『元気がなくっても作りたくなるレシピ』はやさしくたのしく元気になります #創作大賞感想
毎日作るご飯は、気持ちや時間のやりくりで手間暇かけて気合をいれてつくりたいときと、そうでないときってありますよね。
気合があるときはこんなの。
おうちにあるもので気軽にさらっと簡単につくりたい。『元気がなくっても作りたくなるレシピ』が笠原なつみさんのnoteにたくさんあります。
にんじんを皮付きのまま切って、オリーブオイルとクミンシードを温めてにんじんを投入、塩を加えてできあがり。10分もかからない。
赤い色は元気になるし、見た感じもやさしい。クミンシードのスパイシーな香りとほんのりした苦みがにんじん本来の甘さを引き立てます。
ただ炒めただけなのに、こんなにやさしく美味しいなんて。
スパイスの選び方がキレキレ。クミンシードは身体にもやさしく消化促進や抗菌作用があり、疲労回復や気分の安定にも良いとされています。
『元気がなくっても作りたくなるレシピ』で元気になれちゃう。
わたしは氷水につけちゃって、ザルにあげてキッチンペーパーに包んで
冷蔵庫に入れて食べる直前に作りました。
ボウルにツナとマヨネーズと柚子胡椒を混ぜ合わせ、そこにパリッと調教されたレタス(村上春樹さんの紀伊国屋ではないけど)
ベタっとなりがちのツナマヨだけど、こうしたやさしい混ぜ方だとふわっと、レタスも元気になります。元気なレタスにピリッとした柚子胡椒。すっと背筋が伸びるような潔さがあります。
元気がなくってもやさしさはきちんとある。
これはおもしろい。スーパーで買ったトレーに入ったままの豚こまをそのまま調味料を入れて作っちゃう。ふふふ。やってみたい。背徳感があります。
フライパンでお肉を炒め、にんじん、ピーマン、もやしの順に加えて強火で炒めます。
これはつくっているときも、楽しい。トレーの中で混ぜちゃう背徳感。やってやったぜ、といういたずらしちゃったような楽しさ。うまい、やすい、はやい、たのしい。
『元気がなくても作りたくなるレシピ』は元気になるし、やさしいし、たのしい。
ごちそうさまでした。