【王道のミラノ観光・ドゥオーモがかなり良かった】イタリア一人旅🇮🇹 2023/10/28 スクラップ日記
イタリア人とアメリカーノ
前日に、アパートメントのオーナーが教えてくれたバールで朝食を食べた。
立ち飲みのカウンターは常連客のおじさん達で賑わっていたが、テーブル席は若者も多く多国籍だった。
席に座ってしばらくすると、テーブル係のおばちゃんが注文をとりに来た。
ブリオッシュを1つずつと友人はアメリカーノ、
私はカプチーノを頼んだ。
「あら、あんたはアメリカーノじゃないのね。外国人なのに。」というリアクションをしておばちゃんは去っていった。
イタリア人にとってコーヒーとはエスプレッソのこと。
アメリカーノは外国人が飲むものだと認識しているので、注文を迷っていると「アメリカーノ??」と急かされることもしばしば。
一番おいしい状態のエスプレッソを、わざわざお湯で薄める行為はイタリア人には理解できないのだ。
ベタ!王道!だが絶対に見るべき
この日の最初の目的地はミラノの名所ドゥオーモ。
何度もイタリアに来ているのに、ミラノを観光するのは初めてだ。テレビや本では何度も見ている場所だが、果たしてどんなものか。
地下鉄のドゥオーモ駅で降りて、階段を登るとそれは唐突に現れた。
でかい!!!!
想像していた100倍でかい!
5分くらいの見物で満足するだろう。とさして期待していなかった私達。
想定外の迫力にテンションが上がってしまい、30分以上写真を撮ったり壁の彫刻を眺めたりしていた。
ドゥオーモに入るにはチケットが必要だ。
私達は売場に並ばずオンラインで一番早い入場時間で予約をした。
予約時間になるまで周辺を観光。
こちらもメジャーな観光名所のガレリア。
プラダ本店をはじめ、多くのハイブランドが軒を連ねるアーケードだ。
広い場所ではないが、ここも想像していたより見応えがある。
予約の時間になったので、ドゥオーモの中へ。
プラハの聖ヴィート大聖堂もかなりの迫力だったが、その衝撃は数日で更新されてしまった。
入場券はドゥオーモ博物館の共通チケットになっている。
展示品が多く、通路はあまり広くないので混み具合によっては結構時間がかかると思うので、
じっくり見たい人は少なくても1時間は見積もっておいた方が良い。
軽食にふかふかピザのSPONTINI
ミラノの街中はとにかく人が多い。
あまり道が広くない上に、トラムも走っているので余計混み合っている。
博物館で体力を奪われたので、SPONTINI(スポンティーニ)で腹ごしらえをした。
ミラノ発のファストフード店で、ふかふか生地のピザはボリューミーでリーズナブル。
提供も早く手軽に食べられるので、サクッと食事をしたい時におすすめ。
2015年に日本にも初上陸し、原宿に店舗があるようなので気になる人はぜひ。
スターバックス・リザーブ・ロースタリー・ミラノ
ウインドーショッピングをして楽しんでいると、
イタリア初のスタバとなったリザーブ・ロースタリー・ミラノを見つけたので入ってみた。
独自のコーヒー文化を持つイタリアへの進出が発表された当時は、反対運動が起き計画が延期されるなど、出店のハードルは相当高かったらしい。
郵便局をリノベーションした豪華な店内、
ミラノの人気ベーカリーPrinci(プリンチ)のフードの取り扱いなど、イタリア国民への配慮と忖度が感じられる(笑)
満を辞して、旗艦店をオープンさせたスタバの気合いを十二分に感じられる店舗だ。
店内に入ると、オーダー内容によって並ぶレジが違うので注意。
友人と一緒に並んだレジではアルコールは頼めなかったので、別のカウンターに並び直した。
ドリンクを待ちながら動画で撮っていると、大きなリュックを背負った女性に話しかけられた。
「あなたの撮った動画を私に送ってくれない?思い出に残したいのにもう充電がなくなりそうなの!」
向けられたスマホを見ると、確かに今にも充電が切れてしまいそうだ。
AirDropでいくつか動画を送信するととても喜んでくれた。
どこの誰だかわからないけれど、旅の思い出の助けになれてよかった。
ブレラ絵画館からスフォルツェスコ城
スタバの後はブレラ絵画館へ行ったのだが、入場券が売り切れで見ることができず。
することが無くなってしまったので、
ブレラ絵画館から10分程歩いてスフォルツェスコ城へ行ってみることにした。
大分疲れてきて休憩したくなったので、中庭のベンチに座って、道行く人達の観察をしながらのんびりと過ごした。
Ristrante Pizzeria Convivium
ディナーは予約したレストランへ。
ズッキーニの花のオーブン焼きを食べたいという話になって、ネットで見つけた店だ。
写真で見るとカジュアルな雰囲気だったのだが、
行ってみると意外と雰囲気のある店だった。
目当てのズッキーニの花を頼むと、私たちが思っていたのとちょっと違った。
これはこれでおいしかったので良いとしよう。
ミラノ風リゾットは絶妙な火の入れ加減でとてもおいしかったし、カツレツはとってもボリュームがあったが、レモンをたっぷり絞るので意外とさっぱり食べられる。
野菜も頼んでかなりの量になってしまったが、
ミラノらしい料理をたくさん食べることができて、とても楽しいディナーだった。
帰りは街中を散歩して、夜のミラノも楽しんでアパートに戻った。
翌日は日帰りでジェノバへ行く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?