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セクシーサンキューの人出演CMの話

こんにちは。みなさんいかがお過ごしですか?
合同会社貴香の西村です。

アッという間に8月も終盤ですね。
暑かった記憶しかありませんが、今年も夏バテすることもなく元気に過ごせました!

本題に入る前に、お礼を述べさて頂きます。
現在、新商品「お猫様専用ミニ畳の開発・販売にあたりクラウドファンディングを行っているのですが、プロジェクトスタート直後から予想以上の方にご支援を賜りました。

みなさま本当にありがとうございます。
応援コメントも本当に嬉しいです!
プロジェクトの支援募集は9/29までですので、引き続き何卒よろしくお願いします。

さて、今回のブログは「男性アイドルを起用した日本のメイクアップブランドCM」について話そうと思います。

そのCMとは株式会社カネボウ化粧品のメイクアップブランド「KATE」のCMです。
このCMを見て色々思ったことを書き綴っていきますので、どうぞお付き合いください。

大好きなKATEのCM

あまりテレビを見ない私ですが、それはたまたまテレビをつけていたときに流れました。

ダークな雰囲気に浮かぶ鋭い視線の目元と、鮮やかな赤のリップスティック。
そして「怪物は囚われない」のコピーと共に映し出されるイケメン

それは・・・・・

セクシーサンキューの人

私が目にしたのはKATEが販売している商品「リップモンスター」のCMでした。
そのCMを見て初めに思ったのは「昔からのコンセプトが一切ブレることなく時代に合わせてきている・・・」。

もともと、黒木メイサさんや中条あやみさんなど好きなモデルさんがKATEのCMに出演していたこともあり、映像の世界観も含め昔からKATEのCMが好きでした。

一番古い記憶にあるのは中島美嘉さんが起用されていた頃ですが、調べると2012年頃のようです。
その頃のCMも今と同じ雰囲気で、モデルさんのメイクも流行を取り入れるというよりは「自分らしく、どうありたいか」というのを表現しているようなメイクだった気がします。

今まで女性モデルさんばかりだったような気がするKATEのCMに今回は男性。
しかもアイドル。

ここ数年で男性がコスメ系のプロモーションをすることは増えていますよね。
お隣の国、韓国ではアイドルがコスメ企業のプロモーションをしているのもよく見かけますし、ラグジュアリーブランドでも男性がコスメの広告塔になっていたりします。

それでも、日本ではスキンケアの基礎化粧品止まりのイメージや「海外では」という印象が強かった私は「がっつり色付リップ」を宣伝する日本企業のCMに日本の男性アイドルが起用されていたことが新鮮に感じたのです。

大好きなKATEのブランドコンセプト

KATEは「NO MORE RULES.」をいうコンセプトを掲げています。

自分を縛る、ルールを壊せ。

「はみ出しちゃいけない」という、同調圧力。
「私はこういうタイプ」という、自己暗示。
「女らしく、男らしく」という、固定観念。

様々な「既成概念の檻」からぬけ出して、自由になっていい。
誰のためでもなく、自分をもっと好きになるために。
そう、KATEは信じる。

KATEは、その人のスタイル、そして生き方までもメイクする。
自分を、自由に表現したい。
そんなあなたへ。

KATE TOKYOのサイトより

多様化する現代においても、何かとカテゴライズされることにストレスに感じる人も多いのではないかと思います。

心も「自分という個性を縛られたくない」と感じているし、頭でも分かっているけど集団の中で生活をしていると思うように自分を解放できない。
そんなもどかしい気持ちを昇華するかのように、KATEはメイクアップすることを通じて「自分をもっと好きになるために自由でいること」を後押ししてくれています。
自分にとってもすごく突き刺さるメッセージで大好きです。

男性アイドルの起用で思ったこと

①ジェンダーフリーへの意識

ジェンダーフリーとは、社会的に決められている「男性像」や「女性像」にとらわれず、個人の意思で自由に行動や発言や選択をしていくという考え方のこと。

人間用語集

日焼け止めはメイクなのか?ファンデーションを塗ってからがメイクなのか?
どこからが「メイク」なのか定義はよく分からないのですが、今やメイクをするのは女性だけではありませんよね。

テレビに出る俳優さん、K-POPアイドル、美意識が高い男性のインフルエンサーや、男性でも宝塚レベルのメイクをするユーチューバーなども人気で、メイクをする男性に対して偏見を持つ人は以前と比べると今はかなり減ってきているのではないでしょうか。

女性らしさでも男性らしさでもなく「自分らしさ」を追求していくであろうこれからの時代。
コスメはすべての人の物になっていくことを強く感じました。

②「推し活」の売上効果

男性アイドルのファンの多くは若い女性であり、KATEのターゲット層とマッチしているのかなと思います。
ファンは「自分の推し」が発信する情報にはとても敏感ですし、最新情報をチェックするスピードは相当速いはず。

自分の推しがプロモーションをする商品が売れると、推しの活躍にも貢献できるため情報のチェックだけではなく「拡散」も積極的にする人が多いのではないでしょうか。
「推しに貢献できるなら」とファンが購入するのはもちろん、男性アイドルのファンを味方につけると大きな売上につながりそうです。

周りや色んなニュースを見ていても「もはやオタクが経済を回しているのかも」と個人的に思うことがあります。

西村は全界隈のオタクの皆さんを応援しています!!

まとめ

KATEのCMを見て改めてCMってすごいなと思いました。
15~30秒の間に商品やサービスの情報、メッセージ、ベネフィットなど、伝えたいことを綺麗に凝縮するのはそう簡単ではないはずです。

テレビを見る人よりも今はYouTubeやサブスクなどを見る人が多いですし、媒体が増える=どこにCMを流すのかもターゲットや狙いによって選定しないといけません。

CMではないですが、今google広告やFacebook広告など「広告」について勉強中なのでこういった自分が突き刺さったCMからも沢山学んで事業に活かしていきたいと思いました。

KATEはブランドサイトも素敵なのでみなさんもぜひ一度ご覧になってください。
CMのYouTubeリンクと合わせて貼っておきます!

■KATEブランドページ
https://www.nomorerules.net/brand/

■KATE「リップモンスター」新CM

最後までお読み頂きありがとうございました。
来月のブログは森が担当します。乞うご期待!!

記事担当:西村

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