猪木さんがつくった新日本プロレス
ファンになった経緯
こんな私でもストレスがあるそうで、しばらく体調を崩す。食事に気を付けること、薬、薬、薬。
突然死の可能性があると言われ、検査でわかって良かったと思う。
そんな時、知り合いに「元気になって」と紙袋を渡された。中身は新日本プロレスのDVD。
これを機に、私がプロレスファンになったら一緒に語れる、最終的には一緒に観戦できるかもと期待したか?と思いつつ笑顔で受け取った。
ながらく使っていなかったDVDにディスクを挿入。
最初の3試合は、はっきり言って大学生のプロレス同好会。そのあと、おじさんレスラーがバチバチをビンタのしあいっこ。それでもすごいんだけどね。
中盤になると、選手の登場が違ってくる。花道にも赤じゅうたんが敷かれレーザー光線の中、華々しく登場。観客も待ってましたと大盛り上がり。
ワン、ツー、
絶対スリーカウントをさせない!
簡単に負けてたまるか!と選手の強い気持ちが伝わってくる。
プロレスは私に勇気と元気をくれた!
内藤哲也を好きになっちゃった
「どうせ棚橋なんでしょ?棚橋がすべてなんでしょ?」
「知らないよ、そんなの関係ないよ」
マットの上の彼は、さっき反則したぞ。
それもさらりと。
柴田は股間を押さえ、まだ苦しんでいる。
なのに、なに?
この言葉使いと話し方。
かわいい!
お目めがクルクルして、ちょっと拗ねた子供のよう。
かわいい!
ヒール役かと思いきや。
とにかく華がある。やっぱりどこの世界もスターになる人は違う。
好き!
好きになっちゃった!
もっと暴れて〜!
棚橋弘至がスターなのはわかったから
言うまでもない。100年に一度の逸材だとか。
顔いい、体いい、とにかく誰が見てもかっこいい。
もう特に言うことないのですが、なにか?
あ、あった!
棚橋弘至の髪型!
伸ばしていて白虎隊みたいに結んでるけど、あれ、捕まれるよね。
実際、髪の毛ちぎれそうなくらい引っ張られてる姿を見てると彼は毛根までも強いのか?と思ってしまった。
そんな棚橋がやられている場面を見て、なぜかニンマリしてしまう。
完璧な彼が苦しみながら戦う姿を見せてくれるのもプロレスなんだ。
我が町にも新日本プロレスがやってくる
こんなど田舎、いや、中途半端な田舎にも新日が来てくれるとは!
チケットを購入すべくパソコンにかじりつく。
とはいえ、私はまだ病気療養中の身。大声は出せないし(今の時期は無理だけど)熱くなりすぎて、ぶっ倒れて周りの人に迷惑をかけるかも知れないと思い躊躇していた。
それに、よく読むとメンバーカードは試合の一週間前にならないと公表されないと書かれている。
内藤哲也が来ないとチケット買う意味がない!
もう少し様子を見るかと思いつつ、そうこうしている間に良い席が売り切れてしまうというジレンマ。
ああ、情けない。
まだまだ本物の新日ファンじゃないね。
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