ニコニコ先生

小学校教師。算数や特別活動を中心に学んでいる。 教師としてのあり方や学級経営、算数の本…

ニコニコ先生

小学校教師。算数や特別活動を中心に学んでいる。 教師としてのあり方や学級経営、算数の本を書きたい。 【夢】2024年3月までに、本の執筆をする!

最近の記事

コーヒーと本#5

おはようございます。 今日も朝活やっていきましょう。 さて、昨日の続きから。 この本では、「自分で気づきに行くことの大切さ」について述べられており、為末さんは、「自分自身のエラーに気がつくということ」と書いている。 教師にあてはめて考えてみたい。 スポーツ選手なら試合で、営業の仕事なら契約本数でその結果が「見える化」されると思う。しかし、教師には明確な評価基準がないため、今の自分がどうであるかという「気づき」を得ないまま進んでしまうこともあると考える。 為末さんは、「

    • コーヒーと本#4

      おはようございます。 今日も朝活していきましょう。 昨日の続きから。 今井さんは、「学びにはアウトプットが必要だ」と述べている。 ただしかし、ここが重要なポイントである。 それは、「効果的かは、学ぶ内容や状況にもよる」ということである。 つまり、メモを取ったり線を引いたりして能動的に学んだ気でいても、きちんとアウトプットしなければ、知識は定着しないのである。 今井さんは、「アクティブとコンストラクティブを隔てる線」と表現している。 では、どうアウトプットすればよいのか。

      • コーヒーと本#3

        おはようございます。 今朝はどしゃ降りの雨で散歩ができず。 それでも、いい朝にしていきましょう。 さて、昨日の続きから。 為末さんは「映像には非常に多くの情報があるのに対し、人間が意識できるのは、せいぜい1か所程度だということです。」と、映像で確認することの問題点を挙げている。 これは、学習にも通ずる。 算数で作図をするとき、映像を見せれば子供は作図できるようになるだろうか?いや、そんなことはない。繰り返し練習しながら、自分なりにポイントを見つけていくのではないか。

        • コーヒーと本#2

          おはようございます。 今日も朝活やっていきましょう。 さて昨日の続きから。 今井さんは、『知識を学ぶということは、あることがわかると、その瞬間から全部わかるようになるというものではなく、できる、できないの間を「行きつ戻りつ」なのです。』と書いている。 ここに学びの大きなヒントがあると感じた。 教師は、「できない」を「できる」ようにすることが仕事の1つだと思う。ただし、できない→できるという一方向的なものではなく、できない⇌できるという双方向的な構造になっていることを理

        コーヒーと本#5

          コーヒーと本#1

          おはようございます。 最近、朝早く起きることが気持ちよくなり、夜にしていたことを朝するようになりました。 読書も、疲れた夜より冴えた朝の方がスーッと入ってくる感覚です。 ブラックコーヒーを飲みながら、本から得た学びをアウトプットしていきたいと思います。 1冊目は、為末大さん・今井むつみさんの『ことば、身体、学び「できるようになる」とはどういうことか』です。 この本では、「ことば」の重要性について書かれています。 為末さんは、「認識や認知には癖があり、同じものを見た

          コーヒーと本#1

          バスケ日本代表から学んだこと

          先日のカーボベルデ戦に勝利し、自力でのパリ五輪を決めた男子バスケットボール日本代表。 テレビの前で応援していた私も、「よっしゃ!」と何度言ったことか。 会場の盛り上がりは、もっと最高だったと思う。 さて、今回はこの日本代表から学んだことを、自分の実生活に生かしていきたいと考えた。 まず1つは、「明確な目標設定とその共有」。 ここ数年の国際大会では、勝利することすらもできなかったチームが、「パリ五輪の出場権」の獲得を決して夢物語にしていなかったことである。 渡辺選手は、『

          バスケ日本代表から学んだこと

          私にできることをするだけ

          さて、今回はちょこっと自分の頭と心を整理したい。 みなさんは、「ハチドリのひとしずく」をご存知だろうか。以下、引用させていただく。 『ある日、森が燃えていました。 森の生き物たちは、我先にと逃げて行きました。 でも、クリキンディという名のハチドリだけは、行ったりきたり口ばしで、水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。動物たちがそれを見て、「そんなことして、いったい何になるんだ!」といって笑います。クリキンディは、こう答えました。「私は、私にできる最善のことをし

          私にできることをするだけ

          不易と流行

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、 7回目のテーマは「不易と流行」である。 今日の教育では、ICTを活用した教育の推進が叫ばれている。 ChatGPTなども出てきており、物凄いスピードで変化しようとしている。 だが、実際の教育現場ではどうだろうか。一人一台タブレットをどんどん活用している学級は、一部にすぎない。 「これってデジタルでやる意味あるんですか?」 そんな声も聞こえてくる。

          私の正解は、誰かの不正解

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、 6回目のテーマは「私の正解は、誰かの不正解」である。 教師になって数年経つと、自分の「やり方」が見えてくる。 授業の仕方や子供への関わり、教職員との付き合いなど…。 上手くいくと、それが自分の「正解」だと思うようになる。私も初任校で数年経った頃、自分の「やり方」が見えてきた。 ここまではいい。問題はここからである。 自分のやり方を「正解」だと思うと、

          私の正解は、誰かの不正解

          心と身体を整える5つのこと

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、 5 回目のテーマは「心と身体を整える5つのこと」である。 6月下旬に入り、今までの疲れが出て体調不良になってしまっている人 もいると思う。 夏休みまであと1ヶ月。 私も、心と身体を整えていきたいと思います。 ①睡眠の質を高める 簡単に言うと、よく眠ることが一番大切であろう。しかし、その「質」に注目したい。今使っている寝具や寝室環境はどうだろうか?私は

          心と身体を整える5つのこと

          子供の心を和ます3つのこと

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、4回目のテーマは「子供の心を和ます3つのこと」である。 学校には、いくつものルールや暗黙の制限がある。もちろん集団生活を送る上で必要なこともあるが、教師が意識していかなければ子供の「自由」はなくなってしまう。 私が教室で心がけているのは、子供の「安心感」である。 どんなに教材研究をしてよい授業をしても、楽しい遊びをしても、子供に「安心感」がなければ、そ

          子供の心を和ます3つのこと

          既習を活かすということ

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、3回目のテーマは「既習を活かすということ」である。 学びには連続性がある。学んだことを使って、次の学びを創り出すことができる。特に、算数は系統性の強い教科であり、既習を活かした「学び方」を子供たちが身につけるのに重要な教科の1つであると考える。 まず、教師が「既習」をどう捉えているのか、という問いがある。そこが違えば、考えていることはもちろん変わってく

          既習を活かすということ

          教師の存在意義とは

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、2回目のテーマは「教師の存在意義」である。 お堅いテーマにしてしまったが、これは自分の中で大事にしておきたいことの1つである。 教師が教室にいるのは、どうしてだろう。 勉強を教えるため、子供を指導するため、集団を管理するため、・・・ 色々なことが考えられるが、本当に大切なことはちがうだろう。 僕が教室にいる意義は、子供たちに教えてもらった。 共に学ぶ

          教師の存在意義とは

          辛かったときの話をしよう

          若手から中堅への過渡期といったところだろうか。 自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。 さて、初回のテーマは「辛かったときの話」である。 誰にでも辛かったときはあるだろう。今まさに、その現状にもがいている人もいると思う。私の経験が、誰かの何かになればと考え、noteに書くことにした。 教職1年目。 ベテランの学年主任と、うまくいかなかった。今でいうと「パワハラ」や「モラハラ」に関わってくるのではないだろうか。 詳細については書けないが、少し振り返

          辛かったときの話をしよう