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いっしょに歌を歌う変化、PHT描画/発達支援Kくん vol,5

Kくん、3回目のレッスンの様子です。

一週空いたので2週間ぶりに会ったKくんは背が少し伸びていました。

「背が伸びたね。」と話しかけたら、

「自分ではわからないけど。」とはにかみながら、

「でも、今まで届かなかった場所に、ジャンプしたら手が届くようになった。背が伸びたからかもしれないし、ジャンプ力が付いたのからかもしれない。」と自分で分析してくれます。


姿勢も初めて会った時のフニャフニャした立ち方からしっかりしてきましたし、後述しますが、椅子に座ると、以前は身体が斜めになってしまっていたのがまっすぐ前を向いて座っています。

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●はじめにお読みください

*このマガジンは、にじ工房「個別支援」に通われているKくん(小学6年生)の初回面談~レッスンの様子を 同じような悩みを持つ方へ広く知っていただけるようにと、保護者の方のご了解を得て、全14回プラスαでリアルタイムに配信していきます。

*個人が特定できないようお名前などは伏せていますが、繊細な内容が含まれていますので、有料とさせていただきます。記事は毎週のレッスン毎(初回面談と全12回のレッスン)に更新されます。

発達障害やADHDでなくても、日々の生活や学習に困り感を感じているお子さんは本当にたくさんいます。理由は様々ですが、原因を探るのは過去を責めることではありません。発達のどの地点で「引っかかり」が生じているのかを見つけ、それを「解きほぐすため」ことを目的とした個別支援を行っています。

お子さんの発達や成長、友達関係などで悩まれている方への参考になれば幸いです。

こちらは、発達支援 =Kくん=第五回の記事になります。

◆記事は単体でも購入できますが、変化の様子やどのようなレッスンをしているのか流れを知りたい方は、「マガジン」を購入いただけると、今後更新されるすべての記事が読めます。ご検討いただけましたら幸いです。

https://note.com/nijikobo_steiner/m/mf1ba09459380



●「自宅」と「それ以外の場所」の区別

最初に部屋に入ると、「握手」をするのが始まりのルールになってます。しかしKくんはまっすぐ奥にある棚に向かっていきました。そして、いくつかの引き出しを開けています。

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