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双葉と大熊に行ってきました

6/6〜6/8にかけて、二泊三日で双葉と大熊に行きました。初日と二日目は徒歩で、三日目は双葉町の方と防護服を着て帰還困難区域に入域してきました。三日間での積算線量は15.48μSv。これまでで最大でした。

いろいろと印象に残ってはいますが、一つは、「特定復興再生拠点区域」として誰でも出入りできるようになった場所で5.84μSv/hを記録したこと。そこにはモニタリングポストが設置されており、4.714μSv/hと表示されていました。福島県内の避難指示解除基準は3.8μSv/hであり、行政が率先して基準を破っていることになります。東電長塚第一独身寮でも5.82μSv/hを記録し、そんな場所に自由に出入りできることの異常さを考えて欲しいと思いました。

大熊は大野駅周辺がかなり汚染されていて、多くが未だ帰還困難区域。自由に出入りできるエリアでは、双葉の方が線量が高い印象でした。

大野駅東口の警戒看板についてはかなり改善され、3月に訪れた後に役場に電話を入れ抗議した甲斐がありました。ちゃんと動いてくれた職員さんには感謝します。

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3日目、双葉からの避難者の方と帰還困難区域に入域しましたが、双葉町山田地区で立ち寄った民家で15.28μSv/hまで線量が上昇し、冷や汗が出ました。

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(この後、15.28μSv/hまで上昇)

3月のレポートがまだあるので、今回の取材報告の詳細は先になりますが、しばらくお待ちください。

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