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6年ぶりに営業の現場へ。新設された銀行営業兼不動産営業に、経理財務から転身した分部の挑戦

今回のnoteは、企画開発事業部(不動産営業部門)へ経営管理室(バックオフィス部門)から、5月に異動した分部のインタビューをお届けします。

分部は、新卒で入った大手証券会社より、2018年7月に日本ユニストへ入社。当初は不動産営業として採用されたものの、1カ月後には経営戦略、その1年後には経理財務の担当へと変わり、今春からは再び営業職へと戻りました。
このインタビューでは、キャリアの変遷や、異動前後での変化、銀行営業という社内唯一のポジションのやりがいなどについて、聞きました。

証券営業を通して、日本ユニスト代表の今村と出会う

――日本ユニストに入社する前は、どんな仕事を?

大手証券会社に新卒で入り、大阪支店で約3年間、有価証券運用の法人・個人営業を行っていました。
その営業活動の中で、日本ユニスト代表の今村と知り合いました。最初は運用提案をしていたものの、次第に政治・経済・金融の意見交換をする仲に。運用の余地がないとわかっていながらも、月1回は会って、インプットとアウトプットを相互に行い、議論する関係が出来上がっていったんです。

――営業相手でもない、少し特殊な関係性だったんですね。そこから入社に至った経緯は?

証券営業の対象は経営者が中心となるのですが、事業を通して自分の成し遂げたい夢を叶えようとする、多くの経営者の姿に憧れを持ったことが、大きな理由としてあります。
証券営業は証券の仲介を行うことが仕事なので、「自分も事業会社でビジネスを生み出す側に回りたい」と思うようになったんです。

そう思い始めた頃にちょうど、ユニストがJR新今宮駅前でホテル開発を進めていることを知りました。以前から何度か入社のお誘いはいただいていたのですが、大きな開発プロジェクトへの挑戦にも惹かれて、この時やっと「一度大手を飛び出してみるか」という気持ちがわき、入社を決意しました。

元々いた金融業界と、ユニストが含まれる不動産業界は親戚みたいなものなので、これまでのキャリアを踏まえても、次のステップとしてユニストで経験を積んでみたいと考えてのことです。

入社後1ヶ月で、営業から経営戦略担当へ

――実際に入社してみて感じたことは?

前職と比べたら、決められたルールも少なく自由ですが、仕事自体は市場の先頭で日々戦っているような感じで、そのギャップが面白かったですね。
「3年間は営業担当を経験する」という約束をして入社したのですが、なんと1ヶ月で経営戦略を考える責任者に選んでいただきました。

と言うのも、入社後、営業に回っていたある日、ユニストが持っていた物件に海外投資家の買い手が現れたんです。
その方とやり取りするためには、通訳が必要でした。会議で「英語できる人ー?」と募集があり、僕は “ここで目立っておかないと!” と思い、手を挙げました。そこから、空き時間で営業もしつつ、他の営業マンとは別の動きをするようになりました。

同時に、今村から出される経営課題を解いては、さばき方を議論することも。そうこうしているうちに、入社当月にも関わらず、今村社長から「来月、経営戦略室を立ち上げる。室長は分部で」と言われたんです。

熊野古道で行った社員合宿でのトレッキング

――まさかの大抜擢ですね。経営戦略担当としては、どんなことに取り組んだんですか?

実際の戦略をがっつり作成するというよりかは、他社の経営の分析とか、今村社長の業務の手伝いをしていました。
社長が顔を出すところに同行したり、社長がどのタイミングでどういう経営判断を下すかなど、思考をコピーしたりして、その上で僕自身の視点を交えて感じた意見を伝えていましたね。

経理財務として、経営の意思決定にも助言

――そこから、次は経理財務担当へとジョブチェンジしたんですよね

入社して1年たった頃に、当時の財務担当者の退職がきっかけで、経営戦略から経理まわりの担当になりました。
元々金融業界にいたということもあり、誰もやる人がいないならと、引き受けることになったんです。最初は経理、途中から経理財務、最後は財務メインと、少しずつ守備範囲は変遷しながらも、計約5年務めました。

直近では、管理会計の一環で、経営の意思決定の示唆出しも行ってきましたね。キャッシュフローや損益計算書、貸借対照表を示して分析しながら、正すべきところは経営陣に進言しました。

――経理、財務とオールラウンドにやってきた中で、今年5月にも異動があり、状況がまた大きく変わりました

不動産売買の強化を進める中で、「営業人員が足りていないため、企画開発事業部へ異動してくれないか」と打診をいただきました。また、「不動産営業と並行して、資金調達を見据えた金融機関との関係構築も続けてほしい」との要望も受けて、不動産と銀行2つの営業を掛け持ちすることになりました。
僕は元々人と喋るのが好きで、1社目でも営業マンとして働いていたので、今回の異動はとても嬉しかったです。今、やる気に満ちあふれています!

これまでも銀行担当者との関係構築には注力してきましたが、定常業務として経費精算や支払いなど細かい作業を抱えていたので、どうしても銀行さんとの折衝の時間は確保しにくかった。以前は案件ベースで打診するしかなかったのですが、異動後は手厚く回れていて手応えを感じています。

不動産営業の方は、他の営業担当に同行して、現場の雰囲気をつかんで学んでいるところです。少しずつ物件の情報も入ってきているので、それをチームで共有したりしています。

同僚と一緒に、子連れで休日に出かけることも

二足の草鞋だからこそ。資金調達で不動産事業を加速させる

――不動産営業と銀行営業の2つに携わる中で、どんなやりがいを感じていますか?

それこそ営業担当が日々、購入して事業化できそうな物件情報を一生懸命取ってきてくれるじゃないですか。
その中から買えるのは数百件中1件くらいのレベルなんですけど、営業チームが買いたい物件を買えるように、しっかりと裏で融資を取り付けて、営業活動を支えられたときはやっぱり良いなって思いますよ。チームに一体感も出ますし、特により良い条件で融資を引いてこれたら、業績も上向きますしね。
融資できたときの喜びと達成感を、銀行関係者とともに分かち合える瞬間も、僕は好きです。

今後は不動産営業もしっかりできるように、不動産実務のスキルを身に付けていきたいと考えています。並行して、資金調達を早く、良い条件で、少しでも多く実現できるように、各金融機関との関係をより一層深めて、経営陣が思い描いている業績を達成できるようにサポートしていきたいです。

――営業職の採用を強化しているところです。求職者の方に伝えたいメッセージはありますか?

色々な案件に携われるのが、ユニストで不動産営業職として働く大きな魅力だと思います。
不動産会社によっては、マンション開発だけ、戸建だけなど特定の分野に特化しているケースもありますが、ユニストなら宿泊施設、店舗、事務所、住宅と、手掛ける案件は多岐にわたります。事業構築さえできれば、実現に向けて動いていける会社なので、広く経験できるという観点では、良い環境が整っています。
あらゆる可能性を模索しつつ、時代の変化に応えて会社自体も変化してきたので、そういった不動産事業に関われるのは楽しいですよ。

あとは、事業部とファイナンスが統合されているのも、他社と違う良い点です。企画開発事業部が会社のキャッシュエンジンとなっているので、金融機関向けの資料を整える作業にも加わったりと、資金調達に関する知見が身に付くのもユニストならではですね。

不動産営業マン採用強化中!

日本ユニストの企画開発事業部では現在、不動産の営業職を募集中です。

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