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歯の抜け変わり、紫の月/発達支援Kくん vol,4

Kくん、2回目のレッスンの様子です。


●はじめにお読みください


*このマガジンは、にじ工房「個別支援」に通われているKくん(小学6年生)の初回面談~レッスンの様子を 同じような悩みを持つ方へ広く知っていただけるようにと、保護者の方のご了解を得て、全14回プラスαでリアルタイムに配信していきます。

*個人が特定できないようお名前などは伏せていますが、繊細な内容が含まれていますので、有料とさせていただきます。記事は毎週のレッスン毎(初回面談と全12回のレッスン)に更新されます。

発達障害やADHDでなくても、日々の生活や学習に困り感を感じているお子さんは本当にたくさんいます。理由は様々ですが、原因を探るのは過去を責めることではありません。発達のどの地点で「引っかかり」が生じているのかを見つけ、それを「解きほぐすため」ことを目的とした個別支援を行っています。

お子さんの発達や成長、友達関係などで悩まれている方への参考になれば幸いです。

こちらは、発達支援 =Kくん=第三回の記事になります。

◆記事は単体でも購入できますが、変化の様子やどのようなレッスンをしているのか流れを知りたい方は、「マガジン」を購入いただけると、今後更新されるすべての記事が読めます。ご検討いただけましたら幸いです。


●前回からの変化

おとなは遊んでいても、仕事や家事の時間になれば遊びを辞めて次のことに取り掛かることが出来ます。

それはおとなが「未来を見て気持ちを切り替える」ということが出来るからですが、子どもはまだ気持ちの借り換えはうまくできません。


楽しいこと、嬉しいことだけでなく、気持ちが落ちるようなことも、様々な思いを「持って」部屋にやってくるので、最初に少しその「お荷物」を下せるようなことをしてからレッスンに入ります。


Kくんがやってきてすぐ気が付いたことがありました。

「歯が抜けています!」 しかも4本も!

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子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。