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[日本映像翻訳アカデミー]字幕ハッカソン体験レポ



こんばんは。noteを初めて3ヶ月を超え、着々と更新頻度が減っております。

それも、最近は英語学習において進捗がないからなのですが…



今日は、大学の教授からお勧めいただいた「第1回字幕ハッカソン」というオンラインイベントに参加しました!日本映像翻訳アカデミー主催です。

翻訳未経験者向けのイベントで、
もちろん私はお知らせいただいた瞬間に申し込みました。



そして申し込んだあと、kindleで何気なく気になっていた字幕翻訳に関する本を
読むことにしました。

バッチリ「日本映像翻訳アカデミー」と書かれているのに、
それに気づいたのは本の終盤を読んでいた頃(笑)

ざっと読んで、基本的な知識は頭に少し残った状態でイベントに望みました。



✳︎


イベントは10:00~17:00の長丁場。

まずアカデミーの紹介があり、簡単なアイスブレイクをしました。

その時にある映像の一つのセリフを翻訳することになったのですが、
みんな翻訳するのが早い!「チャットに送ってください」と指示が出た数秒後には何人もの人が訳文を送っていました。

そのスピードに圧倒されて、このあとやっていけるかな…とめちゃくちゃ不安になりましたね(でも大丈夫でした)。




そしてお待ちかねのグループワーク!このグループワークで、協力して一つの作品に字幕を付け、今回のイベントの入賞を狙うのです。

私含め3人のグループで、2人とも私より年上の先輩でしたが優しくてよかった…

初め、「1本3分の映像で〜」と言われた時は、短いなぁと思ったけれど、訳してみると全然短くない!!

3人で2時間使ってやっとこさ1本の映像を訳せた、という感じでギリギリでした。3分の映像に2時間。1人で作業したら、と思うとどれだけ大変かがよくわかります。

この実際の作業ペースを体感できたのも、とてもいい経験でした。これを体験してもなお、私の「翻訳者になりたい」という気持ちは変わらなかった。
それが、今の夢、目標は間違っていないんだ、という自信にもなりました。


作品の審査基準は、一般的な字幕のルールに則っているかは考慮しない、とのことでしたが、読みやすさは重視されるので、ルールも多少気にしながら作りました。

一般的に1秒の字幕表示時間に4文字の訳文、と目安があるのは本で読んで知っていましたが、いざそれに収めようとするとなかなかうまく行かない…

結果かなり端折ることになり、こんなに端折っていいのか、と悩み、
時間が過ぎていく…これの繰り返しでした。

また、グループで進めるとなると、
もちろん英語が堪能な人もいて細かい英語のニュアンスを教えてくれることもあり、映像の中で私が見落としていた所に気づかせてくれたり、進めやすかったところも多かったです。

が、私がこうしたほうがいいな、と思った所をそれはちょっと違う、と取り入れられなかったりすることもあり、自分の作りたい字幕が作りにくいな、とも感じました。

だけどこれは私の伝え方次第?もっと自信持って相手を納得させられるほど、自分の考えの魅力を伝えられたらよかったのかな。


自分の良かったところは、日本語の引き出しを多く持っていて、たくさんアイデアを出せたところ。

なんとなく原文のニュアンスは掴めたけれど、ピッタリくる日本語が思い浮かばなくて3人でうんうん唸ってて、

そんな時に私がパッと閃いた時、そして後の2人がそれを聞いて「あ〜それだ!」と共感してくれた時!翻訳の楽しさの真髄に触れた、というか、「そうそうこれが楽しくて今まで勉強してたのよ!」という気持ち。

こんな体験ができたことが幸せでした。



グループワーク後の表彰式での受賞した方のお話でも

「凝りだすと止まらない」とおっしゃっていて、まさにそうだなと共感。




これからの課題としては、いろいろな種類の翻訳映像を見ること!
私は映画ばかり見てしまうので、意識的に見る映像の幅を広げてみようと思いました。




おわり







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