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自費CD制作における「JASRAC使用料免除」の「裏技」♪

自分の作った楽曲をJASRACにて管理してもらうと(これを正式には「信託」と呼びます)、「自分で作った楽曲を自費制作CDに録音して販売する」場合にも「著作権印税をJASRACに支払う必要がある」という、ちょっとヘンテコなことが起きてしまいます。

しかしこれを回避する「裏技」があるのです。

この裏技を使うためには次の条件を満たす必要があります。

1.作詞・作曲を行った方が「JASRACメンバー」である。
2.その楽曲の管理を「音楽出版社」にて「管理させていない」で、直接JASRACに録音兼を信託している。
3.CD製作はいわゆる「自費制作」「同人制作」である。
4.製造枚数は1000枚以下である。

この条件を満たす場合、著作権使用料(正確には「録音・複製」に関する使用料)は免除されるのです!

※詳しくは下記のJASRACからの告知をご覧になってください。https://www.jasrac.or.jp/contract/pdf/04.pdf

これはUGC音楽家にとってはかなり便利な情報なのですが、ほとんどの方がご存じないのでは?

それに「JASRACメンバー」になれば、自分の曲をレコード会社から発売するときに「著作権印税を値切られる」ということが防げますし、万が一「著作権トラブル」に見舞われたときに、クリエイターに代わってJASRACが訴訟などの対応をしてくれるのです。

さらに「JASRACメンバー(正式には「正会員」「準会員」)」になると、「確定申告の書類を作ってもらえる」「けやきホール(代々木上原にあるライブ会場)が無料で使える(諸条件あり)」などのメリットもあります。

以前は「JASRACメンバー」になるには「登録料」が必要でしたが、現在はなんと「無料」なのです。

まだまだUGC界隈では「アンチJASRAC」の方々もいらっしゃるようですが、「利用できるものは利用してやろう」というのが基本的なボクの考えです♪ ご興味ある方は、是非この機会にJASRACメンバーをご検討くださいませ。



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