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日本営業大学®についてまとめましたので、お時間あるときにぜひじっくりとご覧ください。

2020年5月。私たちは、これまで日本にはなかった「日本営業大学」という学びの場を作りました。
学校説明会を何度も開催したり、個別にお会いしたりして、私たちの設立の思いや学校の仕組みなどをお伝えしてきましたが、なかなかお会いすることのできない方にも、是非私たちを知っていただきたく、”まとめ”のページを作りました。

日本営業大学とは

学びの場。と記しましたが、私たちは日本営業大学を「コミュニティ」と位置付けています。
アスリート・企業・講師・サポーター・スタッフが集い、スポーツの力を経済活動に反映させるためにお互いがそれぞれ持っている力を提供し合い、成長していくことを目指しているからです。

講師が生徒を教える。企業が社員を雇用する。
そういった一方通行の関係ではなく、双方向に影響し合いお互いが高め合いながら、かかわるすべての人たちが幸福になることが私たちの願いです。

日本営業大学のミッション

この日本営業大学というコミュニティを運営していくことを通じて私たちは、1.日本を支える企業の活力向上と、2.より良いスポーツ環境の醸成に貢献していきたい。これが私たち日本営業大学のミッション=果たすべき役割です。

1-1 日本を支える企業の活力向上

国内の企業の99.7%は中小企業です。しかし、その中小企業で働いている人の数は全体のうちの70%程度と言われています。つまり、企業の数で言うと0.3%しかない大企業に全体の30%の人が働いているのです。

中小企業は慢性的に人手不足という課題を抱えています。特に最近では、単純な労働力としての人材不足よりも企業の中心的な存在として次世代を担うような“中核人材”の確保・育成が大きな課題となっています。

私たちは、スポーツを通して身につけたアスリートの“非認知能力”に注目し、ビジネスの基本を教育することで彼らを“アスリートビジネスパーソン”へと育成します。

そして、そんな彼らを雇用し、中核人材として育ててくれるような企業とお繋ぎすることで、日本を支える企業の活力向上に貢献していきたいと考えています。

1-2 企業の活力向上のためにもう一つ必要なこと

私たちが担うのは、人材としてのアスリートの教育と企業への職の斡旋だけではありません。
企業の活力向上のためにはもう一つ必要なことがあります。それは、アスリートを受け入れてくれる企業側のレベルアップです。
人手不足に悩む企業にとって、良い人材と出会う機会はそう多くはありません。ましてや、元アスリートという人材が一般の採用市場に現れることは非常に稀なことです。

しかし、良い人材を確保するためには“採用”だけに目を向けるのではなく、“選ばれる会社になること”“育成力を高めること”も企業に求められます。

私たちは、コミュニティに参加してくれる”会員企業”様に様々な経営サポートをご提供し、”採用”以外の面でもご支援をさせていただこうと思っています。
採用や面接にかかわるサポート、本業の事業拡大にかかわる販売支援・経営サポート、人材育成にかかわる階層別研修や営業マン教育・接遇マナー研修など。
アスリートへの授業を提供する講師陣は、企業の経営サポートにも活躍できる専門家を揃えました。

1-3 企業の活力向上に継続的に貢献する仕組みを作る

このように、私たちがご提供するのは、採用される側のアスリートの教育と、採用する側の企業への総合的な経営支援です。

ミッションである”日本を支える企業の活力向上”への貢献を、”採用”や”職の斡旋”といった一瞬の問題解決で達成するのではなく、アスリートと企業、双方へのアプローチで丁寧に解決していきたいと考えています。

日本営業大学というコミュニティを作った意義、皆さんにこのコミュニティにご参加いただきたい意義はここにあります。


2-1 より良いスポーツ環境の醸成

私たちのミッションのもう一つは、より良いスポーツ環境の醸成です。
これは一つの問題意識、現状ある課題から生まれました。

それは、「諦めずに夢を追いかけ、周囲の期待を一身に背負い、多くの事を犠牲にして懸命に努力して長く続けた人の方が、早く夢をあきらめた人より結果的に遅れを取る」という現実です。

私たちはスポーツから様々なことを学びます。トップで活躍する選手を応援することで自分も胸が熱くなり、感動し、豊かな人生を送ることができます。自分自身がプレーしていなくても多くの感動を得ることができます。

そんな時選手に対して思うのは、「感動をありがとう」

でもそこには、数々の破れていった選手や、ともにしのぎを削りレベルアップしてきたライバルの存在があります。ライバルがいるから、戦う相手がいるから競技レベルは上がっていきます。

諦めずに長く続ける人たちがたくさんいるからこそ、私たちはより多くの感動を得ることができるのです。

2-2 あるアスリートの話

東大に入るより難しいといわれる世界に選ばれて入った。それまでは「天才」「地元の誇り」ともてはやされて調子に乗っていたけれど、やっぱりプロは厳しい世界、長くはいられない。

「お前、これからどうするの?」って友達から聞かれた時の虚しさ・・・「何も決まってないよ」「大変やなあ」優越感に浸る友達の顔・・・

「キミはまだ若いから何でもできるよ」という大人の声。
(何でもって言われても・・・じゃあ何ができるのか教えてくれ!)

「好きなことを一生懸命やりなさい」そう親から言われて必死になってスポーツしてきました。しかし、今の私には何もない・・・

「好きなことをしたいなら、しなくてはいけないことも一生懸命しないといけなかったんだ」と今頃気づきました。

2-3 プロ野球選手の引退後の進路

2-4 アスリートのプロ化浸透による引退後の進路

過去は企業所属のアスリートが多く、引退後は所属企業での継続就業が可能でした。近年では社会情勢の変化の背景や、競技レベル向上の影響から「個別スポンサー契約を結ぶ”プロ”アスリート」が増加しています。

ある女子バスケットボールの元プロ選手にお聞きしたことがあります。高校や短大を卒業し、実業団のチームに入団する際にスポンサー企業から2つの選択肢を提示されるとのことです。

1.契約社員として企業と契約しバスケットをプレーする。その場合は給料も高く、プロ選手としてのステータスもある。ただし、引退後も契約を継続するかどうかの保証はない。

2.正社員として企業に入社しバスケットをプレーする。その場合は給料も身分も一般の社員と同等。バスケットしながら少しは仕事もしなければならない。ただし、引退後も継続して就業できる。

20歳前後の女子選手は、多くが契約社員としてプロ選手としての方を選択するそうです。
しかし引退した今となっては、正社員の道を選べばよかったと後悔することもある。

企業が丸抱えでスポーツしかしない社員を雇用し続けることは少なくなってきているようです。

2-5 長く続けることがリスクになる環境

このように、スポーツに打ち込めば打ち込むほど、長く続ければ続けるほど、それが引退後のセカンドキャリアの大きなリスクになるような現在の仕組みに我々は大きな疑問を感じています。

アスリート自身の甘え、一つの競技にしか挑戦しにくい環境、勉強はしなくてもいいという風潮、練習時間の長さ、過密スケジュール、払わなければならない時間的・金銭的犠牲。
様々な問題が複雑に絡み合っていることは確かです。

しかし、スポーツの力、アスリートの能力をより引き出し、ビジネスの世界へ導くことができれば、スポーツ×ビジネスの環境がより良くなるのではないかと私たちは考えています。

引退と同時に、職の基盤・支援の基盤を同時に失う可能性のあるアスリートに、引退後のリスクを軽減する新たな環境=セーフティネットを整備することが必要だと考えているのです。

これが私たちのもう一つのミッション”より良いスポーツ環境の醸成”なのです。


実現したい社会

私たちは、日本営業大学の運営を通じて、このような社会を実現していきたいと考えています。

■中小企業で活躍するアスリートが増え、企業が活性化することにより、日本経済がより良くなる。
■アスリート出身起業家が増え、現役選手の選択肢が増える。
■現役選手が日本営業大学を知ることにより、引退後の不安が軽減され、最後まで競技に集中できる。
■卒業してもなお夢を追い続けることの素晴らしさや、将来への可能性を信じ、競技を続ける選手が増える。
■アスリートの「価値」が高まり、スポーツ人口が増える。
■生活に苦しんだ挙句、道を踏み外してしまうアスリートをなくす。


私たちが定義する「アスリート」とは?入学資格は?

高校まで、あるいは大学・社会人・プロまで、かつてスポーツに打ち込んだ経験がある人
戦績や競技種目、競技歴は問わず、「真剣に取り組んだ」という経験がある人のことを、私たちは「アスリート」と定義しています。

なので、入学資格は「スポーツを通じて身につけた力をビジネスの世界で活かしたいという”志”があること。」です。何度も言いますが、競技歴や年数、成績は一切問いません。

選考方法は履歴書提出と面接です。


ビジネスで役に立つアスリートの強みとは?

企業が採用したい人物像に、「体育会人材」というのがよく挙げられます。会社という組織で働くには、上下関係やチームワークが必要とされますし、仕事をする上では、明るく・元気で・体力があり・少々のストレスには強く・根性があり・礼儀正しく・コミュニケーション能力が高い、という人物像が好まれる傾向にあります。

しかしこれは企業側の都合でしかなく、これがアスリートの強みであるとは私たちは思っていません。このような通り一遍の認識では、採用されるアスリートも採用する企業も、どちらも不幸になることが多いです。

実際アスリートを採用したけれども、企業側がその強みを生かし切れていない場合が多く、私たちもいくつかの企業様からご相談を受けることがあります。やはり、アスリートと企業の双方への一貫した支援が必要とされていることをとても感じています。

私たちは、ビジネスに役立つアスリートの強みとして、

■PDCAサイクルが習慣として染みついている
■目標から逆算して考える能力が高い
■目標達成への執念が強い
■いったん受け入れる許容範囲の広さと深さ
■ゾーンに入ったときの驚くべき集中力

を感じています。

本人も認識できていない場合が多いこのアスリートとしての強みに磨きをかけ、そこにビジネスの基本をお伝えすることで、必ず優秀なビジネスパーソンになれると確信しています。


日本営業大学の学びの仕組み

入学してから受講終了するまでの期間は通常で3か月間です。3か月間を1サイクルとして年間3回の教育期間を設けています。
これは、競技によってシーズンが異なり、従って引退時期も変わるからです。また、できるだけ早くネクストキャリアの一歩を踏み出し社会に出られるようになって欲しいからです。

毎年、第一期:4月~6月、第二期:8月~10月、第三期:12月~2月を教育期間として授業を行い、各期が終了する7月・11月・3月を就職のための企業とのマッチングを行う月としています。

3か月間の教育期間中、修了認定を受けるためにアスリート受講生は、必須科目6コマと選択科目40コマの授業を受けることが必要です。選択科目は、全34科目・178コマの中から受講生自身で選択します。科目によってコマ数は異なりますので、平均的に9科目程度選択することが必要になります。

平日昼、平日夜、土日も授業が行われていますので、ご自身のスケジュールに合わせて選択することが可能です。講義時間は1コマ90分です。

必須科目とは?

特別講師による必須科目「共感力特別講座:アスリートが現実社会に出るための心構えとあり方」は受講生全員が受ける必要があります。特別講師とは、元関取や元プロ野球選手で現在は優良企業の経営者、高校野球部やラグビー部、一流アスリートなどの有名メンタルトレーナーの方などです。

絶対に他では聞くことのできない、仕事をする上で生きていく上で大切な講座を受講生全員に聞いてもらいます。

この必須科目があることで、日本営業大学の学びに深みと厚みが増し、受講生が自分自身と深く向き合うことができるようになります。つまり、社会に出る準備が整うことになるのです。

選択科目にはどんなものがあるのか?

選択科目は31人の講師による、34科目178コマの講義です。この中から自分に必要な40コマを選択するわけですが、何を学べばいいのかわからない、という受講生も多いと思います。

科目選択をしやすくするためにいくつかのコース選択例を用意しています。将来起業を目指す方には「起業家育成コース」。営業職を目指す方には、「法人営業コース」「BtoC営業コース」。まずは基本的なことを勉強したい方には「社会人基礎コース」など、現状と将来を見据えたうえで選択できるようになっています。

科目の詳細は、是非日本営業大学ホームページをご覧ください。講師の顔写真とともに講座内容などが掲載されています。

https://sea-org.jp/teacher/

選択科目は、営業スキル系8科目、ビジネススキル系14科目、理論系12科目があります。

営業系では、営業としてのマナーや考え方、マーケティングスキル、ビジネスの仕組み、話法、営業プロセスなどを学びます。
スキル系では、PC操作、新聞の読み方、コミュニケーション、マナー、プレゼンテーション、教養、思考のフレームワークなどを学びます。
理論系では、給料や残業などの仕組み、お金の話、心理学、財務・会計、経営者の実体験、モチベーションなどを学びます。

難しいのではないか・・・

日本営業大学の授業は、これまでの学校の勉強とは全く違います。また、一般のビジネススクールで教えているような高尚な理論や難しい用語を覚えるような講義でもありません。

経験豊富な講師陣が、社会に出る前、もしくは社会に出てから数年以内には身に着けておくべき最低限のマナーや考え方やコツなどの本当の実学です。

講師自身もスポーツを愛し、スポーツから多くの事を学んできた経験をしています。日本営業大学の設立理念に深く共感した講師だけが登壇しますので、アスリート受講生に寄り添い、本気で皆さんの成長を願い、自分も成長しようとします。

講師もコミュニティの一員として参加していますのでご安心ください。

受講料が高いのではないか・・・

日本営業大学の受講に必要なのは、入学金と受講料です。
入学金は3万円(学生は無料)
受講料は18万円です。

受講料の18万円は、科目受講の終了後、就職してお給料がもらえるようになってから支払いの後払い方式です。(別名出世払い方式)
毎月5,000円×12か月×3年間=18万円をお支払いいただきます。

受講生と長いお付き合いをしたい、コミュニティの中に残ってずっと交流していて欲しい、そんな願いです。


企業として参加するメリット

私たちのミッションは日本を支える企業の活力向上です。教育されたアスリート受講生の採用だけでなく、会員としてコミュニティに参加していただいた企業様には様々な特典をご提供していきたいと思います。(一部有料のメニューもございます。)

1.日本営業大学が主催する各種講演会やセミナーへの無料ご招待
2.日本営業大学の全授業にオブザーバー参加可能
3.採用コンサルティング・各種経営サポートなどの充実した支援
4.社員教育、販売斡旋、営業代行などの本業支援
5.日本営業大学のPR活動にともなう会員企業の宣伝
6.会員企業同士のビジネスマッチング
7.教育されたアスリート受講生の採用と組織活性化
8.アスリート支援という社会貢献、企業イメージ向上
9.スポーツ界の著名人との交流、セミナー参加

企業として参加する方法

会員企業には2つの区分をご用意しています。

正会員・・・・受講生の採用を検討したい企業
       年会費20万円(月払いの場合は毎月2万円)
一般会員・・・採用はしないが他のメリットを享受したい企業
       年会費10万円(月払いの場合は毎月1万円)

また、受講生を採用していただいた場合は成果報酬としてマッチングフィーをお支払いいただきます。金額は下記のどちらかを選択していただけます。

1.年収の25%(年収400万円の場合は100万円)
2.80万円

採用決定後、貴社にとってメリットのある方をお選びください。


お問い合わせや詳しい情報など

詳しい情報をたくさん書きましたが、わからない点などがありましたらいつでも私たちにコンタクトしてください。様々な方法で皆さんと繋がれるように準備をしています。

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経済界
http://net.keizaikai.co.jp/archives/business_trend/42902

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