今日は大きな力が働いていた


毎日note更新94日目。

今日は不思議な1日だった。

何か大きな力が働いていたとしか思えない。

そんな出来事が3つ起こったのだ。

まず1つ目の大きな力は

漫画喫茶にて起こった。

僕はネタで使うフリップを作るためUSBから印刷をしようと駅前の漫画喫茶に向かった。

いつも僕はフリップを作る時まずA4サイズの紙を印刷し、それを印刷専門店に持っていってA2サイズに拡大しているのである。

部屋に入り印刷の準備をする。

漫画喫茶の印刷はそれぞれの部屋のパソコンからデータを飛ばし一台だけ置いてあるコピー機でプリントする段取りだ。

僕はUSBを開き今回印刷する内容を確認し印刷ボタンを押した。

おそらくコピー機の方にデータが飛んだはずである。

コピー機の方に向かう。

認証プリントというメニューを押し自分のデータを探してみたが、見当たらない。

おかしい。

いくら探してもない。

もう一回部屋に戻り印刷ボタンを押す。

そしてまたコピー機に向かい自分のデータを確認する。

ない。

おかしい。

何か不具合が起こっている。

僕は焦って店員さんに声をかけた。

印刷がうまく出来ないんです!と。

店員さんが部屋まで来てくれて一緒に確認する。

印刷ボタンを押しさっきまでと全く同じ手順を踏む。

すると画面に何やらデータを送っているような絵が出ている。

僕は思った。

あ、これいけるやつや。。。

さっきまでと全く同じ手順を踏んだのに何故か店員さんが来た時だけ上手くいったのである。

勘弁してくれよ。

店員さんからしたら絶対こっちが変な事してただけやと思うやん。

めっちゃ恥ずいやん。

そんな事を思いながらふとパソコンの画面を見た。

画面には僕が印刷するネタのタイトル

『女子は本心を隠そうとする』がでかでかと映し出されていた。


店員さんは画面を見て思っただろう。

何を印刷しようとしてんねん、と。

そしてデブが何を言うてんねん、とも思っただろう。

僕はめちゃくちゃ恥ずかしくなった。

太ったおじさんが「女子は本心を隠そうとする」という謎のレポートを印刷しようとしてると思われたのである。


めっちゃ弁解したい。

違うんです、これはネタなんです!と。

ただ余計変な事になりそうなので諦めて漫画喫茶を後にした。

印刷のトラブルがなかったらこんな恥ずかしい思いしなくて済んだのに。

僕は悶々としながらカラオケに向かった。

ネタの練習をするためである。

受付を済まし部屋に入る。

そして部屋の電気を付けようとボタンをパチっと押す。

パチっ。

パチっ。

ん?おかしい?

電気が付かない。

パチっ。

パチっ。

やっぱり付かない。

もう何やねん今日。

さっきの事もあってうんざりしながら部屋の電話をかける。

に「部屋の電気が付かないんです!」

店員さんは「すぐ行きます!」と言ってくれた。

店員さんを待っている間にもう一回ボタンを押してみる。

パチっ。

付いた。

電気が付いてしまった。

またこのパターンやん。

店員さんが「すいません、お待たせしました!」と急いで部屋にやってきた。

そこには

部屋の電気に照らされた太ったおじさんが立っていた。


きっと店員さんは思っただろう。

何やねん、と。

このデブ何照らされとんねん、と。

違うのだ。

さっきは確実に付かなかったのだ。

これは何か大きな力が働いていると僕は思った。

何か人知を超えた大きな力が僕を辱めようとしている。

何でかは分からんけども。


それから僕は渋谷にある印刷専門店に向かった。

ここで印刷を終えれば今日の用事は終了である。

もう早く済ましてしまいたい。

僕は慣れた手つきで印刷の倍数をセットする。

そしてA2のトレーを選択しスタートボタンを押す。

すると半透明の紙で印刷されてきたのだ。

僕はえ?となった。

いつもの白い紙じゃない。

トレーを確認する。

本来白の紙がセットされているはずの場所に違うタイプの紙がセットされてしまっていた。

それによって半透明の紙が出てきたのである。

僕はハア〜とため息をつきながら仕方なく店員さんに伝えた。

店員さんは「すいません、すぐ取り替えます!」と言った。

そして間違えて出てきた紙を取り

「こちら料金マイナスしておきますので!この紙はこちらで処分しておきますね!」

と持っていってしまった。

店員さんが持っていったその紙には

でかでかと

『女子は本心を隠そうとする』が印刷されていた。


僕は「いやそれ持っていかんとって!!」と思ったが、時すでに遅し。

紙はカウンター内に持っていかれてしまった。

処分する時に店員さんは見て思うだろう。

「いやあのデブ何言うとんねん」と。


僕はまた

『女子は本心を隠そうとする論』を提唱する謎のデブになってしまったのである。


一体今日は何だったのだろう。

変なアクシデントが立て続けに起こって結果めっちゃ恥をかいた。

これは何か大きな力が働いているに違いない。

その大きな力の前では太ったおじさんは無力なのである。

明日はいい事あるといいなあ。。


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