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2021年11月の記事一覧
「なぜ本質は地味なのか」
2020年に完成した神奈川のご夫婦のマンションリノベーション。
先日久しぶりに宅飲みに誘われてお邪魔してきた。
収納体積は空間全体の10%程度で構成することが多いが、今回は20%程度。
取っ手を出来るだけ使わず、隠し扉的にして存在感を消す。
エアコンだけが本当に心残りで殺して欲しいくらいだが、マンションのステータス的に他の場所に取り付けができなかった。
40年前にこのマンション
愛と宣伝の違いについて。
プロダクトを制作する上で、プロモーションも考えていかないといけない。
売る目的で制作するのであれば、どう届けるかまでを含めてデザインすべきと思う。
企業とのタイアップでの作品制作なので尚更。
プロモーション方法はざっくりと50程度の手法がこの世にはあって、どれを、どの組み合わせを、どのタイミングで、どのくらいの期間で、どこに向けて〜を考えていくとその組み合わせは随分複雑で豊富。
そ
「土着的なラマンロラン」
ワンルームリノベーション計画案
2021@大阪
以前から弊事務所での作品としてのリノベーション案件を進めたく漸くの足掛かり。
理想は100〜150平米のリノベーションが望ましいのだけど、今回は投資ではなくあくまで作品づくり。
ワンルームマンションの運営をなんとかせねばという賃貸会社の方との治山事業を絡めた共同プロジェクト。
念願叶っての作品づくりに着手できるわけで、意図せずにくっついてきた
「想像を超えるものができる危険性」
まず、どこまで意識から空間を切り離すかを考える。
色彩も本来ならアクローム構成が望ましかったのだけど、そこはやはり家、傷も付くし汚れるし人の生活が刻まれる。
飾るアートと生活感の兼ね合いを見たときに、せめてモノクロームにと新福島の土壌のタービダイトの色彩に合わせたグレージュで行こうかと。
壁面の収納以外は高さ730mm以下に納まる計画とし、へそ下の意識の外れる距離感で、さらに没頭しやす
「捨てきれないならせめて愛するべき」
ムーブメントとしてのミニマリズムに位置付けられるのが今回のギャラリーメイクなリノベーションで。
概念や意味すらも削ぎ落としてしまうのがミニマリズムの本質で、削ぎ落として削ぎ落としてただの箱になってしまったみたいなドナルドジャッド的な世界線まで辿り着けたら良かったのですが、やはり家は装置なのでどうしても用途までは取り除けず。
用途が生まれると意味が生まれてしまい、コンセプチュアルとの狭間でもがき
意味や理由が無くては不安でしかたない。
5120mmのコーリアンの天板を食卓からキッチンまで通しで敷きたくて、床レベル上げる予定。
よくあるやつです。
床上げの蹴込み部はステンレス板のヘアラインをベタっと貼ろうと思ってます。
天井と壁はSK化研のFMT-01Aの塗装ムラのできやすいものを。
ムラ感出して、ピントが微妙に朧げになる感じが必要なので、PORTERS予定でしたが、VEでSKになりそうで。
「我々はなぜ感動してしまうのか」
マンションリノベーション
計画案@新福島
南西向きの位置に掃き出しの窓があるマンションで、夕陽が食卓まで射してくることが予測できる。
15階建ての13階。
眼前の遮蔽物が無いため、窓から見えるのは街並みと空、夕陽の射し込みも随分とヘルシーになりそうです。
ギャラリーメイクの場合、そのヘルシーさは邪魔だったりするのですが、絵や器を並べる時その夕陽の射し込みも日焼けしない程度に映ってく
侘び寂びとミニマルの違いを考える。
マンションリノベーション
計画案3D@新福島
年明けの着工に向けての詰めの段階のマンションリノベーション案です。
文化芸術に関心のある施主のため今回はギャラリーメイク。
キッチンは既製品を使わず最低限で製作。
天板はコーリアンのニュートラルアグリゲート。
マンション的に天板は2枚に分けないと搬入できないから継ぎ目はガラスを差し込むかなど検討中。
カップボードも全て製作。