テレビ日記

マイノリティについて、大事なのは知ることや慣れることだと思った。【バリバラ・2.4時間テレビを見て】

2019/8/24放送

■24時間テレビ42・愛は地球を救う ※日本テレビ系

子供のころは普通に、なんとも思わずにみていましたが
最近は「24時間テレビ」そのものがあんまりいいとは思いません。

今年はSPドラマ「絆のペダル」とそのあとのしゃべくりに圭くんが出てたので録画もしましたけど、
「わかりやすい障がい者」を「わかりやすく利用している」のが目立つし、
無茶な距離を毎年走る意味もわからんし、
水トちゃんなんて「総合司会→走る→総合司会→翌朝スッキリ」という鬼でしかないブラックスケジュールやし、
しゃべくりではEXITのかねちが昔二股してた疑惑!といわれて元カノ出てきて、結局話かみあわず、番組中におかしいなと気づいた元カノが放送後に弁明動画発表してるし。。。


出演した一般の障がい者の方は楽しく頑張れていい経験になった!と思えたかもしれないけど、さすがにツッコミどころ多すぎませんか?

ダーツの旅とか、そういう普通のは普通にいいんですけどね。
ニノに感激してる地方の中高生はかわいいし、、、、


■バリバラ 2.4時間テレビ 愛の不自由、※NHKEテレ


一方バリバラ、メッチャよかったです!!!


チラッと見たことはあったけど、24時間真裏の特番含めて、しっかり見たのは初めてでした。

とはいえ、「おっツイッター盛り上がってるな」と
なんとなくチャンネル変えてみたら面白くて最後まで見ちゃった!という感じなのでたぶん見れたのは半分くらいだと思います。
「親の愛」のコーナーは見逃してしまって残念。。。

今年のテーマは、「愛の不自由」。
本家の24時間テレビがなんかキレイっぽいことをやっている中、
スタジオにはいろんな障害をもった障害者の方、障害者の相手もする風俗嬢の方がいて、風俗利用やセックス、LGBTQに焦点を当てていました。

スタジオのトークも、
過去放送を用いたいろんな障害者カップルの日常の紹介も、
LGBTQとはどんなものかを演劇や講談?で表現していたのも
全部メチャクチャよかったです。

なんか本当に、知ることや、誤解を生む言い方かもしれないけれど、「慣れること」が大事なんだと思いました。

普段触れ合うことが少ないと、
見た目にびっくりしてしまったり
失礼のないようにしないとと固まってしまったり
どんなことを考えているのかとか
関わり方がわからなくて身構えてしまったり、
精神疾患って全部すごく怖いものなんじゃないのか、と
おびえてしまったりするんだと思うんです。

でもこうしてテレビで見ることで
「こういう人がいるんや」「こんな風に話すんや」ということを知るだけで
その壁がグッと下がるように思いました。

今回はいろんな属性の人がいろんな愛の形を持っていることがわかったし
みんなが認め合っている空気感が心地よく、表現の仕方も純粋におもしろかったです。センスだらけでメチャクチャかっこよかった。いつまでも身体障害ばかり取り上げているから理解が進まないんだ。時代遅れなんだ。

まだまだ知名度の低い精神疾患や発達障害を知ることの方がメチャクチャ大事では…??????????????

相変わらず高視聴率の、毎年同じようなことをやっているの24時間テレビを考えなしに見るより、バリバラも見てほしいと思いました。ツイッターではトレンド上位でかなり盛り上がっていたのに、数字は低かったのが残念です。ネットをやらない層はテレビに全幅の信頼を置いているんだから、日テレも頑張ってほしい。。。
「1年に1回でも、障害者について考えよう!」みたいなことするなら、幅広くマイノリティについて知識や思考を深められるこっちの方が、よっぽど有益だし地球を救うことでしょう!!!!!
ラブ&ピース!!!!!!!

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