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ドラマ感想:『City Lives』 一夜目

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ドラマ感想:『City Lives』 一週目

あらすじ

世界でいちばん大きい動物はなにか?それは<街>だ。VFXを駆使した圧巻の新感覚モキュメンタリーSFドラマが登場!
▽人間の記憶を読み取り、都市に擬態する巨大生物、<街>と呼ばれる世界最大の生き物。日本国内で確認されている中の1個体、E604。その<街>に唯一の生きた人間として駐在する、都市型生物保護機構(通称都生保)の保護官、高城(広田亮平)。髙嶋政宏(本人役)がナビゲーターを務めるドキュメンタリー番組“Lives”のクルーたちは、謎に包まれた<街>の生態を特集すべく、高城への密着取材を始める。荒野を移動する建物群、生えてくるビル、<街>が自身の一部で作り出した本物の人間そっくりの「疑似住民」など、<街>の中で起きる不思議な現象を目の当たりにしながら取材が進む中、クルーたちは意図せずして、<街>が読み取った高城のある記憶と想いに触れることになる。

TVerあらすじより

--感想--

一話目を見ました。
いやいやなかなか独特でかつ個性的なドラマが登場しました。
フジテレビの深夜枠と言えば、昔からホラーテイストでかつ非常に個性的なドラマが多く生み出されてきました。
トリハダ、放送禁止、ホラー アクシデンタル、eveのすべてetcなどなど…
上であげた作品はホラー要素が強い作品でしたが、今回の作品に関してはホラーというよりもSF色の強い作品です。ただ、映像全体に漂う妙なアンバランスな空気が自分の心に妙なザラツきを与えます。

モキュメンタリーというのがやっぱり演出するが現実感を掻き立てて、今いる自分の場所とまるで世界が繋がっているようでいいなとおもいます。
また、街という存在が生物というのがぐっときます。ここ近年怪獣のような巨大生物が登場する作品が国内外で増えてきました。ただ、やっぱり登場させるデザインはそれぞれ工夫させようというのが感じられますが、本作品で
は街が巨大生物そのものというはナイスなアイディア。
実際にこの設定を活かし街での中で撮影をしているだけなんですけどもそれは巨大生物の上で人が活動しているというのが風景に変わっているのがおもしろい。動物というのはnopeでもありましたがコントロールができないとうのが怖いというものがありましたが、巨大生物の上で活動しているというのは野生は油断することができないという空気が非常に作品全体にいきわたり、生物である以上人を襲う可能性があるというのは妙な緊張感を生み出しております。そして、それはウルトラQのようなアンバランスゾーンを醸し出していてウルトラQの冒頭に流れる「これから30分、あなたの目はあなたの体を離れて、この不思議な時間の中に入っていくのです」と語るナレーションのように不思議な感覚がございました。この感覚にPOVにが非常にいい効果を与えている感じました。

それにしても設定は独特なものではございますが巨大生物のでてくる作品がたくさん登場しておりますが、これは本当に怪獣ブームがきたなあと感じてしまいます。

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