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今後のコロナとの向き合い方

昨日時点で全人口の7割が2回目の接種を終えました(89,749,134人 全人口の70.9%、首相官邸HP(10/27時点)より)。ワクチン効果により新規感染者数・重症者数の減少が現れているものの、ブレイクスルー感染も一定数いることから、12月にも3回目の接種が始まります。今後コロナとどう向き合えばよいのか、過去のコロナ指標の推移から探っていこうと思います。

新規感染者数

これまで緊急事態宣言orまん延防止等重点措置を幾度発令してもぶり返していました。先日解除された4度目の緊急事態宣言解除後は20日経過した時点で増加傾向に転じてはいません。とはいえ、第6波の発生は予想されておりどのくらいの規模になるかは分かりません。冬季に入るうえ、医療従事者&高齢者からワクチン効果が切れだすため、引き続き感染症対策は続ける必要があります。

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医療提供体制

新規感染者数の減少に伴い、療養者数も減少しています。病床使用率は昨年8月以来の10%未満にまで改善しています。大阪府はインテックス大阪に1000病床の臨時医療施設(いわゆる野戦病院)を準備しています。第4波以降の医療崩壊寸前に追い込まれた反省を踏まえていると思われます。これ以上の医療崩壊を生まないためにも臨時医療施設を十分に生かしてほしいと思います。

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市中感染

緊急事態宣言解除後から各地で人出が増加しました。マスク着用など基本的なことを守っていればワクチン効果と合わせて問題ないと思うのですが、酒類提供解禁でタガが外れるようなことをすると一気に再拡大を招きかねません。現時点では陽性率(検査数のうち陽性反応が出た割合)も0.5%未満となっていますが、3密空間で感染が拡大すると一気に市中感染が広がる恐れがありますので引き続き気をつけましょう!

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まとめ

今日(10/28)時点で新規感染者数が28日ぶりに前週比で増加に転じました。地域性なのか明確な要因は分かりませんが、東京よりも減少しにくい傾向があるようです。リベンジ消費として経済活動は活発になりますが、ワクチン接種が進んでも基本的な感染症対策は続けていきましょう!



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