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Youtube動画の再生数をあげようとするよりも、先にやっておくこと
前回紹介した「ストリーミング時代の音楽マーケティング講座《Music First 2024》」の第一回目の講義を視聴しました。これがかなり「実践的」な内容だったので、ちょっと紹介したいと思います。
もちろんここで細かく書いてしまうと、(この講義は有料講義なので)いろいろと問題があると思いますので、あくまでもエッセンスだけ紹介します。ご興味ある方は是非、第二回目以降のご視聴を検討ください。
第一
生成AIに対する偏見と既得権者のエゴ
ボクが委員として参加している「文化審議会 著作権分科会」が、昨日2024年3月19日に開催された「第69回分科会」をもって「第23期」が終了しました。そして当日の分科会における最大のテーマが「AI と著作権について」だったのです。
正式な議事録が後日発表される予定ですので、今回は「発言者の氏名」や「詳細の発言内容」は伏せ、「ザックリとした内容」と、それに対するボクの「これまたザックリとした感想」
音楽ビジネスのあらゆる情報を一元管理できるシステムがドイツには存在している
ボクはここ数年にわたり、文化庁をはじめとした各省庁における「著作物の権利を一元管理し、使用された場合の印税をスムーズに分配するための仕組みづくり」に関する委員会に参加しているのですが、その実現はかなり難しく、なかなか出口が見つけられていないのが現状な気がしています。
その原因の一つが「権利が複雑である」ということがあると思うのですが、最初にそれを説明させてください。
例えば「音楽の著作物」に関
デジタルを使った音楽ビジネスに超役だちそうなセミナーがあります
かつては、楽曲をヒットさせようと思ったら「テレビドラマのタイアップを取って、そのテレビ局系の音楽出版社をサブ出版社として設定して、広く世間に曲を浸透させていく」という手法が取られましたが、テレビ神話が崩れてしまった(失礼)昨今では、もはやこの手法は得策とは言えません。
ご存知の通り最近では、デジタルをいかに有効活用するかがキーワードになってきており、もっと具体的には、優良なネット媒体(たとえばY
「ビジネスのための メタバース入門」を読みました
弁護士の関真也先生からいただいた先生の著作であるこの本を読み終えました。だいぶ以前にいただいたのにも関わらず、きちんと読み始めたのは今週頭だったのですが、もっと早く読んでおくべきだったと後悔しています。
どんな本かと言えば、「メタバースを活用した様々なビジネスを紹介すると同時に、それらの特徴や課題や問題点を非常に具体的に説明している本」と言えるでしょう。
「メタバースという言葉はよく聞くが、具
ものづくりのしごと展 ~TASKOの机から~ を見てきました
高円寺の旧小学校校舎を再利用した施設「IMAGINUS」で、23/10/7から24/03/17まで開催されている「ものづくりのしごと展 ~TASKOの机から~」を観覧してきました。
この展示会で初めて耳にした「TASCO」は、楽しくクリエイティブなモノづくりやイベントプロデュースを手がける会社のようです。彼らのウェブサイトを見ると、多様なプロジェクトやイベントが記載されており、その活動は興味深い
自費CD制作における「JASRAC使用料免除」の「裏技」♪
自分の作った楽曲をJASRACにて管理してもらうと(これを正式には「信託」と呼びます)、「自分で作った楽曲を自費制作CDに録音して販売する」場合にも「著作権印税をJASRACに支払う必要がある」という、ちょっとヘンテコなことが起きてしまいます。
しかしこれを回避する「裏技」があるのです。
この裏技を使うためには次の条件を満たす必要があります。
1.作詞・作曲を行った方が「JASRACメンバー
文化審議会著作権分科会・制作小委員会(第4回)(24/02/06開催)に参加しました。
2021年度から「文化審議会 著作権分科会」の委員を拝命しており、本日(2月6日)に当該「制作小委員会(第4回)」に参加してきました。
本日のテーマは「国境を越えた海賊版による著作権侵害に対する対応について」、登壇者とテーマはそれぞれ下記の通りです。
1)COCDの著作権侵害対応と性器流通促進への取組 (一般社団法人 コンテンツ海外流通促進機構/堺崎様)
2)出版物海賊版サイト 国内向け、海外