ニシブチ

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〈考察〉「【1日1回】変な顔でその日食べたいフルーツを言う」について

みなさんは本企画についてご存じだろうか。 ペイス辻が主にX(旧Twitter)上で行っている企画である。 (参照:https://x.com/peisu_tsuji/status/1714612295785976105?s=20) 企画内容は至ってシンプルで「変な顔でその日食べたいフルーツを言う」動画を1日1回、Xにpostする。 ここでポイントとなるのが、”その日食べたいフルーツを言うこと”である。 様々な種類のフルーツを言えばいいわけでない。 りんごが食べたい次の

    • 【ご連絡】警備員に関して

      警備員の件でご心配おかけしております。 また、お仕事のキャンセル等ご迷惑おかけして申し訳ございません。 本日の15時30分ごろ、警備員のお母様と15分間ほど、直接お電話させて頂きました。 改めて、警備員は生存できているとのことです。 その上で、今後のお仕事の兼ね合いもありますので、お母様から共有いただいた内容を一部お伝えさせていただきます。 (※本文における現状の公表については、警備員のお母様より許可をいただいております) ・お母様とはLINE上で少し連絡が取れている

      • ホワイトシチュー

        決して怒りに任せて書いたわけではない。 解散発表の文章も細心の注意を払い手書きにしたが、とある先輩に「ニシブチあれめっちゃ怒ってたやろ?」と言われてしまったので、ここではさらに気をつける。 この先の文章は、僕が満面の笑みでホワイトシチューをやさしくかき混ぜながら話していると思ってほしい。 ニシブチが満面の笑みで・・・ホワイトシチューを・・・やさしくかき混ぜている・・・ 姿がイメージできた方から次の文章に進んでください。 今日、9月18日(月)「ジュウロッカイ」でM1グ

        • 勝負

          人生に、勝負が多い。  25歳で、かなり多くの勝負を抱えていることに気づいた。 現在、芸人の活動をしている傍ら、会社員として勤めているのだが、いつの間にか、勝負で両手が一杯になっていた。 まず、お笑いでは毎月のようにバトルライブがある。 それ以外にも賞レースや、オーディションがあり、勝ち、負け、昇格、降格、進出、落選、通過などさまざまな結果を生み出している。 もちろん、勝負は悪いものではなく、得るものも大きい。 実際、ハチカイでも勝ったことで大きなチャンスを得たこ

        〈考察〉「【1日1回】変な顔でその日食べたいフルーツを言う」について

          AUNに出ました

          AUNという大喜利イベントに出演させていただいた。 AUNとは1つのお題に対しコンビで協力して回答する、斬新な大喜利の大会である。 今のLIVEシーンでAUNを知らない人はほぼいないんじゃないかというほど熱を帯びている。 光栄なことに、そんな晴れ舞台にジュウロッカイ(ニシブチ・警備員)としてオファーをいただいた。 僕はそこで久しぶりに”思いっきり”大喜利をした。 普段、思いっきり大喜利をすることなんかほとんどない。 今まで僕の大喜利といえば、ネタ後の企画として存在して

          AUNに出ました

          元旦の土手

          1月1日、僕は土手にいた。 それは僕が落ち込んでいたからではなく、僕の友人が落ち込んでいたからだ。 友人とは高校時代によく遊んだ男友達で、今では公認会計士になっている。 以前にも書いた通り、僕は落ち込むと土手に行くのだが、その友人も同じことをしているらしい。 気持ち悪いコミュニティーだと思う。 そして僕は凹んだ友人に元旦、土手に呼び出されてしまった。 年明け早々、生きる気力がなくなってしまったらしい。 なぜ生きる気力がなくなってしまったのか。 理由はざっくりと言うと

          元旦の土手

          誕生日

          25歳になり、誕生日を盛大に祝っていただいた。 ご来場いただいた方、本当にありがとうございました。 こんな僕のために、あれだけ多くの方に足を運んでいただけたということにかなり驚いた。 もちろん、「他の演者さんを見たくて来たんだよ!」という方も多くいらっしゃるのは重々承知の上だが、それでも、あれだけの方に来場いただけたということには驚く。 開幕のケーキから始まり、約2時間半、悪意と祝福が入り混じった「生誕祭」は無事に幕を閉じた。 そして僕はリアクションをかなり間違えてい

          嫌いな食べ物を「理解」で克服した

          嫌いなもの、やりたくないものが多い。 皆さんはどうでしょうか。 僕にとって地球は、嫌いなもの、やりたくないもので埋め尽くされており、Google Earthで地球を限りなく引きで見たとしても、嫌いなもの、やりたくないものは目視できる。 この「嫌い・やりたくないの性格」は昔からで、幼い頃は食べ物の好き嫌いも多かった。 具体的には、野菜のほぼ全て、乳製品のほぼ全て魚のほぼ全て、レバー、マヨネーズ、いちご、柿、メロン、ブルーベリー、梅と、あげだしたらきりがない。 「ただの食

          嫌いな食べ物を「理解」で克服した

          土手に行く

          辛いことがあった時、僕は必ず土手に行く。 土手とは川辺にある、水害などを防ぐために土を積み上げている、例の場所である。 土手はいわば、僕にとってパワーポットであり、それどころか大きな精神的な支柱となっている。 それはなぜか、話は19歳の時に遡る。 高校卒業したての僕は、その年、初めて”LIVE”に出た。 それはK-pro主催の「レジスタリーグ」という、22歳以下の芸人(プロアマ含む)が出演するバトルLIVEで、お客さんの投票で順位が決まる。 そして僕はそのLIVEで、

          土手に行く

          ジュウロッカイのM1グランプリ

          M1グランプリ、2022年3回戦が終了した。 ここまで応援してくれた人には感謝しかない。 なによりここまで、僕は漫才が苦手だった。 今でもそれが完全に克服しきれたとは言い切れない。 まず、漫才とコントの違いはなんだろうか。 僕が一番違いだと感じる部分は「話しているのが本人かどうか」である。 コントであれば話しているのは、コント内のキャラクターになる。 つまり、僕の口から発してはいるが、僕の発言ではないということだ。 しかし漫才の場合はどうだろう。 最悪なことに、完全に

          ジュウロッカイのM1グランプリ