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いよいよ全12回のうち最後のレッスンとなりました。

約3か月で、Kくんは5本の歯が抜け、フラフラしてじっと立っていることが苦手だったのが、二本の足でしっかり立てるようになりました。


不安定だった目線も定まり、「じぶんの身体を自分でコントロールしている」という感覚も育ってきています。いつも丸まっていた背中も伸びる場面が増えました。


◆レッスンの流れ

全体を今までの総復習として行いました。

・手遊び

・お手玉

・片足立ち

・視覚トレーニング

・ぬらし絵


◆リズムに合わせて動けるように/客観性


・手遊びで、歌を歌いながら指をリズムに合わせ、早くならずにできるようになりました。これは「客観性が育った」ということです。
初回から半分を過ぎたところまで、Kくんは何かをするときに自分ペースで進めてしまいがちで、周りの声掛けやペースを見て合わせるということがとても苦手でした。

お手玉でも、投げているうちにお手玉の方だけに気が行ってしまい、どんどん初めに立っていた場所から離れていっても気が付かない、あるいは、次の動作の指示を出しても、自分の動きに集中しているので、声をかけてもそこで止まれず、2,3回は追加でしてしまう、ということが、たまに、ではなくほとんどの場合でした。

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