note有料記事・マガジンの平均価格は?【200コンテンツを調査】
どうも、Webライターをしているひがしです。
今回は、有料記事と有料マガジンの平均価格についてつらつら書いてます。
何でこんなことを書いてるかっていうと、ぼくが出してる有料マガジンの価格設定について考えたかったからです。
現在は980円で販売してますが、今後はどんどん値上げしていくので、最終的にいくらにしようか検討中です。
価格って、高すぎても安すぎても売れないですからね。
そんなわけで、noteで出されてる有料記事や有料マガジンの平均価格を調査しました。それぞれ100コンテンツずつ調査し、合計で200コンテンツ調べました。
「有料記事やマガジンの価格は、いくらくらいがいいの?」と、疑問に思っている人は続きを読んでみてください。
有料記事の平均価格【約1,186円】
有料記事の平均価格は「約1,186円」でした。
平均価格以外の調査結果は下記のとおりです。
100円の記事がもっとも多いのかと思ったら、300円が一番多かったです。
500円以下の記事が全体の65%と、低価格帯で販売している人が多い結果となりました。
有料記事のベスト価格は「500円」か「980円」?
完全に個人的な意見ですが、有料記事のベスト価格は「500円」か「980円」だと思います。
500円は「電子書籍と同じくらいの価格」です。
次に、980円というのは絶妙な価格だと考えています。
電子書籍よりは高いけど、書籍よりは安い価格です。質の高いコンテンツが作れるなら、もっとも売れそうな価格だと思います。
具体例として、980円の価格で販売し成功されている方を紹介します。
「Daisukeさん」という方の有料記事です。
固定記事にしているとはいえ、驚くほど反応が多いです。
具体的にいくら収益化できてるかわかりませんが、少なくとも5桁はいってるはずです。
このような成功例もあるので、有料記事の価格は500円か980円がベストな気がしますね。
注意点として、思考停止して500円や980円で販売するのはおすすめしません。
適当に有料記事やマガジンを販売するのは、個人的におすすめしません。次で詳しく解説します。
有料記事を出すのは慎重に検討したほうがいい理由
有料記事って売れればいいですけど、売れないと損失がでかいんですよね。
というのも、有料コンテンツって「スキ」されにくい傾向があるんです。
当然といえば当然で、購入しないと無料コンテンツより読める箇所が少ないので、評価しにくいですよね。
特に、購読してない人はスキを付けづらいはずです。
スキの数と検索順位は大きく関係しているので、売れるならともかく、売れないなら有料で出さないほうが無難でしょう。
次に、有料マガジンの平均価格を紹介します。
有料マガジンの平均価格【約2,553円】
有料マガジンの平均価格は「約2,553円」でした。
平均価格以外の調査結果は以下のとおり。
単体で販売される有料記事より、記事群で構成されてる有料マガジンのほうが高いですね。
とはいえ、最高価格が10万円という飛び抜けて高いマガジンがあったので、平均価格が上がりました。
仮に10万円のマガジンを抜きにすれば、平均価格は2,000円以下になるかもです。まぁ、それでも有料記事よりは高いですけどね。
有料マガジンのベスト価格は「1,980円」か「2,980円」?
有料マガジンのベスト価格は「1,980円」か「2,980円」だと思います。有料記事より1,000~2,000円ほど高めですね。
理由としては、有料記事より網羅性の高い情報を提供できるからです。
記事単体で価値を提供するのではなく、記事群で価値を提供できるのがマガジンの強みです。
得られる情報量が有料記事より多いので、価格は高めに設定したほうがいいと思います。
安いから売れるわけでもないですからね。
なので、ぼくが出してる有料マガジンも、マックス2,980円にしようと考えてます。
仮に2,980円以上にするなら、購入特典をモリモリに付けるでしょうね。価格を上げる代わりに、付加価値を提供しようと考えてます。
価格設定する際の基準3つ
最後に、価格設定する際の基準について解説します。
今回紹介した有料記事や有料マガジンの価格を参考にするだけでなく、以下のような基準で決めるのもありだと思います。
ひとつずつ解説していきます。
電子書籍と書籍
1つ目は、電子書籍と書籍を基準にして価格を決める方法です。
電子書籍なら個人が出してるコンテンツなので、勝てる可能性は十分にあるでしょう。
なので、有料記事であれば電子書籍と同じくらいの価格の500円で販売するか、少し高めの980円のどちらかがいいと考えてます。
書籍より有益な情報を提供できる自信があるなら、1,500円以上の価格で販売するのもありでしょう。
反対に、書籍より価値のないコンテンツを1,500円以上で売るのはきびしい気がします。
書籍に勝つのは難しいので、1500円以下の価格で販売するのが賢明だと思います。
需要と供給
どんな商品やサービスにおいても通用するのが「需要と供給」だと思います。
需要が高いなら価格を上げてもいいし、供給する競合が多いなら価格を下げることを検討したほうがいいでしょう。
ちなみに、noteに関する情報の需要は微妙ですね。
以下のデータをご覧ください。
noteでフォロワーを増やすことに関心を持つ人も一定数いるものの、関心のない人のほうが多いです。
やはり「X」「Instagram」などのSNSと比べると、需要は低そうです。とはいえ、XやInstagramで発信してるのは化け物だらけなので、何を選んでも修羅の道な気はします。
競合のコンテンツ
ぼくは有料マガジンを販売する前に、電子書籍や有料記事を購読して、競合調査をしてました。
調査した結果、競合が強くないと判断したので、有料でコンテンツを出すことに決めました。
競合が強い分野では、現時点で有料で情報を出す気はありません。
例えば、Webライターやブログ関連の情報は、書籍も数多く出版されてます。
しかも、有料級の無料情報がいくらでもありますよね。
仮に有料で情報を出すなら「誰も出してない独自性の高い情報」をまとめて販売しますね。
競合調査はめんどくさくてやらない人が多いかもですが、コンテンツを売るために重要だと思います。
おわりに
有料記事や有料マガジンの平均価格について解説しました。
コンテンツを販売するためにも、価格設定は極めて重要です。適当に決めて売れるとは思えません。価格を決める際に、この記事の内容が参考になればうれしいです。
「noteでフォロワーを増やしたい」「noteで収益化したい」という人は、ぼくが提供している「note研究所」の購読を検討してみてください。
ほかの有料記事や電子書籍では得られない情報を提供しています。段階的に値上げしていくので、興味のある人はお早めにどうぞ。