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留学先で感じたギャップ3選

私は、大学生の時にカナダに1年間留学した経験があります。

その大学では、さまざまな国から留学生が来ており、グローバルな経験ができたと思っています。

異なる国や文化に留学することは、新しい言語を学ぶだけでなく、異文化間でのコミュニケーションスタイルや自己表現の違いを理解する貴重な経験です。

私が留学していた時、自分とは異なる価値観を持っていると感じたことが多くありました。

私が留学先で特に感じたギャップの一部を共有し、それらがどのように私の視点を変えたかについて探ります。


1. 嫌なら話しかけないでと言えばいい

日本の文化では、他者との関係を大切にし、オブラートに包んで伝える傾向がありますよね。

留学先の西洋の国々では、コミュニケーションがより直接的であり、自分の意見や感情を率直に伝えることが一般的です。

私が留学先で、意見の対立が起こった場合、日本では嫌ならば控えめに示唆する傾向がありますが、留学先では直接的に「嫌だ」とはっきり言うことが許容されていました。

異文化のこのギャップは、初めは戸惑うこともありましたが、時間が経つにつれてその開放感に慣れ、自分の意見をより明確に伝えることの重要性を学びました。

留学先でのこの経験は、私の自己主張のスキルを向上させ、異なるコミュニケーションスタイルを理解する大きな一歩となりました。

2. 褒められたら謙遜せず、その通りという

日本の文化では、謙遜が美徳とされ、自分を過大評価することは控えめな態度とされます。

しかし、留学先では褒められた場合、その評価を素直に受け入れることが求められることがあります。

特にアメリカなどでは、自己評価や自信を持つことが重視される文化が根付いています。

私は最初、自分が褒められた際に謙遜してしまうことが多くありました。

しかし、留学先でカナダの友人のことを直接褒めた時、「そうなのよ!昔からこう言うのは得意で…」と説明してくれました。

「褒められたら謙遜」がいつもの流れと思っていたので、少し戸惑いました。
ですが、このようなコミュニケーションスタイルが当たり前の生活を通じて、褒められたときには素直に「ありがとう」と言うことの大切さを学びました。

これは自己評価を正当化し、自己肯定感を高めるための一つの方法であり、異なる文化間でのコミュニケーションの違いを理解するうえでの重要な課題でした。

3. 自分の意見をはっきりという

留学先での学びの一つに、自分の意見をはっきりと表現することの重要性があります。

日本では、集団の一員としての調和や円満を重視し、個人的な意見を控えることがある一方で、留学先では個々の意見や発言が尊重される文化があります。

私は初め、自分の意見をはっきり言うことができなかったことがありました。

しかし、留学先でのクラスやディスカッションで積極的に参加し、自分の考えを率直に表現することで、議論や学びの質が向上することを実感しました。

留学先で学んだこのスキルは、帰国後の日本での学業や仕事でも大きな自信となりました。


いかがだったでしょうか。

留学先での感じたギャップは、私の視野を広げ、異なる文化間でのコミュニケーションスタイルや自己表現の多様性を理解するきっかけとなりました。

日本と留学先との文化の違いを通じて学んだことは、ただ単に言語や習慣の違いを超えて、人としての成長を促す重要な経験となりました。

留学先でのこれらのギャップは、初めは違和感を感じることもありますが、その中で学ぶことで自分の可能性を広げ、国際的な視野を持つことができる貴重な機会となります。

留学を考えている人々にとって、異文化体験を通じて自分自身を見つめ直し、成長する機会としての意味を理解することが重要です。

留学先でのギャップを乗り越え、新しい自分を発見する旅に出ることを勇気づけるこの記事が、皆さんの留学準備や体験に役立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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