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明日の学校再開を表す言葉

約3ヶ月ぶりの学校再開前夜。

こんなにも人の醜さにも、温かさにも触れた3ヶ月は、あっただろうか。

率直に言って、今の気分は「     」である。

イタリアやニューヨークの悲惨さを映像でみて、

亡くなる直前の人のSNSをみて、

亡くなった人の家族のコメントをみて、

医療従事者や食料関係、行政の方の苦労をみて、

数字では分からない人々の思いを少しでも感じて、

被害の少なかった自分の地域。

生きていることの喜び。

学べることの喜び。

人と触れあえることの喜び。

これを感じずして、世界のこの瞬間をただただ通過してはいけない。

ぼくたちの時間や生活は、誰かの犠牲の上に成り立っている。

ただし、この現状から目を背けたり、最前線から逃げ出さざるを得なかった人を責めてはいけない。

人間の心には強さもあれば弱さもある。

弱さすら受け止めてあげないといけない。

明日から、子どもたちはどんな気持ちで学校に来るのだろう。

ぼくは、教育者として何を伝えられるだろう。

何ができるのだろう。

共有しよう。

みんなの不安も。

みんなの喜びも。

それぐらいのことしかできない。

オンラインじゃ感じられない温もりを感じよう。

今の気持ちをうまく表す言葉「   」が見当たらない。

かける言葉は、子どもたちの顔を見て決めよう。

教育者の矜持はきっとそこにある。