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社会で活躍できるアスリートの2つ特徴と社会に馴染めないアスリートの2つの特徴について

日本営業大学・学長の中田です。

色々な場面でよくいただく質問にこのようなものがあります。

「どんなアスリートが社会で活躍できますか?」

「社会に馴染めないアスリートはどんな特徴がありますか?」

「どんなスポーツ出身者が社会で活躍できますか?」

本当に多いのがこの3つです。

それぞれについてお答えしますが、その前に大事な事をお伝えします。


それは、

「どんなアスリートにもONE&ONLYのストーリーがあり、ドラマがある」

ということです。

そもそも、アスリート出身者ってどんなイメージがありますか?

根性がある・礼儀正しい・粘り強い・体力がある・継続する力・休まない・健康・・・他にもたくさんあるかと思います。

しかし、彼らの本当の強みはもっとたくさんあり、一人ひとり違った特性を持っています。

ですから、アスリートを十把一絡げに

「アスリート=根性があって礼儀正しい」

という一面だけで判断することは危険です。

なぜなら、彼らは個性や性格やこれまで育ってきた環境もみんな違う、皆さんと同じ一人の人間だからです。

私は血液型はA型ですが、さほど几帳面ではありません。

東京大学を卒業したからといって、勉強はできるが賢いとは限りません。

(私は東大ではなく関西大学です、念のため)

野球選手だからといって団体行動やチームワークが苦手な人もたくさんいます。

要するに、彼らをアスリートという「型」にはめて判断することは

やめていただきたい。

皆さん同様それぞれにストーリーやドラマがある一人の人間だという前提をどうか忘れないようにしてくださいね。


その上で、社会に出て活躍できるアスリートの特徴(傾向)とは?についてお話していきたいと思います。

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社会で活躍できるアスリートの2つの特徴


○競技への未練を断ち切って、過去ではなく未来を見据えて努力できる人

現役の頃に味わった高揚感や興奮はなかなか忘れることができません。

仲間と抱き合って喜んだ瞬間や、観客からの大歓声、狙い通りのプレーができた瞬間など、最高の気持ちだったと思います。

ビジネスの世界、いわゆる日常生活ではこのような高揚感や興奮はなかなか得られません。私が大学卒業して社会人になった時に一番最初に感じたことは「ビジネスの世界では試合や大会がほとんどない」ということでした。

現役の頃の高揚感をビジネスの世界で求めると「あの頃はよかった・・・」という過去志向に陥り、今の生活に対する物足りなさばかりが目についてしまいます。

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