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HSPのための人間関係改善方法

こんにちは、日々にじゅうまると言います。

今日は、HSP(Highly Sensitive Person)として人間関係に悩んでいる方々に向けて、友人や家族とのコミュニケーションのコツや、感情をうまく伝えるためのテクニックについてお話しします。

私もHSPの自覚があるのですが、思い返してみれば子供の頃から周りの人たちとうまく馴染めずにいました。

嫌われているわけではなかったと思うのですが、気づいた時にはなぜか他の子供達と距離ができてしまうことが多かったです。
友人から言われたことにいちいち傷ついて泣いてしまう子供だったので、周りの人から馬鹿にされることも多かったです。

人間関係をうまく構築できていないと感じるのは大人になった今も同じで、友達も少ないです。

これを改善するために、一度時間をとって色々と方法を調べてみたので、皆さんにも内容をシェアしたいと思います。


誤解を避けるための方法

HSPの方は他人の感情に敏感なため、誤解を受けることも多いのではないでしょうか。
自分から誘えばいいのに友人を遊びに誘うことができず、相手にもどかしい思いをさせてしまうこともありますよね。

相手に誤解を与えてしまうと自分の意図しないうちに関係が悪化してしまうことがありますので、誤解を避けるためのコミュニケーションが大切です。

明確なコミュニケーションを心がける

曖昧な表現を避け、具体的に説明することで誤解を減らすことができます。

例えば、「これが気になるのですが」と言う代わりに、「このプロジェクトの進捗についてもう少し詳しく知りたいです」と具体的に伝えるようにしましょう。

自分の気持ちを曖昧なままにしておくと相手に伝わらないだけでなく、相手に間違った内容が伝わってしまうこともあります。

HSPの方は特に言うべきかどうか迷うことが多いと思うので、言ったほうがいいか迷った内容は極力伝えるようにするとうまくいきます。

フィードバックを積極的に求める

相手の意見を聞くことで、誤解を早期に解消することができます。

例えば、ミーティングの後に「今日の議論について、私の理解が合っているか確認したいです」とフィードバックを求めることで、誤解を防ぐことができます。

確認事項が多いと、他の人の仕事を邪魔しているように感じるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

むしろ、あなたが気になっていることは他の人も気になっている可能性が高いので、どんどん説明しましょう。
気になっているのに結局聞かずに作業を進めて後で違ったとなるほうがよっぽど面倒なことになります。

感情を冷静に伝える練習をする

感情が高ぶったときに冷静に対応することは難しいですが、練習を重ねることで徐々にできるようになります。

感情が高ぶったときには、一度深呼吸をしてから話すことで、冷静さを保つことができます。

感情の波をコントロールする方法は下記の記事でもご紹介していますので、気になった方はぜひ読んでみてください。

感情をうまく伝えるためのテクニック

HSPは感情の波に飲まれやすいですが、感情をうまく伝えることで人間関係を円滑にすることができます。

「Iメッセージ」を使う

「Iメッセージ」は、自分の感情やニーズを伝えるための方法です。

「youメッセージ」として伝えると、
・「あなた」はこれをしてくれない
・「あなた」はなぜいつもこうなのか
と相手を責める言葉になってしまいがちです。

逆に「Iメッセージ」として伝えることで、「私」がどんな思いだったかを伝えることができるようになり、相手もあなたの言葉を受け入れやすくなります。

例えば、「あなたが遅刻するたびに私はストレスを感じます」と伝えることで、相手が自分の行動があなたにどのような影響を与えているかを理解しやすくなります。

感情を具体的に表現する

感情を具体的に言葉にすることで、相手に伝わりやすくなります。

例えば、「今日はとても疲れているので、少し休みたいです」と具体的に伝えることで、相手があなたの状況を理解しやすくなります。

休息を取ることを優先する

HSPは感情が高ぶりやすいため、定期的に休息を取ることが重要です。

休息を取ることで、冷静に感情を整理し、適切に伝えることができるようになります。

例えば、短い散歩をする、瞑想をするなど、自分に合った休息方法を見つけて実践しましょう。

HSP同士の共感や理解を深めるための方法

HSP同士の関係では、共感や理解を深めることが特に重要です。

オープンなコミュニケーションを心がける

お互いの感情や考えをオープンに話すことで、共感や理解を深めることができます。

私の場合は、自分の話をすることに抵抗がありました。
自分の話に、相手は興味がないのではないかと常に心配だったのです。

ですが、自分のことを伝えることで相手も自分のことを話しやすくなります。
相手にとって有益な話をしないと、と意気込むのではなく、相手との話のきっかけを作るつもりで自分のことも少し話してみましょう。

例えば、「今日はこんなことがあって、とても疲れた」と話すことで、相手も共感しやすくなります。

共有の趣味や興味を見つける

共有の趣味や興味を持つことで、共通の話題が増え、関係が深まります。

例えば、同じ本を読む、同じ映画を見るなど、共通の活動を楽しむことが大切です。

人と話すのが苦手という方も多いと思いますが、共通の趣味、興味があるだけで一気に話題が広がり、相手と話す時間が楽しいものになります。

共感の意識を持つ

人間関係をうまく築いていくためには、相手に共感することも大切です。
相手の感情に寄り添うことで、相手が苦しい状況にある時にサポートすることができ、関係性が深まります。

しかも共感することはHSPの得意分野ですよね。
相手の感情を読み取り、寄り添うことが、関係を良好に保つ鍵です。

相手が話しているときには、しっかりと耳を傾け、共感の意識を持って対応しましょう。

無理をせずに自分のペースで関係を築く方法

無理をせず、自分のペースで関係を築くことが大切です。

自分の限界を理解する

自分の限界を理解し、それを他人に伝えることが重要です。

例えば、「今日は疲れているので、少し休みたい」と伝えることで、無理をせずに自分のペースを保つことができます。

自己ケアを優先する

HSPの方は自分よりも他人を優先してしまいがちですよね。
ですが、自分を犠牲にしてしまうやり方は、やがて自分が苦しくなってそのままの関係性を続けることが難しくなります。

そのため、HSPの方は特に、他人との関係よりも自分自身のケアを優先することが大切です。

例えば、週に一度は自分の好きなことをする時間を設けるなど、自己ケアを習慣化しましょう。

必要なときには距離を置く

ストレスが溜まったときには、必要に応じて距離を置くことも重要です。

例えば、友人や家族に「少し一人の時間が必要」と伝え、リフレッシュする時間を確保しましょう。

いかがだったでしょうか。

HSPのための人間関係改善術についてお話ししました。

自分の感情を理解し、適切に伝えることで、友人や家族とのコミュニケーションが円滑になります。

誤解を避けるためには、明確なコミュニケーションとフィードバックの活用が重要です。

また、感情をうまく伝えるためのテクニックや、HSP同士の共感を深める方法を取り入れることで、人間関係がより良好になります。

無理をせず、自分のペースで関係を築くことを心がけ、ストレスを軽減していきましょう。

この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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