いを挙げていきます。 オフラインが持つ没入

マーダーミステリー業界の概観(前編):マーダーミステリーはどんなゲームなのか

マーダーミステリーをまったく知らない方向けにマーダーミステリーがどういったゲームなのか、…

にっしー
2年前

誰でもカンタン らくらくアマチュアGM術(後半)

レベル2:感想戦を盛り上げる レベル2ではゲームの満足度をより高めるため、ゲーム終了後の感…

にっしー
3年前
7

誰でもカンタン らくらくアマチュアGM術(中編)

レベル0:現実主義とパレートの法則を念頭に プラグマティックな本題に入る前に形而上的なこと…

にっしー
3年前
5

誰でもカンタン らくらくアマチュアGM術(前編)

No GM, No Murder Mystery マーダーミステリーにとってゲームマスター(GM)は必要不可欠な存…

にっしー
3年前
11

マーダーミステリーの魅力についてあらためて考える

この文章はマーダーミステリーアドベンドカレンダー企画の一環として執筆しました。 マーダー…

にっしー
3年前
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マーダーミステリーにおける犯人COの是非

マーダーミステリーで犯人が自ら犯人だと名乗り出る(犯人COする)ことの是非について考察しま…

にっしー
3年前
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ゲームマーケット2020秋 出展マーダーミステリー(11月13日更新)

ゲームマーケット2020秋にて頒布されるマーダーミステリー作品の一覧です。オンライン上で出展が確認できた作品を掲載しています(画像とテキストは同じ内容です)。 C-14:ワンドロー:「魔女の聖餐式」、「マーダーミステリーコンベンションvol.1記念誌」 E-02:コザイク:「あの夏の友人」、「魔女は黄昏の鐘に消える」 エ-01:聖書コレクション:「最後の晩餐の殺人」 エ-02:中村誠:「ゲームマーケット2020大阪殺人事件」 エ-10:ピリオド・ゲームズ(とらいあんぐる.s