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台湾のおすすめ朝ごはん④ファーストフードグルメをテイクアウト【飯糰・三明治・吐司】

台湾のおすすめ朝ごはんの紹介、最後は若者がよく食べている、手軽にテイクアウトできる朝食メニューを紹介したいと思います。タイトルの【飯糰・三明治・吐司】の文字からは一体何を表しているのかイメージできないかと思いますが、実はどれも日本の朝ごはんにも登場するお馴染みのメニューばかりです。正解は【おにぎり・サンドイッチ・トースト】、どれも一見なんてことない普通の朝食メニューです。と言っても朝食文化の盛んな台湾ですから、もちろん普通では終わりません。おにぎりは日本とは全く違う形の台湾式にアレンジされたものですし、サンドイッチやトーストはパンの種類から具材まで豊富に選ぶことができます。もちろん一緒に飲む飲み物もコーヒーではなく、豆漿(豆乳)が定番です。

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こちらは早餐店、朝食メニューを提供している屋台です。台湾のおすすめ朝ごはん②モチモチ薄皮クレープ包み焼き【蛋餅】の記事でここの蛋餅をすでに紹介しましたが、住んでいる家の近くの地元感たっぷりのお気に入りの早餐店です。どこの早餐店もだいたい朝5時過ぎから11時まで営業していて、通勤通学前の朝の時間帯は朝ごはんを買いに立ち寄っていく人が絶えず、活気に満ち溢れています。

注文が入ると、左のおじさんが木の桶に入った餅米で手早く飯糰(飯丸と表記することもあります)を握り、右のおばさんが目の前の大鍋から豆漿をカップに注いでくれます。店頭にはジャムやチョコクリームやピーナッツバターを挟んだ手作りの三明治(サンドイッチ)も並びます。このシンプルな三明治がまた美味しくて、しかも一つ15元(約=45円)とコンビニよりも安いのです。

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壁にはご覧のように朝食メニューがズラリと表記されています。メニューの大きな分類としては、饅頭や包子や飯糰などの中式餐點(中華料理)、吐司類(トースト類)、蛋餅類、漢堡類(ハンバーガー)、鐵板麵(炒めた麺)、豆乳や紅茶などの飲料です。一番高いメニューでも35元(約=105円)という驚きの安さ、さすが昔ながらの早餐店です。

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お店の側には保温機があり、中に温かい饅頭や包子が並んでいるのも、昔ながらの早餐店の定番です。欲しいものを指差して注文すると、店員さんが取ってくれます。

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この日は朝ごはんに飯糰(30元=約90円)と豆漿(15元=約45円)を買いました。注文を受けてから飯糰を握り、大鍋から豆乳をカップに注いでくれるので、両方とも出来立てホカホカです。朝の時間帯は市場で買い物をした後に早餐店で朝食を買って帰る人が多く、この朝食の入ったビニール袋をぶら下げてバイクで家に帰るのが、いかにも台湾現地の生活って感じです。

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さあ、家に帰ってきて朝ごはんです。決して豆漿のカップが小さいわけではなく、この飯糰、見ての通り巨大な爆弾おにぎりです。拳よりも二回りぐらい大きく、持つとかなりずっしりしています。飯糰は「具材をご飯で包む」という点ではまさに「おにぎり」なのですが、日本のおにぎりと大きく違う点としては、まず使用する米がもち米です。朝からこんな大きなもち米のおにぎりは重そうと思いがちですが、飯糰は周りの米よりも中の具材の量が圧倒的に多いので、これが不思議とペロリと食べれちゃいます。また、飯糰の形は三角ではなく、太巻きよりも太い径の俵形だったり、細長かったり、この飯糰のようにゲンコツのような塊で握ることもあります。

そして飯糰には、これでもか!と言わんばかりの数種類の具材がたっぷり入っています。具材はお店によって少しずつ違いますが、煮卵、肉鬆、油條、菜葉の漬物、たくあんは大体入っています。肉鬆は日本で言うところのおかかみたいな、白米に定番の豚肉フレーク、お肉のでんぶです。油條は朝ごはんに豆乳と一緒に食べるイメージが強い食べ物ですが、飯糰の中にも必ず入っています。これらの具材をもち米でくるんでぎゅぎゅっと握るので、ボリューム満点です。お米のモチモチ感と油條のサクサク感、辛めの味付けの菜っ葉と甘い肉鬆など、いろんな食感や味が一度に楽しめる、まさに台湾にしかない味のおにぎりです。

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邪道な方法ですが、お皿の上に出して半分に割るとこんな感じです。本来の飯糰の食べ方は、飯糰をビニール袋から出さずに、一口二口食べてはビニール袋の上からぎゅぎゅっと握りなおす、というのが最後まで綺麗に美味しく食べる方法です。そうすることで、食べている側から中の具材がぽろぽろこぼれ落ちていくのを防ぐことができるのと、具材ともち米が調和して美味しいです。びっくりするほど具材がたっぷり入っているので、ビニール袋の上から飯糰をしっかり掴みながら食べるのがコツです。そう、この何気なく飯糰を入れてくれる透明のビニール袋の役割が地味に大きいのです…!

この飯糰はこれでも具材の量と種類は少なめの方です。もっと大きい飯糰だと、この中に味付け卵が丸々一個入っていることが多いです。これは肉鬆で隠れていますが、煮卵は1/4個入っていました。栄養満点、朝からお腹いっぱいで腹持ちも抜群です。これは台湾のお店全般に言えることですが、飯糰も作り置きはせず、必ず注文を受けてから握り始めます。ですので、いつでも出来立てホカホカを楽むことができます。また台湾は素食(ヴィーガン)の人も多いので、どこも注文時に伝えれば素食対応でも作ってくれます。苦手な具材を抜きにしてもらったり、お店によっては栄養価の高い紫色のもち米に変更することもできます。白色と紫色の飯糰があるのは、もち米の色の種類の違いです。

飯糰を移動販売している早餐店の屋台も色んな場所にありますので、ぜひ街中を歩きながら探してみるのがオススメです。飯糰はお店によって形も具材も握り方も違うので、是非色んな飯糰を食べて、自分のお気に入りを見つけてみてください。

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こちらは大学の近くのファーストフードの早餐店での朝ごはんです。朝の授業前にテイクアウトしたり、登校前に軽めの朝食をサクッと食べるのに便利でよく利用していました。この日は三明治(サンドイッチ)と無糖溫豆漿(無糖の温かい豆乳)を注文しました。サンドイッチのパンの種類は数種類の中から選び、中の具材の種類も豊富で、サブウェイに近いイメージです。この日は一番シンプルな野菜とチーズと卵焼きのサンドにしました。中の卵焼きは注文してから焼いてくれるので、出来立てです。

台湾に住んでいて感動したのは、どこのファーストフード店も作り置きではなく、必ず注文を受けてから作るので、注文時に「〇〇を抜きで、ソースなしで、無糖で、素食に変更で」などと自由にカスタマイズを伝えることもできますし、店員さんも慣れているので嫌な顔せず対応してくれます。そして、もちろん出来立てで食材もフレッシュです。台湾のファーストフード店のクオリティーは世界の中でもトップクラスの美味しさだと思います。早くて安くて美味しくて健康的、だなんて良い事づくしです。味も昔ながらの早餐店に負けていません。ちなみにこの三明治は35元(=約105円)、大きなカップに注がれた豆漿は20元(=約60円)、本当に安いです。

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こちらは台湾在住の方なら一度は利用したことのあるはずの、有名なコーヒーのチェーン店LOUISA COFFEEです。台湾ではスタバよりも目にすることが多いのではないでしょうか。こだわりのコーヒーの種類が豊富で、そのほかのアレンジティーやフードのメニューも充実しています。値段はスタバの三分の一ぐらいで、とってもリーズナブルです。どこの店舗もWi-Fiと電源が揃っているので、パソコン作業にも便利です。いつも店内は勉強している大学生や、打ち合わせをしている社会人が多いイメージです。私も大学の授業後に宿題をしたり、ゆっくり勉強するためによく通って利用しました。

いつでも注文できるサンドの種類が豊富で、朝ごはんの利用にもオススメです。どれも注文してから作ってくれます。ライスバーガー、ハンバーガー、ベーグルサンド、トーストサンド、ラップサンドなど、チェーン店のコーヒーショップとは思えない充実の種類です。特にライスバーガーはモスバーガーを思い出させる美味しさで、一番のオススメです。

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こちらは台湾の絶品グルメ ② 朝食編−2 【Second Floor Cafe (セカンドフロアカフェ)二楼餐庁 微風台北車站店】の記事でも紹介した、家族や友達とゆっくりブランチをするのにおすすめの【Second Floor Cafe】です。私はいつも台北から台中まで新幹線で移動する前に、台北駅直結の店舗でゆっくりブランチするのがすっかり定番になっています。ボリューム満点で写真映えもバッチリなワンプレートブランチが人気です。この日はお店のおすすめメニューの一つ、エッグベネディクト、海鮮とジャガイモのBBQ炒め、フレンチトースト、サラダのワンプレートを食べました。

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エッグベネディクトをナイフで割ると中の黄身がとろりと流れ出し、下の海鮮とジャガイモのBBQ炒めに絡ませて食べると最高です。メニューには素食に変更可能と表記がありました。卵液のよく染み込んだフレンチトーストには、さらにメープルシロップをかけて食べます。こういういかにもアメリカンな朝ごはんメニューも台湾は充実しています。台湾人は朝ごはんをしっかり食べるので、ワンプレートモーニングはフルコースに盛り付けられていて、かなりボリューム満点です。

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ブランチメニューには、2種類の選べるドリンクがセットで付いてきます。フレッシュフルーツジュースとミルクティーにしました。コーヒーや紅茶はおかわり自由なので、お友達とゆっくりおしゃべりしながらブランチするのにぴったりです。またブランチメニューは一日中食べられるので、ランチやディナーにも利用できます。パスタやリゾットやピザなどのランチメニューもすごく美味しそうでした。また台北駅から新幹線に乗る時には利用したいと思います…!

以上が、台湾のおすすめ朝ごはんの紹介でした。昔ながらのメニューから今時のファーストフードまで、幅広いジャンルで充実している台湾の朝食文化、まだまだ私も食べ切れていないほど種類豊富です。ぜひ台湾に来た時は、毎朝の早餐店巡りも楽しんでみてください。

Second Floor Cafe (セカンドフロアカフェ)二楼餐庁 微風台北車站店

ジャンル:朝食・ブランチ専門店
エリア:台北市中正區
住所:台北市中正區北平西路3號(台北車站2樓)
電話:(+886) 2-2361-0861
営業時間:10:00-22:00
定休日:なし
交通アクセス:台北駅直結・微風台北車站2階
公式サイト:https://www.secondfloorcafe.com/

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