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144日目 なぜ、過度なストレスは認知症の引き金になるのか?


どうもこんにちわ!こんばんわ!
100日後に人生を変える副業サラリーマンです。


今日は、ストレスと認知症の関係性について
お話してみたいと思います。


若いみなさんは認知症について
あまり考えることはないかもしれませんね。


僕は今年で49歳になり、
認知症のことを考えるような
年代になってきました。


認知症はストレスととても深い関係に
あるといいます。


ですが、そもそも、ストレスという
機能があるのでしょうか?
なければ、こんなに苦しい思いを
しなくてもいいのに。。


そんなことを思う方もいらっしゃると
思いますので、まずはその点を
お話してみます。


人間にとって、太古の昔、
ストレス反応は必要な機能でした。


太古の昔、人々は狩猟を行っていたり、
未知の敵と遭遇したりしていました。
このような状況では、
身体が即座に反応できるようにするため、
ストレスが必要でした。


交感神経系の活動が増すことで、
心拍数が増え、血圧が上がり、
骨格筋への血流が増加し、
戦うか逃げるかのリアクションを
瞬時にとれるようにしていました。


また、未知の敵に出会ったとき、
戦うか逃げるかの反応を瞬時にとることは、
生命を守る上で重要でした。


ただし、戦うか逃げるかの
ストレス状態は数分で
終わっていました。
その後、交感神経系の働きは
鎮まっていたのです。


しかし、現代では
個人が自分の能力以上の
周囲からの要求によって、
自分にとって脅威とみなした
場合に起こる反応が
デメリットとして残ってしまうのです。


ストレス状態というのは、
体には負荷のかかる状態です。
言ってみれば、
ドーピング状態でも
あるわけです。


長期に心理的なストレスを
感じることは、体に負担がかかる
状態が長く続くと
ストレスホルモンが
記憶の中枢である海馬を
萎縮させることがわかっています。


また、ストレスにより
腸内細菌の活動が抑えられることにより
腸内のバリア機能が壊されます。


その結果、
腸から様々な炎症を引き起こす
物質が血液内に取り込まれることになり、
免疫細胞が活性化して、
体内の各所で炎症を引き起こします。


この炎症が脳内で起こると、
うつ病となり、さらには認知症への
引き金ともなりえます。


怖いですね。
たかがストレス、と思っていても
慢性的に続くストレスは
脳の機能を低下させる元になる、
ということがわかりました。

では、
どうしたらストレスを減らせるか?


・・・明日、続きをお話したいと思います。


それでは、また明日。
楽しい1日をお過ごしください。

(前回の記事)


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