シェア
ピスマの好奇心ブログ
2024年5月24日 23:09
こんばんは。PisMaです。今日はレビューの最終回になります。第6章「死と恐怖」。ついに根源的な恐怖、死について深掘りしていきます。皆さまは、人の死に立ち会った事はあるでしょうか。知人、親戚、家族。とくに身近な人の死というのは妙に生々しく威圧感があるものです。かくいう私も親戚が亡くなっています。少々奇怪な亡くなり方をしたもので火葬が遅れたのですが、その時の異臭…死臭というのでし
2024年5月23日 22:35
こんばんは。PisMaです。本日は本を読んでいました。読めたのは第5章「グロテスクの宴」。本章では、著者の感じる「グロテスクな描写」についてまとめられています。さまざまな動物の骨格を人間の骨格にあてはめた「動物人間」、暗く餌の少ない過酷な状況で進化した「深海魚」の外見について、などなど。今回取り上げられた著者のグロテスクを表現する例ですが、今回の例において私はどれもグロテスクに感じ
2024年5月21日 22:07
こんばんは。PisMaです。本日も本を読んでいました。今回読んだのは第4章「娯楽としての恐怖」。この章ではエンターテインメントとして昇華されるホラーや恐怖について扱っており、私が一番興味のあるテーマでした。心霊スポットには行きたくないけど、心霊スポットに行った人の話は聞きたい。呪いの降霊術はしたくないけど、降霊術にまつわる怪談は詳細を知りたい。そんな私の抱えるホラーへの欲求は、
2024年5月18日 22:29
こんばんは。PisMaです。本日も「恐怖の正体」を読みました。第3章「恐怖の真っ最中」。「恐怖の真っ最中」は、人が恐怖に直面した瞬間に起こる症状や状態についてフォーカスを当てた章です。一例として家の中にゴキブリが出現したときに起きる心情の変化や、時間の感覚の変化について紹介されています。人は恐怖に直面した際に過度に意識が過敏になり時間が経つのをゆっくり感じるのだとか。同じような症状
2024年5月17日 00:33
こんばんは。PisMaです。本日も「恐怖の正体」の続きを読んでいきます。第2章「恐怖症の人たち」。第1章にて恐怖症の人について触れましたが、今回はそれの深掘りになります。恐怖症。架空の危機感から発生する恐怖。恐怖症は多種多様で、学術用語になっているだけでも200は超えるのだとか。雨、笛、万物、毛、色。人はすべてのものに恐怖を覚えることが可能だといえますね。この書籍の著者は重度の甲
2024年5月14日 23:49
こんばんは。PisMaです。今日は本を読んでいました。中公新書出版の春日武彦「恐怖の正体」。恐怖とは何かを研究した本で、ずっと読みたいと思っており今回のレビューに選びました。私は特に恐怖に弱いので、「何故怖いのか・どういう時に怖くなるのか」を知れば何かの役に立つかなと思いました。恐怖についての本であるため刺激の強いグロテスクな表現への言及が含まれます。苦手な方はご注意下さい。それで