見出し画像

明石に本社があったら子育てしやすいのか?


兵庫県明石市に本社を構えるプラント・建機メーカー、日工(東証プライム上場)。
明石市は子育て支援が手厚い街として、ファミリー層の移住者が増えています。

移住を考えている方にとって気になるのが就職先。
明石市の企業も子育てとの両立がしやすい制度を導入しているのか?

当社の例を紹介します。

日工においては、男性比率が高いこともあり昨年度までは「ほぼ法令どおり」でした。
しかしながら時代が令和に移り変わり、男性の育休取得率も向上。
さらに、近年女性の採用にも力を入れていることから、女性比率もUPしました。
こういった背景を受けて、今年度に入ってから、「子育て世代が働きやすくなる各種制度」が充実したのです。

SOも、明石市内で3歳の男の子を育てていますが今回の制度改革に喜びを隠せずにいます。
さっそく紹介していきます。


①「小1の壁」も怖くない!?育児短時間勤務の適用期間を独自に延長


まずはこちら。短時間勤務制度、いわゆる時短勤務についてです。
育児・介護休業法では3歳未満の子を養育している労働者が希望した場合、事業主は1日の所定労働時間を原則6時間に短縮する制度を設けなければならないと定められています。

日工本社の社員は、8時から17時までが通常の勤務時間です。
SOは以前、9時から16時の時短勤務をしていました。
子が3歳になった8月よりフルタイムに戻り、朝7時に保育園に子供を預けて、18時迄に迎えに行く毎日を送っています。
通勤時間を考慮するとギリギリですが、何とかやっていけるかな?と思っていました。
しかし、小学生のお子さんを持つ先輩たちからは「宿題のサポートなどやることが多すぎる」「朝、子どもよりも先に家を出るので不安」という声を聞いて、不安を感じていました。

音読とか音読とか

共働き家庭において、子どもが小学校に上がった際に保育園時代より仕事と子育ての両立が困難になる。
この現象は”小1の壁”と呼ばれています。
預かり時間が圧倒的に短いうえに、親の負担が大きいのです。

そんな声が会社にも届き、2023年10月より一気に「小学3年生の年度末」まで短時間勤務制度を使えるようになったのです!👏
3歳を迎えてもそのまま続けるのもよし、一旦フルタイムに戻っていても、年単位で取得できるため小学校に上がってから時短勤務を再開することもできますね😊

個人的にも不安が和らぎました!

▼(参考記事)小1の壁について

②だれでもつかえる!「時間単位年休制度」導入


続いては「時間単位年休制度」の紹介です。
名前の通り1時間単位で有休が取得できる制度で、2023年4月に制度化されました。
こちらはすべての社員が利用できる制度ですが、特に子育て世代には大助かりではないでしょうか。

~よくあるケース~
8時に出社し、業務を開始。
10時ごろ保育園からお迎え依頼の連絡が……

オワタ

この場合、半日単位の有休取得しかできないと午前中はまるごと有休扱いになります。
こうなると有休の減りが早いので年5日の時間単位年休制度を導入しました。
名前の通り1時間単位で有給が取得できますので、前述の例だと10:00-12:00 の2時間有休を取得+午後テレワークor午後休 といったような組み合わせが可能です。

もちろん誰でも利用できますので、申請すれば「野球を観に行くので15時退社」「病院行ってから10時出社」などフレキシブルに働けます。


③テレワークが正式に制度化


下はパジャマ。


コロナの感染対策としてテレワークを試験的に導入した企業も多いのではないでしょうか。
日工もその一つで、当初は期間限定でテレワークを導入していましたが、社内のDX推進とともに定着したので2023年10月より正式に制度化されました。
テレワークが可能な職種に限ることと、週に3日以上は出社することが条件です。

こちらの制度も子どもの有無にかかわらず利用できますが、
子育て世代にはありがたい制度です。
SOも今、自宅にて風邪で保育園お休みしている息子にアンパンマンを見せながらこの記事を執筆しています。

 


まとめ

日工において、子育て世代が使える制度をまとめてみました。
意外に思われるかもしれませんが、ほとんどの制度は男女関係なく取得できます。
たとえば、短時間勤務制度も男女ともに取得できる制度です。
家庭によっては、パパが育休より時短を取ったほうが両立が上手くいく場合もあるのではないでしょうか?

日工はもともと、育休を取る男性社員が殆どいませんでした。
対象者への呼びかけや管理職への研修など、さまざまな取り組みの結果
令和に入ってから当社の男性社員の育児休業取得率も格段に向上し、
現在では男性社員の3人に1人(33.3%)が育児休業を取得しています。

明石市の「みんなで子育てしよう!」という街の雰囲気の影響も少しはあるかもしれませんね。

育児だけでなく、介護などさまざまなライフステージでワークライフバランスが実現できるよう今後も制度改革に取り組んでまいります✊

(終)

ライター:SO
協力:人事部




この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!