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バスケ日本代表から学んだこと

先日のカーボベルデ戦に勝利し、自力でのパリ五輪を決めた男子バスケットボール日本代表。

テレビの前で応援していた私も、「よっしゃ!」と何度言ったことか。
会場の盛り上がりは、もっと最高だったと思う。

さて、今回はこの日本代表から学んだことを、自分の実生活に生かしていきたいと考えた。

まず1つは、「明確な目標設定とその共有」。
ここ数年の国際大会では、勝利することすらもできなかったチームが、「パリ五輪の出場権」の獲得を決して夢物語にしていなかったことである。
渡辺選手は、『代表引退』をも考え、この大会に臨んでいた。
”できる”か”できない”かではなく、”やる”か”やらない”か。ここがまず大きな一歩目である。

2つめは、「精神的主柱がいる」。
トム監督はもちろん、キャプテンの冨樫選手、NBAの渡辺選手、最年長の比江島選手など、「いざというときに頼れる存在」がいたことである。
バスケの試合は、想像以上に攻防が激しい。点数が取れない時、本当に苦しい。カーボベルデ戦の第4Qは、テレビの前の私でさえ、呼吸が止まってしまうくらいに緊張していた。コート上の選手の精神的不安は計り知れない。
そんな時、声を出して周りを支えた選手がいたからこその勝利であると思う。

3つめは、「みんながヒーロー」。
トム監督の最大の功績はここにあると思う。
主軸選手を中心としながらも、毎試合の選手の調子や相手との相性を見て選手起用をしていた。その試合ごとにヒーローが生まれるのは、チーム作りをする上でものすごく大切だと思う。選手を信じ、託すトム監督の器があってこその今回の勝利だった。

4つめは、「向上心」。
これは、全選手にあるのだろうが、特に河村選手に心を打たれた。
勝利した試合でも、決して満足していない。
自分の結果を冷静に分析し、もう次につなげようとしている。
彼の強さは、まちがいなくここにあると感じた。

まだまだ挙げられそうだが、今回はここまでに。
今後は、パリ五輪の代表の座を争うことになるだろう。
ステージは違うが、自分も目標に向かってがんばりたい。

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