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コーヒーと本#3

おはようございます。
今朝はどしゃ降りの雨で散歩ができず。
それでも、いい朝にしていきましょう。

さて、昨日の続きから。

為末さんは「映像には非常に多くの情報があるのに対し、人間が意識できるのは、せいぜい1か所程度だということです。」と、映像で確認することの問題点を挙げている。

これは、学習にも通ずる。
算数で作図をするとき、映像を見せれば子供は作図できるようになるだろうか?いや、そんなことはない。繰り返し練習しながら、自分なりにポイントを見つけていくのではないか。

為末さんは続けてこう述べている。
映像は情報が多すぎて正確すぎ、人間が一時に処理できる処理能力を超えてしまっているのだと思います。

映像を使うことがダメなのではない。例えば、教師の「問い方」一つで着目するポイント、つまり子供が思考するポイントが変わるということだと考える。

そして、今井さんはデジタルについて「学びにとって、必ずしもいつもプラスになるとは限りません。」と、その落とし穴について述べている。
リッチで刺激的な素材を与え続けることで興味を持続させようとすると、思考停止になってしまうところがあります。

つまり、デジタルを活用すれば興味をもたせることはできるが、そこからどれだけ学べるかということが重要になってくるのであろう。学び初めの子どもたちにとっては難しい部分もあり、やはり各教科を通して「学び方を学ぶ」ことが欠かせないと考える。

続きはまた明日。継続って難しいけど、毎日少しずつ。
それでは、今日もよい1日を。

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