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発酵さぎょうをつくった意味
二回目の癌の時から僕が死ぬ時に何を一番に後悔するだろうと考えてきた。
僕の場合のそれは『元気なうちに全部出しちゃえば良かった。』という事だ。
これから自分は何を手放して、何をアウトプットすれば元気になるのか?
家も車も家財も肩書きも全部出しちゃった今、出し残っているものは自分の中にある。
親、姉兄、先生、仕事仲間や発酵の人達、人生で出会った全ての人が教えてくれて、頂いた大切なものを
発酵さぎょうの飯寿司と味噌漬け
1月に田舎のお袋から一本の電話が入った。
発酵さぎょうの為に『鮭の飯寿司』と『玉ねぎの味噌漬け』を仕込んでみたという。
1ヶ月後、実家に戻った僕を見ると、すぐにお袋はスコップを雪の中に差し込み『鮭の飯寿司』の桶を掘り出した。
多少、予想はしていたが漬け込んだ量が想像を遥かに超えている。
何kg?いや、これはガロン、ともするとバレルの世界だ。
その後、僕の計算(1ガロンの消費期
発酵さぎょう2か月目
『発酵さぎょう』のスタートから2か月。
初来店のお客さんは、僕の猛烈な日本酒愛表現に多少なりとも驚いていらっしゃる様に見える。
でも僕はそれが普通の事だ。
僕がずっと昔から憧れ続けてきて全国の蔵元。
酒造りに対する愚直なまでの誠実さ。その哲学、そして存在感。
そんな全国の蔵元に接する度に、僕は完全に打ちのめされ、まる焦げになってきた。
お客さんにはそんな僕の経験と敬意を全力
発酵さぎょうは続きます。
皆様、発酵さぎょうを続ける事が出来ます!
今、病院で癌の転移なし!の診断結果を頂きました。
今『夜と霧』の精神科医フランクルの言葉が浮かびます。
【人生から何を期待できるかではなく 人生が何を期待しているかなのだ】
自分の人生の期待に応えていく。
『日本酒ファン、これからの日本酒ファンに喜んで頂ける』
そして北の錦はじめ『敬愛する全国の蔵元や米農家さんにも喜んで頂ける』
そんな
発酵さぎょう仮オープン
人生結局プラスマイナスゼロ。ならば今日を最大限に発酵させて末長く旨味ののったものと致しましょう。
それが『発酵さぎょう』のテーマです。
邪魔だった着替えケースの存在を消す為に、大江戸骨董市で見つけた1000円の帯をさげてみました。
本日、貸切営業ですが内装をみていただけます。
お気軽にお越し下さい。