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コーヒーと本#1

おはようございます。

最近、朝早く起きることが気持ちよくなり、夜にしていたことを朝するようになりました。

読書も、疲れた夜より冴えた朝の方がスーッと入ってくる感覚です。

ブラックコーヒーを飲みながら、本から得た学びをアウトプットしていきたいと思います。

1冊目は、為末大さん・今井むつみさんの『ことば、身体、学び「できるようになる」とはどういうことか』です。

この本では、「ことば」の重要性について書かれています。

為末さんは、「認識や認知には癖があり、同じものを見たり、同じアドバイスを受けても、受け取り方が人によって異なっていると感じるようになりました。」と書いている。

たしかに授業においても、教師が「わかりやすい」と思って教えていることが、ある子にはわかりやすいかもしれないし、ある子にとってはそうではないかもしれない。

今井さんは、「抽象度の階層」という言葉を使っている。これについては、粒度が細かいほうがいい、粗いほうがいいということではなく、目の前のその子に応じた抽象度で伝えられるように言葉を磨く必要があると考える。

また、言葉には2つの役割があると書かれている。
1つめは、「認知的な意味合いで情報を伝える役割」、もう1つは、「感情を伝えることば」である。

たとえば、算数であれば、「復習しなさい。」「計算練習しなさい。」というような言葉がけはナンセンスではないか。それよりも、どこに困り感をもっているのかを見いださせる、もしくは一緒に見つけていくことが初めの一歩だと考える。

「できる」「できない」ということについても本書で書かれている。このことについては、また明日。今日もよい1日を。


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